AppleのiCloudプライベートリレーが機能しない?見落としがちな設定と直し方を解説
Appleの「iCloudプライベートリレー(iCloud Private Relay)」がモバイルキャリアによってブロックされている――そんな報道を目にした方も多いのではないでしょうか。
実際、一部の欧州の通信キャリアはこの機能に反対する公開書簡を出しています。しかし、書簡が出されたからといって、実際にブロックされているとは限りません。
多くの場合、本当の原因はiOSの設定メニューの奥深くにある項目がオフになっていることです。本来ならオンになっているべき設定です。この記事では、その設定の場所をご紹介し、プライベートブラウジング機能を意図どおりに動作させる方法を解説します。
iCloudプライベートリレーが機能しないときの確認ポイントと修正手順
まず、iPhoneまたはiPadを用意してください。また、iCloud+への加入も必須です。未加入の場合は、プライベートリレーを有効にできませんのでご注意ください。
モバイル回線側の設定を確認する
- 「設定」アプリを開きます。
- 「モバイル通信」をタップします。
- 回線が複数ある場合は使用中のメイン回線をタップし、「モバイルデータ通信オプション」を選択します。
- 「IPアドレスの追跡を制限(Limit IP Address Tracking)」の横にあるトグルをタップして、緑色(オン)にします。
Wi-Fi側も同じように設定する
- 「Wi-Fi」をタップし、現在接続中のネットワーク名の横にある青い「i」マークをタップします。
- 「IPアドレスの追跡を制限」のトグルがオンになっていることを確認します。
プライベートリレーを再度有効化する
最後に、「設定」→「Apple ID」→「iCloud」と進み、「プライベートリレー(ベータ)」をオンに戻します。エラーメッセージが表示されずに有効化されれば成功です。
これで、モバイル回線とWi-Fiの両方でiCloudプライベートリレーが有効になります。自宅以外のWi-Fiネットワークを使う機会が多い方は、接続するネットワークごとに同じ確認を行っておきましょう。
この手順を試してもプライベートリレーがオフのままになる場合は、利用中のキャリアや端末のOSバージョンを確認してみてください。キャリア側の制限が影響している可能性もあります。
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