Windowsでドライバーをバックアップする方法【DriverMax活用ガイド】
システムをフォーマットすると、OSがインストールされているドライブ内のデータはすべて消去されます。つまり、インストール済みのソフトウェアだけでなく、Windowsに標準で組み込まれていたドライバーも失われてしまいます。フォーマット後、人気のソフトウェアであれば最新版を簡単に再インストールできますが、ドライバーについてはそうはいきません。
ドライバーを再入手するには、各ベンダーの公式サイトを訪れて最新版を探す必要があり、これがかなり面倒です。中には入手が難しいドライバーもあり、そもそも自分のシステムに必要なドライバーの正確な一覧を覚えている人はほとんどいないでしょう。
そんなときは、システムをフォーマットする前に、インストール済みのドライバーをすべてハードディスクやDVDにバックアップしておくのがおすすめです。フォーマットが完了したらバックアップを使えば、インターネットから最新版を探してダウンロードする手間が省けます。
実際の事例:ドライバーの入手に苦労した経験
筆者はLenovoのIdeapadを使用しています。数ヶ月前にこのノートPCを購入した際、ドライバーはすべて工場出荷時にインストールされており、ベンダーからドライバー用のCDやDVDは提供されず、「すべてLenovoの公式サイトから入手できる」と案内されました。実際にサイトを訪れてみると、さまざまなノートPC向けに膨大な数のドライバーが公開されており、自分に必要なドライバーを特定するのにかなり時間がかかりました。
そこで考えたのが、「デフォルトで入っているドライバーを丸ごとバックアップしてしまえばいいのでは?」ということです。バックアップをDVDに焼いておけば、システムをフォーマットするたびに再利用できます。いくつかのツールを試した結果、DriverMaxというソフトウェアに行き着きました。
DriverMaxでドライバーをバックアップする手順
手順1: アプリケーションをダウンロードしたら、DriverMaxのインストールウィザードを起動します。インストール中に、次のようなメッセージウィンドウが表示されます。

手順2: 「OK」をクリックすると、システムにすでにインストールされているドライバーのインデックス作成が始まります。完了まで数分かかる場合があります。

手順3: インストールが完了したらプログラムを起動し、「Backup drivers(ドライバーのバックアップ)」リンクをクリックします。

手順4: 次の画面では、そのまま「Next(次へ)」をクリックします。

手順5: 「Next」を押すと、システムにインストールされているすべてのドライバーが一覧表示されます。

手順6: デバイスの詳細情報やドライバーファイルを確認したい場合は、各ドライバーの右側にある「Details(詳細)」ボタンをクリックします。

手順7: バックアップを作成する前に、設定を変更すれば、非表示のドライバーやWindows標準のドライバーも最終的なリストに含めることができます。

また、このアプリはドライバーを「Type(種類)」ごとにグループ化することも可能です。たとえば、キーボード用のドライバーだけをバックアップしたい場合は、ドロップダウンメニューから目的の種類を選択して「Next」をクリックします。

手順8: バックアップの保存先を指定します。ここで注意したいのは、「マイドキュメント」フォルダーやOSがインストールされているドライブは使わないことです。システムをフォーマットすると、バックアップごと消えてしまうからです。リムーバブルドライブ(外付けHDDやUSBメモリ)や、OSとは別のパーティションを保存先にしましょう。

手順9: 「Next」をクリックすると、インストール済みのすべてのドライバーのバックアップが作成され、前の手順で指定した場所に保存されます。


「View Extraction folder(抽出フォルダーを表示)」ボタンをクリックすれば、バックアップ先のフォルダーを直接開くこともできます。実際のバックアップフォルダーはこのようになっています。

バックアップからドライバーを復元する方法
システムを完全にフォーマットした後は、同じくDriverMaxを使ってバックアップからドライバーを復元できます。手順は以下の通りです。
手順1: プログラムを起動し、「Restore drivers from backup(バックアップからドライバーを復元)」を選択します。

手順2: 次の画面で、事前に作成しておいたバックアップの保存場所を指定します。バックアップファイル一式をZIPファイルに圧縮して(上記の手順9のフォルダーをZIP化)、そのZIPファイルを読み込ませることも可能です。

手順3: 「Next」をクリックすれば完了です。すべてのドライバーが1〜2分ほどでインポート・インストールされます。その後、変更を有効にするためにパソコンを再起動しましょう。
対応OSと注意点
DriverMaxはWindows XP、Windows Vista、Windows 7で動作します。本記事の手法は当時の環境に基づいていますが、「フォーマット前にドライバーをバックアップしておく」という考え方自体は現在のWindows 10/11環境でも非常に有効です。お使いのOSに対応したバックアップツールを選んで、トラブルに備えておきましょう。
あなたはシステムにインストールされたドライバーのバックアップに、どんなツールを使っていますか?ぜひコメント欄でアイデアを共有してください。
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