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MacでOSStatusエラー99999を修正する方法|原因と対処法を徹底解説

Macにアプリをインストールする方法は主に2つあります。1つはMac App StoreからDMGファイルをダウンロードして、アプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップでインストールする方法。もう1つは信頼できる配布元からインストーラーをダウンロードしてインストールする方法です。

Mac App Storeからインストールする場合は、そのまま直接インストールできます。一方、サードパーティ(第三者)の配布元からインストールする場合は、あらかじめシステム環境設定で該当機能を有効にしておく必要があります。

macOSへのアプリインストールは、他のOSと比べてかなりシンプルですが、だからといって常に問題がないわけではありません。インストール時に遭遇することがある比較的珍しいエラーのひとつが「OSStatus error 99999」です。このエラーは頻繁に発生するものではありませんが、一度起こると原因の特定や対処が難しく、戸惑ってしまうユーザーも少なくありません。

MacのOSStatusエラー99999とは?

OSStatusエラー99999は、公式・非公式を問わずサードパーティの配布元からアプリをインストールした後に発生することが多いエラーです。システム環境設定でサードパーティ製アプリのインストールを許可していても、このエラーメッセージが表示されてアプリが開けなくなるケースがあります。

ワンポイントアドバイス:パフォーマンス低下やシステム不具合の原因となるジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などは、専用ツールで定期的にスキャンしておくのがおすすめです。

これはおそらく、Appleが自社のエコシステム内にすべてを収めようとしている方針によるものと考えられます。AppleハードウェアにはAppleソフトウェアだけを実行させたい、という姿勢です。しかしそれは現実的ではないため、このエラーはユーザーをMac App Storeの利用へ誘導するための措置だとも言えるでしょう。では、必要なアプリがApp Storeに存在しない場合はどうすればよいのでしょうか。さらに厄介なことに、Mac App Storeからインストールしたアプリであっても、OSStatusエラー99999が発生したという報告もあります。

問題はインストールプロセスそのものにあるわけではありません。アプリ自体は正常にインストールされますが、いざ起動しようとすると開かず、代わりに次のようなエラーメッセージが表示されるのです。

The operation couldn't be completed.
(OSStatus error 99999).

また、このエラーは特定のバージョンに限定されず、デバイスが実行しているmacOSのバージョンに関係なく発生する可能性があります。Sierra、High Sierra、Mojave、さらにはCatalinaで遭遇したユーザーの報告もあります。

MacでOSStatusエラー99999が発生する原因

サードパーティの配布元からアプリをダウンロードする場合、MacがApp Store以外のアプリのインストールを許可する設定になっているかを確認する必要があります。これはシステム環境設定で有効化できます。この設定が無効になっていると、このエラーに遭遇する可能性が高くなります。

一方、サードパーティ製アプリのインストールが許可されている、またはインストールしたアプリがMac App Store由来のものであるにもかかわらずこのエラーが出る場合は、別の原因が考えられます。

場合によっては、SystemPolicyファイルの破損が原因でエラーが表示されることがあります。「Gatekeeper」としても知られるこのセキュリティ機能は、コード署名を強制し、ダウンロードされたアプリが実行を許可される前にチェックを行います。この検証プロセスによって、マルウェアをうっかり実行してしまうことを防いでいます。Gatekeeperが破損すると、インストールの検証に支障が出て、このエラーが表示されることになります。

MacのOSStatusエラー99999への対処法

新しくインストールしたアプリを開こうとしたときにこのエラーが表示される場合は、以下の対処法を試す前に、まず次のチェックリストを確認してください。

  • コンピュータを再起動する。軽微なバグや不具合なら、再起動だけで解決することも少なくありません。
  • Macクリーナーを使ってデバイスをクリーンアップし、アプリの動作の妨げになる可能性のあるジャンクファイルを削除する。
  • 同じアプリを別のMacでダウンロードし、インストーラーやアプリ自体に問題がないか確認する。別のデバイスで正常に動作するなら、原因は自分のデバイス側にあることになります。
  • Macに十分なストレージ容量があることを確認する。ディスク容量が不足していると、アプリが正しく機能しません。

これらを試しても問題が解決しない場合は、以下の解決策を検討しましょう。

対処法1:アプリを再インストールする

アプリが正しくインストールされているか、インストーラーが破損していないかを確認するために、まずアプリをアンインストールします。アプリケーションフォルダからアイコンをゴミ箱へドラッグし、ゴミ箱を空にして完全に削除しましょう。次に、新しいインストーラーをダウンロードしてインストールし直します。それでもOSStatusエラー99999で起動しない場合は、次のステップへ進みます。

対処法2:サードパーティ製アプリのインストールを許可する

開発者のウェブサイトなど、信頼できる配布元からアプリをダウンロードする場合は、macOSのGatekeeperがそのようなインストールを許可するよう設定されていることを確認してください。以下の手順で設定を確認できます。

  1. Appleメニューからシステム環境設定をクリックします。
  2. セキュリティとプライバシーを選択します。
  3. 一般タブで、鍵アイコンをクリックして変更を許可します。パスワードの入力を求められるので、入力してEnterキーを押します。
  4. ロックを解除すると、「ダウンロードしたアプリケーション実行許可」(Allow apps downloaded from)のセクションが選択できるようになります。
  5. すべてのソース(Anywhere)にチェックを入れ、任意の配布元からダウンロードしたアプリのインストールと実行を許可します。

※macOS Sierra以降では「すべてのソース」オプションが既定で非表示になっています。ターミナルで「sudo spctl --master-disable」コマンドを実行すると表示させることが可能です。

エラー発生時に他のオプションが選択されていた場合は、上記の手順で素早く解決できるはずです。

対処法3:SystemPolicyデータベースを復元する

Macがサードパーティ製アプリのインストールを許可しているのに、まだこのエラーが発生する場合は、System Policyデータベースに関連した問題である可能性があります。

破損していないかどうかは、SecAssessmentシステムポリシーセキュリティのコマンドラインユーティリティで確認できます。以下の手順に従ってください。

  1. ユーティリティフォルダからターミナルを開きます。
  2. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    $ spctl --assess --verbose --raw /bin/ls
  3. 結果が「/bin/ls: unknown error 99999=1869f」と表示された場合、SystemPolicyが破損しています。

デフォルトのデータベースを復元するには、以下の手順に従います。

  1. ターミナルウィンドウに次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    $ sudo cp /var/db/.SystemPolicy-default /var/db/SystemPolicy
  2. コマンドが実行されたら、Macを再起動します。

再起動後、macOSはソフトウェアをインストールする機能を回復しているはずです。対象のアプリを再インストールし、インストール後に起動して確認してみてください。問題なく動作すれば、SystemPolicyデータベースの復元に成功しています。

まとめ

MacのOSStatusエラー99999は、多くのMacユーザー、特に技術に詳しくないユーザーを悩ませる珍しいmacOSのトラブルです。このエラーを修正する際は、ほとんどの対処法でコマンド入力が必要となるため、ターミナルの操作にある程度慣れておくことが大切です。とはいえ、手順を丁寧に読み解けば、OSStatusエラー99999は決して難しい問題ではないことがわかるでしょう。

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