Windowsが起動しないときのファイル救出術!バックアップする2つの方法を徹底解説
Windowsが起動しないときにファイルをバックアップ・救出する方法
Windowsが突然起動しなくなると、「大切なファイルはどうなるのだろう」と不安になりますよね。OSをクリーンインストールしたい場合も、まずはデータを救出しておく必要があります。本記事では、起動しなくなったWindows PCから外部USBドライブへファイルをバックアップする、2つの方法を詳しく解説します。
事前のアドバイス: 筆者の経験上、Windowsが起動できなくなる原因の多くはハードディスク(HDD/SSD)の不調です。こうしたトラブルを未然に防ぐためには、定期的な外部USBドライブへのバックアップとハードディスクのエラーチェックを習慣にすることが最も効果的です。
目次
- 方法1: Windowsインストールメディア(WinRE)でファイルを救出する
- 方法2: Linux Live CD/USBでオフラインバックアップする
方法1: Windowsインストールメディア(WinRE)を使ってファイルを救出する
1つ目の方法は、Windows回復環境(WinRE: Windows Recovery Environment)を利用するやり方です。コマンドプロンプトからメモ帳を起動し、マウス操作だけでファイルをコピーできるのが大きなポイントです。
必要なもの: WinREでファイルを救出するには、PCをWindowsインストールメディア(USBまたはDVD)から起動する必要があります。インストールメディアをお持ちでない場合は、別の正常に動作しているPCからMicrosoft公式サイト経由で作成できます。
- Windows 10の起動可能なUSBメディアを作成する方法
- Windows 10の起動可能なDVDメディアを作成する方法
WinREからファイルをバックアップする手順:
1. 空き容量が十分にあるUSBドライブを接続します。
2. PCの電源を入れ、Windows 10のインストール/回復メディア(USBまたはDVD)から起動します。
3. Windowsセットアップ画面で SHIFT + F10 キーを押してコマンドプロンプトを開きます。または「次へ」→「コンピューターを修復する」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択しても構いません。

4. コマンドプロンプトに notepad と入力してEnterキーを押します。*
* 補足: 隠しファイルや隠しフォルダ(AppDataなど)もバックアップしたい場合は、以下のコマンドを実行してドライブ上の全ファイルの隠し属性を解除してください(Xは対象ドライブのドライブ文字に置き換えます)。
- attrib -h -r -s /s /d X:\*.*

5. メモ帳の「ファイル」メニューから「開く」をクリックします。

6. 左側の「PC」をクリックし、右側に表示される各ドライブの中身を確認して「Users(ユーザー)」フォルダを見つけます。

7. 「Users」フォルダをダブルクリックして開きます。*
* 補足: 「ファイル名」欄を「*.txt」から「すべてのファイル」に変更すると、すべての種類のファイルが表示されるようになります。

8. 自分のアカウントのプロファイルフォルダが見つかったら、それを右クリックして「送る」→ 外付けUSBドライブを選択します。*

注意点:
1. コピー中はPCがフリーズしたように見えることがありますが、コピーが完了すれば再び操作できるようになりますので、そのままお待ちください。
2. 不要なデータ(一時インターネットファイル、Cookie、閲覧履歴など)までコピーしないためにも、プロファイルフォルダの中身を確認し、重要なフォルダだけをUSBドライブにコピーすることをおすすめします。一般的には、以下のフォルダ(およびその他必要なフォルダやファイル)だけをバックアップすれば十分です。
- Desktop(デスクトップ)
- Documents(ドキュメント)
- Downloads(ダウンロード)
- Music(ミュージック)
- Pictures(ピクチャ)
- Videos(ビデオ)
方法2: Linux Live CD/USBを使ってオフラインでファイルをバックアップする
2つ目の方法は、Linux Live CD(またはLive USB)を使って、Windowsを起動させずにファイルを取り出すやり方です。WinREがうまく使えない場合の代替手段として非常に有効です。以下の手順に従ってください。
別の正常なPCでの作業:
1. 以下のいずれかのLinuxディストリビューション*をISOファイル形式でダウンロードします。
- BitDefender Rescue CD(Linux Live CD)
- Linux Mint
- Peppermint
* 補足: 本記事では例として BitDefender Linux Live CD を使用しています。
2. ダウンロードしたISOファイルをDVDに書き込むか、「Rufus」という無料ツールを使ってISOイメージをUSBメモリに書き込みます。
問題が発生しているPCでの作業:
3. 空き容量が十分にある外付けUSBドライブを接続します。
4. 作成したLinuxのDVDまたはUSBからPCを起動します。
5. 起動後、各ドライブの中身を確認して「Users」フォルダを見つけます。

6. 「Users」フォルダが見つかったら、ダブルクリックして中身を表示します。

7. 次に、自分のプロファイルフォルダをダブルクリックして開きます。

8. 最後に、バックアップしたいフォルダを右クリックし、「送る(Send to)」または「コピー&ペースト」操作で、外付けUSBドライブへファイルを保存します。

9. コピーが完了したら、「Applications(アプリケーション)」メニューから「Log out(ログアウト)」→「Shut Down(シャットダウン)」を選択してPCを終了します。

以上で作業完了です!このガイドが役に立った場合は、ぜひコメントであなたの体験談を共有してください。また、他の方の助けにもなるよう、記事の「いいね」やシェアにもご協力いただけると嬉しいです。
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