Outlookの受信トレイを条件付き書式で自動色分けする方法
届くメールすべてが、集中力を削ぐ原因になりかねません。ルールや優先度フラグ、色分類項目を組み合わせれば、メール管理はぐっと楽になります。こうした自動化されたワークフローを取り入れることで、Outlookの受信トレイをすっきり保ち、頭の中も整理された状態を維持できるようになります。
さらに生産性を高めたいなら、「条件付き書式」による受信トレイの自動整形がおすすめです。メールが受信トレイに届いた瞬間に、自動的に分類・フィルタリングされます。この記事はすべてのOutlookユーザー向けですが、特にIMAPメールアカウントを使用している方には役立つはずです。IMAPアカウントでは、POP3ユーザーが自由に使える色分類項目を十分に活用できないためです。
条件付き受信トレイ書式とは?
条件付き受信トレイ書式とは、メールが受信トレイに届いた時点で自動的に色付けする機能のことです。あらかじめ指定した条件に応じて、それぞれ異なる色、フォント、スタイルを各メッセージに割り当てられます。条件が一致すると該当する書式が適用され、メールがひと目で際立つため、日々の作業の流れもスムーズになります。
それでは、受信トレイを動かし始めるための具体的な例をいくつか紹介します。
条件付き受信トレイ書式の設定手順
条件付き書式ルールの設定はとても簡単で、日々のワークフローに大きな変化をもたらします。
[表示]タブを開き、[現在のビュー]グループにある[ビューの設定]を選択します。「詳細な表示設定」パネルが開くので、[条件付き書式]をクリックしましょう。既定の条件付き書式オプションの一覧が表示され、その一部はすでに使用中の場合もあります。
[追加]を押して、最初のルールに名前を付けます。ここでは例として、学校からのニュースレターを見逃さないようにしたいので、「学校ニュースレター」という名前にします。次に[フォント]を選択します。Windowsにインストールされているフォントであれば何でも使用できますが、受信トレイの作業効率を保つことが目的なので、目を引いて気が散るようなフォントよりも、落ち着いた実用的なものをおすすめします。
フォントを選んだら、色を選び、フォントサイズを「大」に上げます(このシステムでは通常のポイント数指定ができず、サイズ段階のみ選べる仕組みになっています。これは、極端に大きなサイズを選んで受信トレイの表示が崩れるのを防ぐためと考えられます)。準備ができたら[OK]をクリックします。
続いて[条件]を選択します。この例では[差出人]ボックスに1つのアドレスだけを追加します。特定のアドレスがわかっている場合は、該当する欄に入力してください。複数のアドレスや長いリストを追加する場合は、[差出人]ボタンを押すとOutlookのアドレス帳が開きます。必要なアドレスを追加し終えたら[OK]を押して受信トレイに戻りましょう。ルールは、次に受信するメールから適用されます。
色分類項目を活用してルールを特化させる
受信メールへの条件付き書式の作成方法がわかったところで、ルールをさらに特化させていきましょう。[条件]パネルには[メッセージ]、[その他のオプション]、[詳細設定]の3つのタブがあります。それぞれのタブを活用することで、受信トレイをさらに効率化できます。
メッセージ
[メッセージ]タブでは、届いたメール内の特定の単語を検索する条件を作成できます。受信トレイに繰り返し届くキーワードやフレーズを抽出し、重要なものであればフィルタを適用しましょう。
また、時間によるフィルタも利用できます。受信日時、送信日時、作成日時、変更日時、受信トレイに到着したタイミングなどをもとに、「指定なし」「昨日」「過去7日間」「先週」といった条件で書式を適用することが可能です。
その他のオプション
[その他のオプション]タブには、色分類項目のほかに、未読/既読の状態、添付ファイルの有無、重要度のレベル、ユーザーが個別に付けたフラグなどに基づいてアイテムを一致させるオプションが用意されています。
色分類項目によるフィルタは、すでに作成済みの分類項目と同じものが使えます。既存の色分類ルールを土台として構築できるため、色分けの自動化がさらに容易になります。
詳細設定
[詳細設定]タブでは、より専門的な条件付き書式の基準を作成し、受信トレイに適用できます。[フィールド]ボタンをクリックすると、膨大な候補リストにアクセスでき、そこから複数の条件を選んで「フィルタツリー」を構築できます。
選択肢は非常に多くありますが、その数に圧倒されず、ぜひ自分専用のリスト作りに挑戦してみてください。時間をかけて各リストを確認すれば、実際には自分の受信トレイに関係のないオプションが多いことに気づくはずです。結果として、検索範囲は自然と絞り込まれていきます。
これであなたも条件付き書式の達人
ここまでの手順で、メールを特定のフォルダに振り分けているかどうかに関係なく、受信トレイにさまざまな条件付き書式ルールを設定できるようになったはずです。特定のフォルダに振り分けられたメールにも書式が引き継がれるため、色の適用方法にバリエーションを持たせられます。たとえば、特定の名前をハイライトする代わりに、特定のテーマやキーワードで色分けしてみるのもよいでしょう。
条件付き書式は驚くほど簡単に設定でき、一度運用を始めてしまえば、受信トレイだけでなく、デジタルの雑多な情報から頭の中まですっきり保てるようになるはずです。
あなたは条件付き受信トレイ書式を活用していますか?読者の皆さんへのおすすめのコツやテクニックがあれば、ぜひコメント欄でお知らせください!
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