あなたが無意識に犯しているかもしれないメールの5つの罪――1週間の贖罪で償う方法
ダンテは間違っていた。地獄には十の圏があり、その最深部は、最も重いメールの罪を犯した者たちのために用意されているのだ。メールは今後も私たちの生活からなくなることはない。しかし一部の「罪人」たちは、他のすべての人にとってメールをどんどん使いづらいものにしている。今回は、人々がメールを乱用し、周囲の仕事環境を台無しにしてしまう、最も許しがたい行為をいくつか見ていこう。
とはいえ、心配は無用だ。たとえあなたが罪人であっても、永遠の苦しみが待っているわけではない。1週間の贖罪期間を設けて、自分の過ちを正し、メールの罪を悔い改めれば、すべては許される。
さあ、続きを読んで、あなたが「メールの聖人」なのか「罪人」なのか確かめてほしい。
罪その1:多くの人にメールを送りすぎる
メールの送信は驚くほどコストが低い。たった5分で書いたメールを、数千人、さらには数十万人に送ることさえ可能だ。一方で、受信側のコストは非常に高い。読むのに2分、削除するだけでも30秒かかるとすれば、一通のメールが浪費する「人数×時間」の総量は膨大になる。これは生産的な時間の大きな損失だ。多層的なコミュニケーション体制を整えるなどの対策を講じても、結局どこかの時点で向き合わなければならない。
あまりに多くの組織では、全員(とその飼い犬までも)がすべてのメールにCCされるという慣習が横行している。すべての人がすべてのメールを受け取る必要はない。もしあなたがそのような方針を作っている側の人間であるか、必要もないのに習慣で全員をCCに入れているなら、あなたはメールの罪人だ。
幸い、贖罪は簡単だ。1週間、絶対に受け取る必要のある人にだけメールを送ること。迷ったら送らない。きっと、業務への影響が思ったより少ないことに驚くだろう。
さらに嬉しい副作用もある。送るメールが多いほど受信するメールも増える傾向があるため、自分自身がメール過多に悩んでいる場合にも、この方法は効果てきめんだ。
罪その2:「全員に返信」を使いすぎる
メールは、手紙とまったく同じように使われたときに最も輝く。ある人が別の人に一通のメッセージを送り、返事を待つ。また、一人から多数の人へ一斉送信する場合(ただし全員が受け取る必要がある場合に限る)にも機能する。スレッド表示のような優れた機能があっても、メールはそもそも複数のメッセージが飛び交う状況に対応できるようには設計されていない。
この問題が顕在化するのがグループメールだ。筆者個人としては、20世紀最悪の技術的発展として、核兵器より少し上位にランク付けしたい。15〜20人が返信するメールスレッドは、注意しないとあっという間に手に負えなくなる。そして忘れてはならないのは、送信されるメッセージ一つひとつが、どこかの誰かにとって新たな通知だということだ。
最初のメッセージが組織の全員に関係していたとしても、その返信が全員に関係する可能性は低い。上司が全スタッフに質問を投げかけたとき、同僚たちは本当にあなたの答えを見る必要があるだろうか?「全員に返信」ボタンの乱用は、犯しうる最大のメールの罪の一つだ。
ここでも贖罪はシンプルだ。1週間、「返信」ボタンしか使わないこと。複数の人が回答を見る必要がある場合は、手動でCCに加える。「全員に返信」ボタンは、抗うべき悪魔の誘惑なのだ。
罪その3:必要のないときにメールを送る
メールが相手に連絡する最良の手段であることもあれば、そうでないこともある。残念ながら、メールは何も考えずに使われる「デフォルトの連絡手段」となりがちだ。必要のない場面でメールを送ることも、メール地獄へ真っ逆さまに落ちる行為の一つだ。
時には、物事を成し遂げるより良い方法がある。トニーが同じ部屋の向かいに座っているなら、記録を残す必要がない限り、歩いて行って直接話せばいい。同様に、何度もやり取りが必要になりそうな案件なら、対面や電話での打ち合わせの方がはるかに効率的だ。30分の電話一本で、1週間に及ぶメールの往復を代替できることもある。ただし、会議が時間を吸い込むブラックホールにならないよう注意しよう。
この罪の贖罪は、1週間、あらゆる手段を尽くしてメールを送らないことだ。席に歩み寄ったときにトニーがいなければ、手書きのメモを残す。ボブが何かを企画したいと言えば、電話をかけてその場で話をまとめる。「メールを送る」から「他に選択肢がない場合のみメールを送る」へとデフォルトを変えると、仕事の進め方がどう変わるか、ぜひ試してみてほしい。みんなの受信箱が感謝するはずだ。
罪その4:長すぎるメールを送る
短いメールを多くの人に送ることが罪であるように、長大なメールをたった一人に送ることもまた罪になりうる。伝えたい内容に2000語ものメールが必要なら、おそらく間違ったコミュニケーションツールを選んでいる。メールが長くなるほど、相手が読むのに時間がかかり、返信にも大きな労力を強いることになる。長いメールは、本当に苦痛だ。
実は、すべてのメールを5文以内に収めることを誓う「ファイブ・センテンス運動」が世界中で広がっている。彼らの主張はこうだ——それほど簡潔にメッセージを伝えられないなら、やり方が間違っている、と。もしトルストイばりの長編小説のようなメールを書いてしまっているなら、贖罪として1週間この運動に加わろう。どんなに必要に思えるメールでも、5文——できれば短い文——を超えてはならない。これは身につける価値のある良い習慣であり、あなたの生産性も確実に向上させるはずだ。
罪その5:すべてのメッセージに即レスする
これこそ、筆者が最も深く犯してしまった罪であり、乗り越えるまでに時間がかかった。メールを受け取ると、すぐに返信したくなるのが自然な衝動だ。しかし問題は、それが不必要で反射的なやり取りに引きずり込むだけでなく、「この人はいつでも即座に返信してくれる」という期待を周囲に植え付けてしまうことにある。すべてのメールに即レスすること自体は小さな罪だが、その逆——全員に即レスを求めること——は、より重い罪となる。
すべてに素早く返信していると、土曜日の午前4時にメールの返信を要求してくる上司という怪物を餌付けすることになる。そのような上司に迎合してはならない。この罪の贖罪として、1週間、返信まで少なくとも1時間は待ち、勤務時間内にのみ返信すること。どうしても緊急の対応が必要なケースは、別のコミュニケーション手段を使おう。
平和をもって旅立て
好きであれ嫌いであれ、メールは今後も私たちのもとにあり続ける。だからこそ、全員にとっての体験を少しでも良くする工夫が必要だ。ひどいメールの罪人だと自覚したなら、過ちを悔い改め、これらのシンプルな解決策を実行に移そう。きっと周囲から感謝されるだろう。逆に、あなたが「メールの聖人」であるなら、心当たりの罪人たちにこの記事を転送して、良き教えを広めてほしい。
世の中にはまだまだ数え切れないほどのメールの罪が潜んでいる。筆者が見落とした罪は何だろうか?そして、あなたならどんな贖罪を提案する?
-
Instagramのグループに勝手に追加されないようにする方法【プライバシー設定の変更手順】
Instagramは、現在最も利用されているSNSアプリの一つです。画像の共有はもちろん、IGTV機能を使えば短い動画から長い動画まで投稿でき、友人や家族とのつながりを保つのに役立ちます。しかし、ときどき「○○さんがあなたをグループに追加しました」といった通知が突然届くことはありませんか?これは、そのユーザー名の持ち主があなたをグループチャットに追加したことを意味します。友人や家族であれば気にならないかもしれませんが、見知らぬユーザーに追加されると不快に感じることもあるでしょう。実は、Instagramではデフォルト設定のままでは誰でもあなたをグループに追加できる状態になっています。そのため、
-
Slackで自分宛てにメモを送信する方法|個人メモの活用術と削除・リマインダー設定まで解説
日中のタスクについて、後で確認するための手軽なリマインダーを作りたいと思ったことはありませんか?スーパーで買うものを忘れたくないときや、家に帰ってから済ませたい用事があるときなど、うっかり忘れてしまいそうな場面は多々あります。こうした場合、多くの人はメモアプリを使いますが、世の中には数え切れないほどのメモアプリが存在します。しかし、オフィス向けインスタントメッセンジャーとしておなじみのSlackも、その選択肢のひとつに加えることができるのです。 さらにSlackには、個人的な用途にもワークスペース固有の用途にも対応したメモ環境があります。Slackは本来メモアプリではありませんし、専用のメモ機