Windows 10・8・7でWindows Updateエラーを解決する5つの対処法
世界中に膨大なユーザーを持つWindowsですが、その一方で不具合やバグも多く、「最も不満が多いOS」と呼ばれることも少なくありません。バージョンを問わず、さまざまなエラーメッセージに悩まされた経験がある方も多いのではないでしょうか。そんな既存のトラブルに加えて厄介なのが「Windows Updateエラー」です。アップデートのインストール中に突然エラーメッセージが表示され、作業が中断されてしまう——この記事では、その原因と具体的な解決方法を詳しく解説します。
Windows Updateエラーが発生する原因
Windows Updateエラーは、Windows 7・8・10のいずれにおいても発生しうる、非常に根強い問題です。解決策を試す前に、まずはエラーが起こる根本的な原因を把握しておきましょう。主な原因は以下の通りです。
- 特定のアップデートファイルが正しくダウンロードされていない、またはインストールファイルが破損している
- レジストリの破損したエントリによって、アップデート処理が妨げられている
- バックアップファイルの破損が原因でアップデートエラーが発生している
注意点:アップデートエラーが発生した際には、PCの電源を切らずに、変更内容が元の状態へ戻るまで待つことをおすすめします。強制的にシャットダウンすると、システムファイルがさらに破損する恐れがあります。
Windows Updateエラーの解決方法
アップデートエラーは頻繁に起こるものではありませんが、一度発生すると非常に厄介です。Microsoftの公式サポートにも解決策が掲載されていますが、ここでは初心者の方でも実践しやすい5つの対処法を順番にご紹介します。
1. SoftwareDistributionフォルダの名前を変更する
スタートメニューの検索ボックスに「%systemroot%」と入力してEnterキーを押します。表示されたフォルダ内から「SoftwareDistribution」フォルダを見つけ、「SoftwareDistribution.old」という名前に変更してください。その後、PCを再起動し、再度アップデートを実行してみましょう。
2. システム証明書の設定を変更する(レジストリ編集)
スタートメニューの検索バーに「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。次の場所へ移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > Policies > Microsoft > SystemCertificates
「SystemCertificates」フォルダを右クリックし、新規で「DWORD (32ビット) 値」を作成します。名前は「CopyFileBufferedSynchronousIo」としてください。作成後、その値を右クリックして「修正」を選択し、値のデータを「1」に変更します。設定を保存したらPCを再起動し、アップデートを再インストールしてください。
3. グループポリシーのアップデート設定を解除する
グループポリシーの設定がWindows Updateの動作に干渉し、エラーを引き起こすケースがあります。この場合も修正は簡単です。検索バーに「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。左側のパネルから「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」の順に移動し、「自動更新を構成する」という項目を探します。ダブルクリックして「未構成」を選択しましょう。その後、PCを再起動してアップデートを再実行します。
4. 小数点記号の設定を確認する
コントロールパネルを開き、「時計、言語、および地域」を選択します。「日付、時刻、または数値の形式の変更」をクリックして新しいウィンドウを開き、「追加設定」ボタンを押します。「小数点記号」の欄にピリオド(.)が入力されているか確認し、入っていない場合は入力してください。「適用」→「OK」をクリックしてウィンドウを閉じたら、PCを再起動し、再度アップデートを試みてください。
5. DISMコマンドを実行する
DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールを使うと、システムの正常性に関わるファイルを修復でき、アップデート処理を妨げている破損ファイルを解消できます。コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください(スペースに注意)。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
処理にはシステムによって数分〜数十分かかる場合があります。完了したらPCを再起動し、もう一度アップデートを実行してみましょう。
まとめ
Windows Updateエラーの解決方法には、より高度で時間のかかる手法もありますが、本記事で紹介した5つの対処法は、ほとんどのユーザーが簡単に実践できるものばかりです。上記の手順を順番に試せば、Windows Updateに関するエラーの大半は解消できるはずです。それでも問題が解決しない場合は、Microsoft公式サポートへの問い合わせや、システムの復元などの選択肢も検討してみてください。
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