どちらが速い?IE 11 対 Firefox 対 Google Chrome 対 Opera 徹底ベンチマーク比較
現代のインターネット社会において、Webブラウザは最も使用頻度の高いソフトウェアの一つといえます。ここでいうブラウザの「速度」とは、インターネットへの接続がどれだけ早く確立できるか、Webページが表示されるまでにどれくらい時間がかかるか、起動にかかる平均時間など、総合的な快適さを指します。
ブラウザの速度に影響する主な要素
ブラウザの体感速度は、さまざまな要因によって左右されます。主な要因は以下の通りです。
- パソコンのスペック
- インターネット回線の速度
- ブラウザの種類
自分が普段好んで使っているブラウザが、必ずしもあなたにとって最適な選択とは限りません。そこで今回は、主要な4つのブラウザに対して複数のベンチマークテストを実施し、どのブラウザが最も速いのかを検証しました。「結局どのブラウザが一番速いの?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ブラウザの速度・パフォーマンステスト
速度とパフォーマンスを公平に比較するため、4つのブラウザすべてに対して複数のベンチマークテストを実施しました。テストに使用した環境とブラウザのバージョンは以下の通りです。
テスト環境:Windows 7 / CPU 2.9GHz(64bit)/ RAM 8GB
- Google Chrome(ビルド 61.0.3163.100)
- Firefox(ビルド 56.0.1)
- Internet Explorer(ビルド 11.0.9600.17843)
- Opera(ビルド 48.0.2685.39)
JetStream
JetStreamは、Webアプリケーション向けのJavaScriptベンチマークスイートです。スコアが高いほど高性能であることを示します。
このテストでは、Firefoxが最も優れた結果を記録し、以下Opera、Chrome、Internet Explorerという順になりました。
Kraken
KrakenはMozillaが開発したJavaScriptパフォーマンスベンチマークで、複数のテストケースの処理速度を測定します。結果はミリ秒で表示され、数値が小さいほど高速です。
こちらのテストでもFirefoxが最速を記録。以下、Opera、Chrome、Internet Explorerと続きました。
JetStreamとKrakenは、いずれもJavaScriptの速度とパフォーマンスを測る代表的なベンチマークです。これらの結果からは、Firefoxが最も優れたパフォーマンスを発揮し、続いてOpera、Chrome、そしてInternet Explorerという順位となりました。なお、実際のスコアはテスト環境によって変動する点にご留意ください。
HTML5テスト
HTML5テストは、ブラウザがHTML5標準にどれほど対応しているかを測定するものです。満点は555点で、スコアが高いほど多くの最新Web技術を利用できます。
- Google Chrome:518点/555点
- Firefox:478点/555点
- Internet Explorer:302点/555点
- Opera:518点/555点
MicrosoftのInternet Explorerは、FirefoxやChromeと比較してWeb標準への対応が大きく出遅れていることが明らかになりました。一方、ChromeとOperaはほぼ同等の高スコアを獲得しており、Firefoxもそれらに肉薄する水準です。
まとめ:結局どのブラウザを選ぶべき?
JetStreamとKrakenの両テストの結果からは、Firefoxが最速のブラウザとして浮上しました。ところが興味深いことに、デスクトップユーザーの中でFirefoxを実際に利用しているのは約13.6%にとどまっています。
一方、Chromeは市場で最も人気のあるブラウザであり、デスクトップユーザーの63.98%、モバイルユーザーの51.78%が利用しています。処理速度だけでなく、拡張機能の充実度やサービスとの連携なども、多くのユーザーに支持される理由といえるでしょう。
Internet ExplorerとOperaは、今回の統計ではやや見劣りする結果となりました。とはいえ、どのブラウザを使うかは最終的にはあなたの好みと使い勝手次第です。この比較が、より良いブラウザ選びの一助となれば幸いです。ご意見やフィードバックがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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