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モニターの不調を診断・トラブルシューティングできる無料Webツール3選

目が心の窓であるなら、モニターはコンピューターの「顔」のような存在だと言えるでしょう。どんなに高性能なグラフィックボードを搭載し、どれほど美しくカスタマイズされたOSを使っていても、それを映し出すモニターの品質が低ければ、その魅力は十分に活かされません。

幸いなことに、近年は明らかに粗悪なモニターを見つけることはほぼ不可能になりました。しかし、毎日パソコンのディスプレイを使っていながら、その本来の性能を引き出せていないユーザーは依然として多く存在します。

そこで便利なのが、ブラウザー上で動作するモニターテスト用のWebアプリケーションです。これらを活用すれば、ディスプレイの問題を発見するだけでなく、設定を調整して改善することまで可能になります。

Webベースのツールであれば、ブラウザーさえあればOSやデバイスを問わず利用できるのも大きなメリットです。ここでは、よくあるモニターのトラブルのほとんどをカバーできる、厳選した3つのツールをご紹介します。

1. Blur Busters(ブラーバスターズ)

Blur Bustersは、ディスプレイの動き(モーション)表示性能を評価することに特化したツールです。フラットパネルディスプレイのリフレッシュレートは近年飛躍的に向上しており、現在ではほぼすべてのモニターが最低60Hzに対応し、120Hz、144Hz、さらには240Hz以上といった高リフレッシュレートモデルも珍しくありません。

その名の通り、Blur Bustersが提供する「testufo」サイトでは、特定のモニターにどれだけの残像(モーションブラー)が発生するかを可視化するための複数のテストを実行できます。

これらのテストを活用すれば、不要な残像を最小限に抑えるための最適なモニター設定(スイートスポット)を見つけられます。また、購入前にインターネット接続のある環境さえあれば手軽にモニターの動体表示性能をチェックできるため、買い替え時の比較検証にも役立ちます。

さらに本格的にディスプレイを評価したい方のために、メーカーの計測システムに匹敵する精度で動体ノイズを記録できる、比較的低価格な追従カメラ(pursuit camera)システムも開発されています。

2. Dead Pixel Buddy(デッドピクセルバディ)

LCDスクリーンは、光の三原色となるサブピクセルから構成される、何百万もの微小なピクセルでできています。これらを製造する工場は極めて清浄度の高い環境が求められ、製造工程も精密に管理されなければなりません。

しかし、わずかなホコリや製造工程での小さなミスひとつで、個々のピクセルやサブピクセルが故障することがあります。その結果として現れるのが、特定の色のまま点灯し続ける「常時点灯ドット」や、まったく光らない「デッドピクセル(死にドット)」です。

かつてこれは高級モニターでも珍しくない深刻な問題でした。初期のLCDモニターにおいてメーカーが許容していた不良ドットの数は、現在の基準で見ると驚くほど多いものです。最近では新品のモニターでデッドピクセルを見かけることはめったにありませんが、ゼロになったわけではありません。

なお、デッドピクセルに関する返品・交換ポリシーはメーカーによって大きく異なるため、購入前に自分のモニターの規定を確認しておくことが重要です。新しいモニターは到着後すぐにテストするのがベストです。多くの場合、購入後数日以内であれば理由を問わず交換に応じてもらえるからです。

デッドピクセルや常時点灯ドットのチェックには、Dead Pixel Buddyが最適です。シンプルながら優れたこのWebアプリでは、画面全体をさまざまな単色で表示することで、ディスプレイが抱える各種の不良ドットを素早く発見できます。デッドピクセルを疑うときや、新しく買ったモニターを検査したいときには、まずこのツールを試してみましょう。

3. EIZO Monitor Test(エイゾーモニターテスト)

Blur BustersとDead Pixel Buddyはそれぞれ優れたツールですが、対応できる項目はかなり限定的です。総合的なモニターテストをお探しなら、EIZO Monitor Test一択と言っても過言ではありません。

EIZOは、内蔵カラーキャリブレーションセンサーを備えたColorEdgeシリーズなど、プロ向けモニターを手掛けるメーカーとして知られています。幸い、同社のモニターを所有していなくても、この無料の高品質テストスイートを自由に利用できます。

各テストには、「何が正しく表示されるべきか」「ズレがある場合にどう調整すればよいか」という簡単な解説が付いているのも嬉しいポイントです。こうしたテストスイートは、かつては高額なソフトウェアとして販売されていたものですが、今ではクリックひとつで誰でも使えるようになりました。

まとめ:もうモニターの画質に悩まされない

たった3つのWebサイトのURLさえ覚えておけば、モニターの表示トラブルの原因を素早く突き止められるようになります。コントラストのズレ、残像、不良ドットなど、あらゆる画面の問題をこれらのツールでチェックしましょう。もう、質の低いモニター画像にあなたの目を我慢させる必要はありません。

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