Wi-Fiのセキュリティ方式を確認する方法|WEP・WPA・WPA2の見分け方とセキュリティキーの調べ方
自宅や職場のWi-Fiがどのようなセキュリティ方式(WEP・WPA・WPA2など)で保護されているのかを把握することは、安全なネットワーク環境を維持するうえで非常に重要です。この記事では、Android・iPhone・Windowsそれぞれでの確認方法をはじめ、セキュリティ方式の種類や見分け方、推奨される設定までわかりやすく解説します。
スマートフォンでWi-Fiのセキュリティ方式を確認する方法
Androidの場合
Androidスマートフォンでは、「設定」アプリを開き「Wi-Fi」を選択します。現在接続中のネットワーク一覧に自分の無線ネットワークが表示されているので、ネットワーク名をタップするか、情報ボタン(ⓘ)を押すと詳細設定画面が開きます。そこに「セキュリティ」の項目として、接続先の暗号化方式(WEP、WPA、WPA2など)が表示されます。
iPhone(iOS)の場合
iOS端末では「設定」→「Wi-Fi」から接続済みネットワークの「ⓘ」マークをタップすると、一部のセキュリティ情報を確認できます。ただし、iOSでは表示できる情報が限られるため、正確な暗号化方式を知りたい場合はルーターの管理画面を確認するのが確実です。
WindowsでWi-Fiのセキュリティ方式を確認する方法
Windows 10 / 11 の場合
タスクバー右下にあるWi-Fiアイコンをクリックし、現在接続しているネットワーク名を選択して「プロパティ」をクリックします。プロパティ画面を下にスクロールすると「セキュリティの種類」という項目があり、そこにWEP、WPA、WPA2などのプロトコルが表示されます。
コントロールパネルから確認する場合
スタートメニューを開き、「ネットワーク接続」または「ネットワークと共有センター」にアクセスします。画面上のワイヤレスネットワークアイコンをクリックし、「ワイヤレス プロパティ」を選択します。続いて「セキュリティ」タブを開くと、セキュリティの種類と暗号化の方式を確認できます。
ネットワークセキュリティキー(パスワード)を表示する方法
Windowsで接続中のWi-Fiパスワードを確認したい場合は、前述の手順で「ワイヤレス プロパティ」→「セキュリティ」タブを開き、「文字を表示する」にチェックを入れます。すると、ネットワークセキュリティキー(Wi-Fiパスワード)が平文で表示されます。
Android端末で確認する場合は、端末のルート権限が必要になります。「ローカル」→「デバイス」と進み、ルートフォルダ内の「misc」→「wifi」フォルダにある wpa_supplicant.conf ファイルを参照すると、保存されたWi-Fiのセキュリティキーを確認できます。
自分のWi-FiはWEPかWPAか? パスワードの文字数で見分ける方法
パスワードの文字数や構成から、おおよそのセキュリティ方式を推測することもできます。
- WEP:10桁または26桁の16進数文字、あるいは5文字または13文字のASCII文字で構成されています。
- WPA / WPA2:64桁の16進数文字、あるいは8〜63文字のASCII文字で構成されています。
ただしこの方法は目安にすぎないため、正確な確認にはデバイスの設定画面やルーター管理画面をチェックしましょう。
Wi-Fiセキュリティの主な種類
無線LANで使われる代表的なセキュリティプロトコルは以下の4つです。
- WEP(Wired Equivalent Privacy):有線並みのプライバシー保護を目的とした初期の暗号化規格。現在では脆弱性が多く、使用は非推奨です。
- WPA(Wi-Fi Protected Access):WEPの弱点を補うために登場した規格。TKIPという暗号化方式を採用していますが、こちらも侵入の危険性が指摘されています。
- WPA2(Wi-Fi Protected Access II):より強力なAES暗号化を採用した現行の主流規格。現在もっとも安全性の高い選択肢とされています。
- WPA3(Wi-Fi Protected Access 3):最新のセキュリティプロトコル。対応機器が増えており、今後の標準となることが期待されています。
どのセキュリティ方式を選ぶべき?
ルーターを設定する際は、WPA2-AESを選ぶのが最も安全です。WPA、TKIP、WEPは使用しないようにしましょう。特にWPA2-AESは、KRACK攻撃と呼ばれる脆弱性攻撃に対しても高い耐性を持っています。古いルーターでは、WPA2を選択した後に「AES」か「TKIP」かを尋ねられることがありますが、必ずAESを選択してください。
なお、WEP・WPA・WPA2は無線ネットワーク設定時によく目にする3つのセキュリティアルゴリズムですが、WPAは改良版とはいえ侵入の脆弱性が指摘されており、現時点でもっとも安全なのはWPA2(可能であればWPA3)です。
WEPキーとWi-Fiパスワードは同じもの?
WEPキー、WPA/WPA2パスフレーズ、セキュリティキーは、いずれも無線ネットワークに接続するためのパスワードを指す呼び方です。モデムやルーター本体に記載されているPINコードも、これらと同様に認証情報として扱われます。名称は異なりますが、基本的には同じ役割を果たすものと考えて問題ありません。
WEPからWPAへ変更する方法
古いWEP方式を使い続けている場合は、早めにより強固なWPAへの移行をおすすめします。ルーターの管理画面にログインし、左側のメニューから「高度なセキュリティ設定」を開きます。「ステーションのセキュリティタイプ」でWPAを選択し、「認証方式」で「事前共有キー(Pre-Shared Key)」を指定してください。あとは任意の形式でWPA暗号化キーを入力すれば設定完了です。
ネットワークセキュリティキーを忘れてしまったときは
セキュリティキーや無線ネットワークのパスワードを忘れた場合は、まずルーター本体を確認しましょう。多くの製品では、底面や側面のステッカーに初期パスワード(デフォルトのSSIDとキー)が記載されています。ステッカーに記載がない場合は、取扱説明書やメーカーのサポートページを参照してください。それでも見つからない場合は、ルーターを初期化して再設定する方法もあります。
まとめ
Wi-Fiのセキュリティ方式は、Androidなら「設定」→「Wi-Fi」から、Windowsならネットワークの「プロパティ」から簡単に確認できます。現在もっとも推奨されるのはWPA2-AES(対応していればWPA3)であり、WEPやTKIPは脆弱性があるため避けるべきです。定期的に自分のネットワーク設定を見直し、安全な通信環境を保ちましょう。
-
ホームネットワークのセキュリティ種類を確認する方法|WEP・WPA・WPA2・WPA3の見分け方と安全なWi-Fi設定ガイド
自宅のネットワークセキュリティの種類を確認するには?Windows 10の場合、タスクバーにあるWi-Fi接続アイコンをクリックし、現在接続中のWi-Fiの「プロパティ」ボタンを選択します。プロパティ画面を下へスクロールするとWi-Fiの詳細情報が表示され、「セキュリティの種類」欄で利用中のWi-Fiプロトコル(WEP、WPA、WPA2など)を確認できます。ネットワークセキュリティキーを確認する方法スタートメニューを開き、「ネットワーク接続」画面を表示します。次に「ネットワークと共有センター」を開き、ワイヤレスネットワークのアイコンを選択しましょう。左側のメニューから「ワイヤレスプロパティ」を
-
ネットワークセキュリティキーの確認方法|Wi-Fiパスワードを探す場所と手順を解説
ネットワークセキュリティキーとは?ネットワークセキュリティキーとは、Wi-Fiネットワークに接続するために必要なパスワードのことです。いわば「デジタル署名」のような役割を果たし、許可されたユーザーだけが無線ネットワークへ安全にアクセスできるようにします。WEPキーやWPA/WPA2パスフレーズなどとも呼ばれ、ルーターやアクセスポイントにあらかじめ設定されており、設定画面から変更することも可能です。ネットワークセキュリティキーはWi-Fiのパスワードと同じ?はい、基本的に同じものです。「ネットワークセキュリティキー」「Wi-Fiパスワード」「無線ネットワークのパスワード」は、すべて同じ意味で使わ