Mac版Google ChromeがTouch Barに対応!できることとカスタマイズ術を徹底解説
Appleは販売するすべてのMacに純正ブラウザ「Safari」を搭載しています。それにもかかわらず、Google ChromeはmacOSデバイスで根強い人気を誇るブラウザです。そしてMac版Chromeには嬉しいニュースがあります。Appleの「Touch Bar(タッチバー)」への完全対応です。
本記事では、Google ChromeとTouch Barの連携方法、コマンドの変更・カスタマイズの手順、さらにサードパーティ製ツールを使ってオリジナルのショートカットを作成する方法まで、詳しく解説します。
なお、Appleは2021年秋発表のMacBook Pro(14インチ/16インチモデル)以降、Touch Barを廃止して物理ファンクションキーに回帰しています。本記事の内容は、Touch Bar搭載モデルをお持ちのユーザー向けの情報です。
Google Chrome × Touch Bar の基本
Touch Barは2016年10月、第4世代の13インチおよび15インチMacBook Proの一部モデルに初めて搭載されました。物理キーボードの上部に位置するマルチタッチ対応のOLEDディスプレイで、従来のMacBook Proにおけるファンクションキーのあった場所にあたります。
右端の「コントロールストリップ」と左端の「escキー」を除き、Touch Barの表示内容は動的に変化します。現在使用中のアプリや、そのアプリに関連する操作に応じて表示が切り替わる仕組みです。
当初の噂に反して、GoogleはChromeへのTouch Bar対応までにかなりの時間をかけました。しかし実装された今、その体験は非常に自然です。ナビゲーションボタンとアドレス/検索バーが統合された、見慣れたインターフェースが表示されます。
Touch Barに表示されるGoogle Chromeのボタンは、デフォルトで以下のように配置されています。
- 戻る/進む
- 再読み込み
- ホーム
- 検索
- お気に入りに追加
- 新規タブを開く
これらのダイナミックなキーは、音量・明るさの調整やSiriボタンといった標準キーの隣に表示されます。
Touch Barの簡単なカスタマイズ
設定を変更するには、Google Chrome使用中にメニューバーから「表示 > Touch Barをカスタマイズ」を選択します。残念ながら、現時点で可能なのはデフォルトアイコンの並べ替えや削除程度にとどまります。
カスタマイズ画面では、入力候補の自動補完(オートコンプリート)を無効にすることもできます。キーワードの候補表示が不要な場合は、オフにしておくとよいでしょう。
今後のChromeアップデートで、より多くのオプションが追加されることが期待されます。例えば、お気に入りに追加するショートカットがあるなら、お気に入りを一覧で確認できるボタンの方が実用的かもしれません。Chrome拡張機能へアクセスできるショートカットボタンもあれば便利でしょう。
Touch Barをカスタマイズすると、アイコンが揺れ始めます。Macのカーソルで画面上から必要な項目をTouch Barへドラッグし、Touch Bar内で左右にドラッグして並べ替えます。削除したい場合は、上方向へドラッグしてください。
最後に、Touch Bar上の「完了」をタップ(または画面右側の「完了」をクリック)すれば設定は終了です。
筆者のおすすめレイアウト
私はかなりヘビーなGoogle Chromeユーザーで、Web検索機能は長年にわたり情報収集の相棒となっています。そこで、この使い方に合わせてTouch Barを並べ替えました。
私のMacBook Proでは、「検索」「新規タブ」「ホーム」の3つを先頭に置き、その後に他のボタンを続けています。繰り返しになりますが、Chrome × Touch Barでもっと多くのことができれば理想的です。当面はこのカスタマイズで運用していきます。
より自由度の高い解決策:BetterTouchTool
ご覧の通り、執筆時点ではChromeのTouch Bar対応機能は限られています。より多くのことを実現するには、Googleによる機能追加を待つか、サードパーティ製ツール「BetterTouchTool」を試してみましょう。このツールを使えば、Chromeやその他のアプリ向けに独自のTouch Barボタンを作成できます。
BetterTouchToolでChrome用のオリジナルボタンを作成する手順は、以下の通りです。
- BetterTouchToolをダウンロード・インストール後、Macのメニューバーにあるアプリアイコンから「Preferences(環境設定)」を開き、「Touch Bar」タブをクリックします。
- 次に「Select Application」をクリックし、その下に表示される「+」アイコンを選択します。「ファイルシステムから選択」または「実行中のアプリから選択」のいずれかの方法で、Google Chromeを指定してください。
- 画面下部の「+ Touch Bar」ボタンを選択します。「Touch Bar Button Name」のラベル部分にボタン名を入力し、好みのアイコンを選びましょう。
- ここでは例として、Chromeで新規タブを開くショートカットを作成します。「Custom Keyboard Shortcut」をクリックした状態で「command + t」を押します。これでGoogle Chrome使用時に、作成したショートカットがTouch Barに表示されるようになります。
BetterTouchToolを使えば、他にもさまざまなボタンを作成できます。アプリ内の「Predefined Action(定義済みアクション)」セクションを覗いてみてください。また、このツールはTouch Barだけでなく、Magic Mouse、Siri Remote、トラックパッドのカスタマイズにも活用できます。
BetterTouchToolには45日間の無料トライアルがあり、その後のライセンスは6ドルから購入可能です。
Touch Bar対応はさらに拡大中
サードパーティ開発者たちも、少しずつTouch Bar対応を進めています。Adobe Photoshop CC、Microsoft Excel、Pixelmatorなど、世界的に人気の高いMacアプリがすでに対応済みで、毎月新しい対応アプリが登場しています。今後のTouch Bar対応アプリの動向に注目しつつ、自分だけのショートカット作成にBetterTouchToolを試してみてはいかがでしょうか。
あなたはAppleのTouch BarでどのMacアプリを使っていますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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