Google公式拡張機能「Password Alert」でアカウントをフィッシング攻撃から守る方法
フィッシング攻撃の脅威は想像以上に深刻
「フィッシング(Phishing)」という言葉がオックスフォード英語辞典に収録されたのは2005年のことです。それほどまでに、フィッシングはすべてのユーザーが警戒すべき重大なオンラインセキュリティ上の脅威なのです。Googleが公表している衝撃的なデータをご覧ください。
- フィッシング攻撃は45%という高い確率で成功している
- Gmailで受信するメッセージの約2%が、パスワードを盗み取ることを目的とした悪質なもの
実際、Googleドキュメントでさえ大規模なフィッシング攻撃の標的となったことがあります。私たちは日々、サイバー犯罪者との高リスクな戦いを強いられているのです。「次に自分が罠にかかるのはいつか」は誰にも分かりません。だからこそ、あらゆる対策ツールを最大限に活用する必要があります。
公式拡張機能「Password Alert」とは
Googleは高度なセキュリティシステムをバックグラウンドで常時稼働させていますが、それに加えて、公式のChrome拡張機能を追加の防御線として導入すべきです。
Password Alertは、Chromeウェブストアから簡単にインストールできる拡張機能です。インストール後は、このオープンソースの拡張機能がGoogleアカウントやGoogle Apps for Workアカウント(Google Driveを含む)を見守り、フィッシング攻撃から保護してくれます。
この拡張機能は、アクセスしたページが本物のGoogleログインページかどうかを検証します。もしGoogleのログインページ以外のサイトにGoogleアカウントのパスワードを入力すると、即座に警告が表示され、そのページが不審なものであることを教えてくれる仕組みです。

この警告のおかげで、偽サイトに入力してしまったパスワードをすぐに変更できます。だからこそ、サイトごとに異なるパスワードを使う習慣をつけましょう。そうすれば、万が一パスワードが漏洩しても、ログイン先すべてのパスワードを変更する手間が大幅に減ります。
Password Alertはどうやってパスワードを記憶するのか?
「パスワードを保存されるのは不安…」と感じる方もいるでしょう。しかし安心してください。この拡張機能はキーロガーではありません。
仕組みはこうです。Chromeは、パスワードをスクランブル処理し、ビット数を削減した「サムネイル(断片的な情報)」としてブラウザのローカルストレージに保存します。そして、accounts.google.com以外のサイトでパスワードを入力するたびに、その入力内容と保存されたサムネイルを照合します。Googleのログインページではないサイトに入力されたパスワードがサムネイルと一致した場合、Password Alertが警告を発します。
この情報はセキュリティ保護の目的のみに使用され、Googleが第三者と共有することは一切ありません。
まとめ:多層防御でアカウントを守ろう
Password Alertの導入に加えて、2段階認証プロセスの有効化や定期的なセキュリティチェックアップを組み合わせれば、Googleアカウントの防御力はさらに高まります。
あなたは今、どのようなセキュリティ対策を実施していますか?2段階認証は有効にしていますか?定期的なセキュリティチェックアップは行っていますか?この機会に、自分のアカウント設定を見直してみてはいかがでしょうか。
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