Windows Updateエラー「0x800A138F」の原因と対処法を徹底解説
Windows XPやVistaで発生する「0x800A138F」エラーは、システムの更新作業そのものを妨げてしまう、非常に厄介なトラブルです。しかし、原因はシンプルで、適切な手順を踏めば比較的簡単に解決できます。この記事では、エラーの概要から具体的な修復方法まで、順を追ってわかりやすく解説します。
0x800A138Fエラーとは?
0x800A138Fエラーは、Windows VistaやXPでWindows Updateを実行しようとした際に表示されるエラーです。画面にエラーメッセージが出力され、更新処理が中断されるとともに、Microsoftへのサポート問い合わせを促されます。代表的なエラーメッセージは以下のとおりです。
ソフトウェアの更新が完了しませんでした
Windows Update ソフトウェアは正常に更新されませんでした。
エラー番号をMicrosoftへ送信してください(0x800A138F)
または
Windows Updateエラー:Windows Updateでエラーが発生したため、要求されたページを表示できません。Windows Updateサービスに関する情報を選択するか、フィードバックをお送りください。Windows Updateホームページ/Windows Updateについて/サポート情報/エラー番号をMicrosoftへ送信(0x800A138F)
このエラーは発生頻度が高く、ある日突然表示されることもあります。主な原因は以下のとおりです。
- インターネットオプションの破損
- インターネット設定の不具合
- WindowsがMicrosoftのサーバーからアップデート情報を読み取れない
- レジストリ設定の破損
なお、Windows XPおよびVistaはすでにサポートが終了しているOSのため、根本的な解決策としては新しいバージョンのWindowsへの移行も検討しましょう。ただし、レガシー環境を使い続ける必要がある場合には、以下の手順が有効です。
0x800A138Fエラーの修正方法
手順1:PCの日付と時刻を確認する
0x800A138Fエラーの大きな原因の一つが、PCの日付や時刻の設定が正しくないことです。画面右下の時刻表示をダブルクリックして、日付と時刻の設定画面を開きましょう。時刻がずれている場合は、そこで正しい値に修正します。Windowsのアップデート配信時刻とPC側の日時が同期していないと、さまざまなエラーを引き起こすことがあるため注意が必要です。
手順2:一時インターネットファイルを削除する
Windows Updateを実行すると、更新ファイルは一時インターネットファイルフォルダに保存されます。このフォルダにはダウンロードファイルなど重要なデータも格納されており、不要な一時ファイルがたまっていると、更新ファイルを保存できずに0x800A138Fエラーが表示されることがあります。以下の手順で削除しましょう。
- Internet Explorerを開く
- 上部メニューの「ツール」をクリック
- 「インターネット オプション」を選択
- 「全般」タブの「削除」ボタンをクリック
- 「閲覧の履歴の削除」を選択し、可能な項目をすべて削除
- IEを再起動して変更を反映
削除後、「スタート」>「コントロール パネル」>「Windows Update」から再度アップデートを試みてください。それでもエラーが解消しない場合は、次の手順に進みます。
手順3:Internet Explorerの言語設定を確認する
意外な原因として、システムの言語設定が誤っているケースがあります。Internet Explorerの既定の言語が正しく設定されているかを確認しましょう。
- Internet Explorerを開く
- 上部メニューの「ツール」をクリック
- 「インターネット オプション」を選択
- 「全般」タブを開く
- 「言語」ボタンをクリック
- 「言語の優先順位」ウィンドウが表示されたら、「追加」ボタンを押して英語(English)を追加し、既定の言語として設定
この設定変更だけでエラーが解決することもありますが、確実な対策として実施しておく価値があります。
手順4:IEのセキュリティ設定(SSL)を見直す
Windowsが必要なアップデートをスムーズにダウンロードできるよう、Internet ExplorerでSSL 2.0およびSSL 3.0が有効になっていることを確認しましょう。
- Internet Explorerを開く
- 「ツール」をクリック
- 「インターネット オプション」を選択
- 「詳細設定」タブを開く
- 「セキュリティ」項目にある「SSL 2.0」と「SSL 3.0」にチェックを入れる
- 「適用」を押して「OK」をクリック
これにより、以前はダウンロードできなかったアップデートが正常に取得できるようになる場合があります。
手順5:アップデート中はアンチウイルス・ファイアウォールを一時的に無効化する
サードパーティ製のアンチウイルスソフトやファイアウォールを使用している場合は、アップデート中だけ無効化してみてください。これらのセキュリティソフトは、悪意のある、または不審なインターネット接続をブロックするよう設計されていますが、Windows Updateの通信を不正な接続と誤認識して遮断してしまうことがあります。一時的に無効化すれば、アップデータがMicrosoftのサーバーに接続し、ファイルを更新できる可能性が高まります。
手順6:レジストリをクリーンアップする
Windowsのトラブルの大きな要因となるのが、「レジストリ」データベース内に蓄積した破損ファイルや不良設定です。Windowsはアップデート時にレジストリから多数の設定やオプションを読み込みますが、ファイルが破損していると読み取りに失敗し、0x800A138Fエラーを含むさまざまな問題が発生します。信頼性の高いレジストリクリーナーツールを導入してPCをスキャンし、破損した設定を除去すれば、システム全体の動作も格段に安定します。
以上の手順を順番に試すことで、0x800A138Fエラーの多くは解消できます。まずは日付と時刻の確認、一時ファイルの削除といった基本的な対策から始め、段階的に進めていくのがおすすめです。
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