Windows エラーコード10の直し方|ドライバーエラーを解決する手順
Windows のエラーコード10は、デバイスマネージャーを確認したときや、PCが特定のハードウェアにアクセスしたタイミングで表示されることが多いエラーです。主な原因は、Windows(デバイスマネージャー)がハードウェアを正しく認識できていないこと、あるいはそのハードウェアに対応するドライバーが正常に起動していないことにあります。解決するには、まずドライバーを最新の状態に更新し、そのうえでシステム内部の問題を取り除いていくのが基本の手順です。
エラー10の原因は?
エラー10が発生すると、次のようなメッセージが表示されます。
このデバイスを開始できません。(コード 10)
このメッセージは通常、デバイスマネージャー上に表示されます。自分がこのエラーを受けているかどうかを確認するには、まずデバイスマネージャーを開き、黄色い三角マーク(感嘆符付き)が付いたデバイスを探してください。このマークがある場合、そのハードウェアに何らかの不具合が発生しています。該当デバイスを右クリックして「プロパティ」を開き、「デバイスの状態」欄に表示されるエラーコードを確認しましょう。上記と同じ「コード 10」であれば、以降の手順に従って問題を解消できます。
このエラーの主な原因は、ハードウェアに関連付けられたドライバーです。具体的には、以下のような対処が有効です。
- Windows のドライバーを更新する
- サードパーティ製のドライバーを更新する
- 最新のサービスパック(累積的な更新プログラム)を適用する
- レジストリクリーナーでレジストリを整理する
エラー10の修正方法
ステップ1:Windows Update でドライバーを更新する
Windows Update は、OSだけでなく最新のソフトウェアやドライバーも配信しています。OSは常に進化し続けているため、最新のソフトウェアとの整合性を保つためにも、システムを常に最新の状態に保つことが推奨されます。
Windows Update を実行すると、PCのハードウェアがスキャンされ、現在使用しているドライバーが最新かどうかがチェックされます。更新が必要なドライバーについては候補が提示されるので、そこからダウンロードしてインストールできます。少なくとも週に1回は Windows Update を実行し、PCを常に最新状態に保ちましょう。
ステップ2:サードパーティ製ドライバーを最新版に更新する
すべてのドライバーが Windows Update 経由で配信されるわけではありません。Windows Update では入手できないサードパーティ製ドライバーこそが、エラー10の原因になっているケースがあります。まずは前述の方法でどのハードウェアの更新が必要かを特定し、そのハードウェアのメーカー名と型番を控えてください。次にメーカーの公式サイトにアクセスし、該当ハードウェア向けの最新ドライバーを検索してダウンロードします。
古いドライバーは、新しく開発されたソフトウェアとの互換性がない場合があります。また、Microsoft が提供する Windows の最新更新プログラムにも対応していないことがあるため、常に最新版に更新しておくことが重要です。
ステップ3:最新のサービスパックを適用する
Microsoft は OS 向けに複数のサービスパックを公開してきました。サービスパックとは、継続的にリリースされる大量の更新プログラムをひとつのパッケージにまとめたもので、これを適用することで OS を最新バージョンへ一括更新できます。特に Windows XP のような古い OS では、サービスパックが未適用だとエラー10が発生することがあります。お使いの環境に対応する最新のサービスパック・更新プログラムを必ずインストールしておきましょう。なお、Windows 10 / 11 では Windows Update 経由で累積更新プログラムが自動的に提供されるため、こちらも欠かさず適用してください。
ステップ4:レジストリをクリーンアップする
「レジストリ」とは、Windows がシステム全体の情報・設定・オプションを保存するために使っている中央データベースのことです。いわば図書館のようなもので、Windows はシステムを使用するたびに、必要なファイルや設定をここから呼び出します。しかし残念ながら、レジストリは標準的な Windows システムにおける最大級のトラブル要因でもあります。データが正しく保存されないまま蓄積されていくことが多く、その結果、PCが必要なファイルを読み込むのに時間がかかるようになり(動作が遅くなる)、ドライバーやハードウェアなど、一見無関係に見える部分にもさまざまな不具合が生じることがあります。
この部分を修復するには、「レジストリクリーナー」と呼ばれるツールを使ってシステム全体をスキャンし、エラーを検出・修復するのがおすすめです。信頼できる定評のあるレジストリクリーナーを選び、定期的にメンテナンスを行いましょう。
まとめ
エラー10は、ドライバーの不具合や古さが原因で発生することがほとんどです。「Windows Update → メーカー公式サイトからのドライバー更新 → サービスパック適用 → レジストリのクリーンアップ」の順に対処すれば、多くの場合は解消できます。それでも改善しない場合は、ハードウェア自体の故障も考えられるため、デバイスの接続状態を確認したり、可能であれば別の PC で動作テストを行ったりしてみてください。
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