Microsoft ExcelのDISC関数の使い方を初心者向けにわかりやすく解説
Microsoft ExcelのDISC関数とは?
Microsoft ExcelにおけるDISC関数は、財務関数のひとつで、証券に対する割引率(ディスカウントレート)を求めるために使用します。債券や手形などの金融商品を評価する際に役立つ関数です。
DISC関数の書式は以下のとおりです。
=DISC(settlement, maturity, pr, redemption, [basis])
DISC関数の引数(構文)の説明
DISC関数で指定できる引数は次の5つです。
- 受渡日(Settlement):証券の受渡日。発行日以降に証券が買い手へ引き渡される日付を指します。(必須)
- 満期日(Maturity):証券が満期を迎える日付。(必須)
- 額面価額(Pr):額面100ドルあたりの証券の購入価格。(必須)
- 償還価額(Redemption):額面100ドルあたりの証券の償還価額。(必須)
- 基準(Basis):日数計算に使用する基準の種類。(省略可能)
DISC関数が#VALUE!エラーを返す原因
受渡日または満期日がシリアル値(日付として有効な数値)として認識されない場合、DISC関数は#VALUE!エラーを返します。日付が正しい形式で入力されているかどうかを確認しましょう。
DISC関数の基本的な使い方
DISC関数は難しく見えますが、書式さえ理解すれば簡単に使えます。ここでは、ExcelでDISC関数を使用する手順を紹介します。
- Excelを起動します。
- 新しい表を作成するか、既存の表を使用します。
- 結果を表示したいセルにDISC関数の数式を入力します。
- Enterキーを押して結果を確認します。
まず、Microsoft Excelを起動し、必要なデータを入力した表を用意します。

結果を表示したいセルに、=DISC(B2, B3, B4, B5) と入力します。
- B2:受渡日(発行日以降に証券が買い手へ引き渡される日付)
- B3:満期日(証券が満期を迎える日付)
- B4:額面100ドルあたりの証券価格
- B5:額面100ドルあたりの償還価額

Enterキーを押すと、計算された割引率がセルに表示されます。
方法1:「関数の挿入」ダイアログボックスから入力する
数式を直接入力しなくても、ダイアログボックスを使って関数を挿入できます。
ワークシートの左上にある fx ボタンをクリックすると、「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。

「関数のカテゴリーを選択」セクションで一覧から「財務」を選びます。
続いて「関数名を選択」セクションの一覧から「DISC」を選択し、「OK」をクリックします。

「関数の引数」ダイアログボックスが開くので、各項目に対応するセル参照を入力します。
- 受渡日:B2 を入力
- 満期日:B3 を入力
- 額面価額:B4 を入力
- 償還価額:B5 を入力
入力が完了したら「OK」をクリックします。

方法2:リボンの「数式」タブから選択する
もうひとつの方法は、リボンの「数式」タブをクリックし、「関数ライブラリ」グループの「財務」ボタンを選択する方法です。
ドロップダウンメニューから「DISC」をクリックすると、「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、同様に各引数を設定してください。
まとめ
DISC関数を使えば、証券の割引率を簡単に計算できます。数式の直接入力だけでなく、「関数の挿入」や「数式」タブからの操作にも対応しているので、状況に応じて使い分けると便利です。このチュートリアルが、ExcelのDISC関数を理解する助けになれば幸いです。
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