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あなたのメールアドレスは大丈夫?データ侵害の被害を無料でチェックする方法

2018年には約6億6800万件、2017年にはなんと15億7800万件ものユーザーアカウントが、データ侵害によって流出しました。近年の事例としては、人気ゲーム『Town of Salem』の開発元であるBlankMediaGamesが攻撃を受け、760万件以上のアカウントが漏洩しています。

登録したウェブサイトがハッキングされると、あなたの個人情報は保存・販売、あるいは公開されてしまう可能性があります。特に危険なのは、複数のサイトで同じメールアドレスとパスワードを使い回しているケースです。一箇所でも漏洩すれば、ハッカーは簡単に他のアカウントにも侵入できてしまいます。だからこそ、セキュリティ専門家は「サイトごとに異なるパスワードを設定する」ことを強く推奨しているのです。

被害を防ぐ鍵は「早期に気づくこと」です。アカウントが侵害されたタイミングを把握できれば、他のアカウントを守るための迅速な対策が可能になります。以下で、その具体的な方法をご紹介します。

HaveIBeenPwned.comを活用しよう

あなたのメールアドレスは大丈夫?データ侵害の被害を無料でチェックする方法

同様のサービスを紹介する記事はネット上に数多くありますが、その多くは情報が古くなっています。例えばForbesの記事では複数のチェックサイトが紹介されていますが、実際に試したところ、セキュリティ証明書の有効期限が切れていたり、403エラー(アクセス拒否)が表示されたりしました。仮に動いたとしても、果たしてリスクを冒してまで使う価値があるでしょうか。

そんな中、長年にわたって信頼性を実証し続けているのがHaveIBeenPwned.comです。このサイトは、入力したメールアドレスを過去の漏洩事件のデータベースと照合し、あなたのアドレスが流出データに含まれているかどうかを教えてくれます。さらに、最新の侵害事例や史上最大規模の漏洩事件の一覧も掲載されており、情報収集の場としても有用です。

HaveIBeenPwned.comの使い方

使い方は非常にシンプルです。検索ボックスにメールアドレスを入力し、「pwned?」ボタンを押すだけ。これだけで調査結果が表示されます。(ちなみに「pwned」とは、「owned」のタイプミスクから生まれた、1990年代後半〜2000年代初頭のネットスラングで、「やられた」「負けた」という意味を持っています。)

実際にアドレスを調べると、次のような結果が表示されます:

あなたのメールアドレスは大丈夫?データ侵害の被害を無料でチェックする方法

筆者自身、以前発生した大規模なWordPress関連の漏洩でこのアカウントが影響を受けていたことを把握しており、すでに安全対策を済ませていました。もし複数の侵害に巻き込まれている場合は、リストを一つずつ確認し、どの漏洩が最も深刻かを見極めることが大切です。

複数のサイトで同じメールアドレスを使っているなら、必ずサイトごとに異なるパスワードを設定しましょう。

あなたのメールアドレスは大丈夫?データ侵害の被害を無料でチェックする方法

判定結果の下には、いつ・どのサービスでアカウントが侵害されたのかという詳細説明と、セキュリティを強化するための具体的な手順が表示されます。また、その漏洩でメールアドレス、パスワード、氏名、所在地など、どの情報が流出したのかも確認できるので、被害の範囲を正確に把握できます。

ドメインとメールアドレスの監視機能

自分でウェブドメインを所有している方には、もう一つ便利な機能があります。ドメイン内のアカウントが侵害された際に自動でアラートを受け取れるよう設定できるのです。通知を受け取る前には所有権の確認など複数のセキュリティ手順が求められるため、第三者が不正に情報を取得するリスクも抑えられています。

個人の場合も、メールアドレスを登録しておけば、重大な漏洩事件が発生したときにいち早く通知を受け取れます。放置せず、常に最新の状況を把握しておきましょう。

強力なパスワードの作り方

サイトごとに異なるパスワードを管理するのは確かに面倒です。しかし、なりすましや重要情報の漏洩といった深刻な被害に比べれば、その手間はごくわずかなものです。強力なパスワードには、次の4つの要素が不可欠です。

あなたのメールアドレスは大丈夫?データ侵害の被害を無料でチェックする方法
  • 12文字以上にする(長ければ長いほど良い)
  • 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる
  • メールアドレスと似た内容にしない
  • 一般的な単語やフレーズを使わない

どれほど万全な対策を講じても、アカウントの安全性を100%保証することはできません。しかし、各サイトで強力かつ固有のパスワードを使用し、自分に関係するデータ侵害を継続的に監視することで、ハッカーに侵入されるリスクを大幅に減らすことができます。今日から、まず自分のメールアドレスをチェックしてみてはいかがでしょうか。

  1. メールアドレスとパスワードの漏洩をチェックする方法|Have I Been PwnedとLastPassの使い方

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    世界中で絶大な人気を誇っていたFacebook。創業者のマーク・ザッカーバーグ氏も、自らが「ユーザーデータの保護に失敗した」と非難される日が来るとは、想像していなかったことでしょう。ライバル各社を抑えて急成長を続けていたこのSNS大手は、Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ)スキャンダルにおいて、約8,700万人分のユーザーデータを適切に保護できなかったとして、一転して厳しい批判にさらされることになりました。 このスキャンダルはFacebookに深刻な打撃を与え、同社が発表した声明は、事件の全体象を端的に物語るものとなりました。 「Cambridge Analyt