Gmail受信トレイを自動化して整理整頓!今日から使える5つの管理テクニック
現代社会において、メールなしで仕事や日々の用事をこなすのはほぼ不可能です。実際、多くの人が2〜3個のメールアドレスを使い分けており、適切なメール管理術を持っていないと、受信トレイはあっという間に手に負えない状態になってしまいます。
「またメール管理の記事?」と思った方もいるかもしれません。確かにGmailのフィルタ活用法や複数アカウントの管理、新機能の紹介など、関連記事は数多く存在します。しかし残念なことに、どんなに努力しても、便利なプラグインや工夫を凝らしたフォルダを作っても、受信トレイは結局また散らかってしまう――これが多くの人が抱える共通の悩みです。
その理由はシンプルです。どれだけ受信トレイを整理しようとしても、それを手動作業に頼っている限り、「時間を見つけて整理する」という習慣そのものが続かないからです。
そこで重要になるのが、Gmail内外の優れたツールを使って受信トレイの整理を完全に自動化すること。この記事では、今すぐ実践できる5つの方法を紹介し、大事なメールを雑多なメールの山から探し出す苦労から解放されるお手伝いをします。
Gmail受信トレイを管理するための5つのヒント
せっかく作ったフォルダ整理が1ヶ月後には意味をなさなくなる――そんな無駄骨を折る必要はありません。Gmailの素晴らしいところは、面倒な仕分け作業をGmail自身に任せられる自動化機能が豊富に用意されている点です。
1. フィルタ&ラベルで整理を自動化する
まず基本となるのが、フィルタとラベルの組み合わせです。一度設定して終わりにせず、既存のラベルが付いていない新しいメールを受信するたびにフィルタを追加していくことが重要です。
少し立ち戻って考えてみましょう。あなたの受信トレイは、迷惑メールの寄せ集め、何年も前に作った古いラベル、そしてその間に散らばった重要メールのカオス状態になっていませんか?受信トレイのメール数が1万件を超えている人も珍しくありません。

まず、ラベルの付いていないメールを目にしたら、そのメールをどう扱いたいのかを考えます。迅速な返信が必要なクライアントからのメールか?それとも、後で時間があるときに読みたいGoogleアラートの通知か?メールごとに適切なラベル名を作成しましょう。

ラベルを作成したら、そのメールを開き、右上のプルダウンメニューから「このようなメッセージをフィルタ」を選択します。これにより、次回同じ差出人からメールが届いた際に自動的に識別するルールが作成されます(通常は差出人のメールアドレスが基準になります)。

さらに条件を絞り込むことも可能です。「件名に特定のキーワードを含むメールのみ」「本文に特定の文字列を含むメールのみ」にラベルを適用するといった詳細設定ができます。

各フィルタには、受信メールをどう自動処理するかを指示します。例えば、重要なクライアントからのメールなら専用のラベルを自動付与するよう設定すれば、受信トレイがどれだけ散らかっていても、左側のラベルをクリックするだけで該当メールだけを一覧表示できます。重要なメールが迷惑メールの山に埋もれる心配はもうありません。

さらに「常に重要マークを付ける」にチェックを入れれば黄色いフラグが表示され、優先度がひと目でわかります。また「同様のフィルタも適用」のオプションにチェックを入れることで、受信トレイに溜まっている数百件の既存メールもワンクリックで即座に整理されます。

長年迷惑メールを受け取っていて配信解除し忘れている場合、受信トレイには不要なメールが何百、何千と溜まっている可能性があります。そんなメールを見つけたら、新しいフィルタを作る代わりに検索ボタンを押してみましょう。

その差出人からの全メールが一覧表示されるので、すべて選択して一括削除できます。膨れ上がった受信トレイが目に見えて縮んでいくのを体験してください。
2. 情報系メールを受信トレイに入れない
受信トレイを静かに圧迫しがちなのが、登録済みサービスからの通知やステータス更新メールです。Googleアラートの検索結果通知、Google AnalyticsやGoogle AdSenseの週次レポートなどが典型例でしょう。毎回開いて読む必要はないけれど、情報としては保管しておきたいものです。
こうしたメールを受信トレイから締め出すには、フィルタを作成して「受信トレイをスキップ」を選択し、あわせてラベルを適用します。そうすれば、後で時間ができたときにすぐ目的のメールを見つけられます。

ここまでの作業で、受信トレイはかなり管理しやすい状態になっているはずです。運が良ければ未読ゼロまで到達できるかもしれません。しかし、自動化の旅はまだ続きます。
3. 添付ファイルを自動でファイリングする
定期的にレポートやデータファイルを受け取る立場なら、Attachments.meのようなサービスが強力な味方になります。部下や取引先から送られてくるレポートは、件名が決まっていることが多いものです(相手側も自動化していることが多いからです)。この種のサービスをGmailアカウントと連携すれば、添付ファイルをDropbox、Box、Google Drive、SkyDrive(現OneDrive)などのクラウドストレージへ自動的に保存できます。

サービスに登録すると、添付ファイル付きのメールを開いた際に画面右側にパネルが表示され、「クラウドに送信」をクリックするだけで、PCにダウンロードすることなくオンラインストレージへ直接ファイルを送れます。

さらに時短したいなら、プロセス自体を自動化しましょう。Gmail画面上部のクリップアイコンをクリックし、「自動ファイリングルール」を選択します。

ここでもGmailフィルタと同じ要領でルールを作成できます。例えば、毎週AdSenseレポートを受け取るなら、Dropboxに「Adsense_Files」というフォルダを作り、Adsenseからのメールで特定の件名を持つものを対象にルールを設定します。

以降、条件に合致するメールが届くたびに、添付ファイルが自動的にクラウドストレージへアップロードされます。何もする必要はなく、オンラインストレージのフォルダを開けば、常に最新のファイルが揃っている状態を保てます。
これはつまり、Gmailアカウントが情報を受け取り、仕分けまで行う自動アシスタントに変わるということ。給与や福利厚生の心配も不要な、まさに個人秘書のような存在です。
4. 受信メールをタスクとして管理する
Gmailのフィルタで自動的にGoogleタスクを作成できれば理想的ですが、残念ながらその機能はまだ実装されていません。ただし、特定の受信メールを「後で対応が必要なタスク」として仕分けておくことは可能です。
例えば、読者からの問い合わせフォーム経由のメールに、時間があるときに返信したいケース。受信時にすぐ返信できないことも多いですが、後で忘れずに対応したいはずです。

その場合は、冒頭で紹介した方法でフィルタを作成し、新しいラベルを割り当てます。さらに「TASKS_TO_ADD」といったマスターラベルの下にネスト(入れ子)構造で配置しておくと便利です。

こうすることで、アクションが必要なメールが自動的にナビゲーションバーのそのラベル配下へファイリングされていきます。

毎日あるいは好きなタイミングでそのフォルダを開き、対応が必要だと判断したメールに対して、画面上部の「その他」プルダウンメニューから「タスクに追加」を選択します。

すると、そのメールが自動的にGoogleタスクへ「タスク」として登録されます。

さらに、該当メールを自動アーカイブして受信トレイから取り除いておけば、受信トレイは散らからず、かつ毎日の「やるべきこと」確認の習慣によって対応漏れも防げます。

5. 定型返信で単純作業を自動化する
最後のヒントは、定型文(Canned Responses)による自動返信の活用です。
例えば、問い合わせフォームからのメールを受信するたびに自動で定型返信を送りたい場合、まずフィルタを作成し、「定型文を送信」を選択します。

もちろん事前に定型文を作成しておく必要があります。作成手順は関連の解説記事を参考にしてください。
ここまで紹介した自動化をすべて設定すれば、受信トレイを手動でせっせと管理する必要はほぼなくなります。毎日の貴重な時間を奪う単純作業を自動化することほど、受信トレイの主導権を取り戻す効果的な方法はありません。
あなたのお気に入りのGmail自動化テクニックがあれば、ぜひコメント欄で共有してください。
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