Gmailでメール送信を予約する4つの方法【便利ツール&裏技まとめ】
返信や新規メールを書く時間はあるのに、今すぐには送りたくない——そんな経験はありませんか?理由はさまざまです。例えば、友人や同僚の誕生日を忘れずにお祝いしたい場合などが挙げられます。
深夜に目が覚めて上司への完璧なメールを書き上げたものの、午前2時30分のタイムスタンプ付きで送信されるのは避けたい。あるいは、時差のある地域の同僚にメールを送る際、相手が起きて活動している時間帯に届くようにしたい。そんなケースもあるでしょう。
どんな理由であれ、メールの送信予約機能があると非常に便利です。ブログ記事やSNS投稿を日時指定で公開するのと同じ仕組みで、メール本文を作成し、必要な添付ファイルやリンクを追加して下書きとして保存しておけば、設定した時間に自動的に送信されます。
Gmailユーザーにとって朗報なのは、これを実現できるツールが複数存在することです。Googleアカウントと連携して使うアプリやサービスもあれば、設定を工夫した「裏技」的な方法もあります。
1. Boomerang(ブーメラン)
Gmailでメール送信を予約する最も一般的な方法といえば、Boomerangというツールです。このアプリは、送信したメールを後から自分宛てに「跳ね返す」機能に加えて、まさにメールのスケジュール送信のために設計されています。
Boomerang拡張機能をインストールすれば、あとは手順に従うだけで簡単にメールの予約送信が可能です。Chromeでの動作が最適ですが、Firefox、Opera、Safari、Edge向けのバージョンも用意されています。さらに、iPhoneとAndroidの両方に対応したモバイルアプリもあります。
こうしたツールを、Gmail標準のラベルやフィルタなどの整理機能と組み合わせれば、生産性を大幅に向上させることができます。
2. LabnolのGmail Scheduler
上級者であれば、自分でGoogle Apps Scriptを書いて、メッセージを自動的に後日配信させることもできます。その詳細については後ほど紹介します。
しかし、そうした知識がない、あるいは自力で作りたくない人のために、もっと簡単な解決策があります。それが、Labnolがすでに作成したGoogleスプレッドシート用のスクリプト「Gmail Scheduler」です。
BoomerangやSidekickのようなツール・拡張機能との違いは、ブラウザに依存しない点です。Googleスプレッドシート上で直接動作するため、すべてのブラウザやデバイスで利用できます。
使い方はとてもシンプルです。まず、Gmailで予約したいメールを作成し、下書きとして保存します。次に、Googleスプレッドシートでスクリプトを開き、送信日時を指定するだけ。あとはスクリプトが自動的に処理してくれます。
3. 自分でスクリプトを書く
挑戦してみたい気持ちがあるなら、メール送信予約用のGoogle Apps Scriptを自作することも可能です。前述のLabnolの既製スクリプトと同様に、Googleスプレッドシートを使って未来の日時にコンテンツを送信する仕組みです。
やり方がわかる人はぜひ試してみてください。自信のない人でも心配いりません。経験豊富なWeb開発者Amit Agarwal氏が公開している基本的なスクリプトを利用すればOKです。
この方法はGoogle Apps Scriptとスプレッドシートを使ってメールを送信するため、どのブラウザやデバイスからでも利用できる点も見逃せません。外出先でメールを予約したい場合も、セットアップ済みのスプレッドシートファイルを開くだけで完了します。
4. Gmelius
BoomerangやSidekickと同じく、GmeliusはGmailの機能を大幅に強化する拡張機能です。本来はビジネス向けのCRM・コミュニケーションツールですが、Gmailを含む複数のアプリケーションやサービスと統合でき、まさに今回の目的にぴったりです。
セットアップが完了すれば、Gmeliusを使ってメールの送信を予約し、準備が整ったタイミングでじっくり文章を作成することができます。Gmeliusの特長はビジネス用途向けに設計されている点で、企業や仕事関連のメールを日常的に扱うなら、うってつけのツールといえます。
その他にも、定期送信メール、完全なトラッキング機能、事前設定済みテンプレート、個人メモの記録機能、さらにはCRM連携など、多彩な機能を備えています。
その他の代替手段
上記以外にも、メールの送信予約には次のような方法があります。
- GmailをOutlookで使用すれば、送信予約が可能です。
- 旧Sidekickとして知られるHubSpot Salesサービスでもメールの予約送信ができ、Chrome拡張機能としてインストールできます。
- ContactMonkeyの「Gmail Delay Send」も、スケジュール送信機能を備えたツールです。
- Right Inboxは、スケジュール送信とリマインダー機能を備えたChrome拡張機能です。
- Newton MailはiOSからWindowsまで幅広く対応するクロスプラットフォームサービスで、メールの予約送信が可能です。
- Waveboxはすべてのクラウドサービスやアプリを1つのダッシュボードで一元管理できるほか、メール専用のスケジューリングツールも搭載しています。
以上、メールの送信予約に使えるサービスや方法を多数ご紹介しました。これらを活用すれば、時間どおりにメールを送らなければならないプレッシャーから解放され、深夜や早朝にメールを送ってしまう心配もなくなります。きっと取引先や友人も喜んでくれるはずです。
紹介しきれていないツールがあれば、ぜひコメント欄でお気に入りのメールスケジューラーを教えてください!
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