コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

Macの再起動後にアプリが自動的に開かないようにする4つの方法

Macを再起動すると、macOSはシャットダウンや再起動の前に起動していたすべてのアプリケーションを自動的に再度開きます。つまり、クラッシュが発生した時点でMicrosoft Wordの書類を編集していたり、メディアプレーヤーで動画を再生していたりした場合、macOSの再起動後にはそれらのウィンドウがそのまま復元されます。

この機能は、ユーザーが作業中だったファイルやアプリに素早くアクセスできるようにするために搭載されています。中断したタスクをそのまま再開できるため、再起動前に使っていたアプリをいちいち開き直す手間から解放されるのがメリットです。

しかし残念ながら、一部のユーザーにとってはこの機能は便利というより厄介な存在です。例えば、クラッシュの原因となっているアプリが毎回再読み込みされてしまうと、この機能が有効な限りブートループから抜け出せません。また、Macを再起動するたびにクリーンな状態でスタートしたいと考えるユーザーもいます。本記事では、Macの再起動後にアプリが再び開かないようにする方法を詳しく解説します。

なぜMacの再起動後にアプリの再読み込みを防ぐべきなのか?

多くの場合、クラッシュや再起動後にmacOSがアプリを自動的に開き直すのは非常に便利です。すぐに元の作業へ戻れ、アプリの起動ややり直しに時間を取られません。

プロのヒント:システムの不具合や動作低下の原因となるパフォーマンスの問題、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威がないか、定期的にMacをスキャンしておきましょう。

一方で、この機能が煩わしく感じられ、クラッシュ時に全アプリが勝手に開かれるのを避けたいユーザーも少なくありません。この機能を無効化したい主な理由は以下の通りです。

  • 再読み込みされたアプリ自体がクラッシュの原因になる場合:例えば、Photoshopで写真を編集中にエラーでクラッシュしたとします。Macが再起動すると自動的にPhotoshopが再び起動し、運が悪ければ同じエラーが発生して再び強制再起動に陥ります。Photoshopの自動起動を止めない限り、この悪循環から抜け出すことはできません。
  • アプリの起動に時間がかかる場合:クラッシュ時に10個のアプリが開いていた場合、再起動後にmacOSはそのすべてを読み込みます。Safariで複数のタブを開いていれば、それらも再読み込みされます。本当に必要なアプリにたどり着く前に、不要なアプリの起動処理でMacが忙しくなってしまうのです。素早く作業を始めたいなら、この機能の無効化は必須といえます。
  • 散らかった状態が嫌いな場合:単純に、Macを再起動するたびに真っさらな状態で始めたいユーザーもいます。アプリが開いておらず、デスクトップにファイルが散乱していない、すっきりとした環境を好む人も多いのです。

理由が何であれ、Macの再起動後にアプリの再読み込みを防ぐのは簡単な作業です。設定を少し変更するだけでクリーンな再起動が実現でき、後から気が変わった場合も同じ設定画面に戻ればすぐに元に戻せます。

Macで再起動後にアプリが再び開かないようにする方法

Macのクラッシュや再起動時にアプリが自動的に立ち上がらないよう制御するには、複数の設定を確認・変更する必要があります。順番に見ていきましょう。

ステップ1:ログアウト・再起動時のダイアログでチェックを外す

Appleメニューから「再起動」を選択してMacを再起動する際、次のようなポップアップダイアログが表示されます。

「このコンピュータを今すぐ再起動してもよろしいですか?」

このダイアログ内の「再ログイン時にウィンドウを再度開く」にチェックが入っている場合、再起動時に開いていたアプリは、macOSが起動した後に自動的に再び開かれます。これを防ぎたい場合は、このオプションのチェックを必ず外してください。

ステップ2:セーフモードで起動してから通常通り再起動する

あまり知られていませんが、もう一つの有効な回避策があります。まず、再起動時にShiftキーを押し続けることでセーフモードで起動します。セーフモードで一度起動した後、通常通り再起動すれば、最初の再起動時に開いていたすべてのアプリとウィンドウの情報はリセットされます。

ただし、この方法ではmacOSの設定自体は変更されないため、次回以降の再起動ではまたアプリが開かれてしまう点に注意が必要です。問題のあるアプリが繰り返し読み込まれてブートループにはまってしまった場合の、緊急用トラブルシューティング手段として活用しましょう。

ステップ3:「一般」の環境設定を変更する

macOS全体の挙動を恒久的に変えたい場合は、システム環境設定を変更します。手順は以下の通りです。

  1. Appleメニューから「システム環境設定」をクリックします。
  2. 「一般」をクリックします。
  3. 「アプリケーションを終了するときにウィンドウを閉じる」にチェックを入れます。
  4. このオプションを有効にすると、アプリを次に開いたときに、以前開いていた書類やウィンドウが復元されなくなる旨の注意書きが表示されます。
  5. ウィンドウを閉じて完了です。

ステップ4:ログイン項目を無効にする

Macの中には、起動時に自動的に実行されるよう設定されているアプリがあります。これらは開発者やソフトウェアベンダーによって事前に設定されていることが多い項目です。再起動時にこれらが読み込まれないようにするには、以下の手順を実行します。

  1. Appleメニューから「システム環境設定」をクリックします。
  2. 「ユーザとグループ」を選択します。
  3. 左側の列で、「現在のユーザ」の下にある自分のユーザ名をクリックします。
  4. 「ログイン項目」タブを開きます。
  5. 自動起動を阻止したい項目を選択し、リスト下の(−)ボタンをクリックして削除します。

まとめ

再起動前に作業していたアプリや書類が自動的に復元される機能は、すぐに作業を再開できるため、状況によっては大きな時間の節約になります。しかし、クリーンな状態でMacを使いたい場合や、問題のあるアプリによるループを避けたい場合は、本記事で紹介した4つの方法を活用してください。いずれも簡単な操作で設定でき、必要になったらいつでも元に戻せるので安心です。

  1. Macの起動時にアプリが勝手に開くのを防ぐ3つの方法

    編集者より:「ログイン項目」の設定だけでは、一部のアプリの自動起動を止められない場合があります。また、スタートアップリスト自体に表示されないアプリも存在します。そのようなケースでは、CleanMyMac XのようなMacクリーナーソフトを使って、スタートアップから該当アプリを削除する必要があります。Appleは新しいMacBookに、あらゆる場面で生産性を高められるよう数々の機能を搭載しています。マルチタッチジェスチャー、Launchpadなど、自分のワークフローを自由にカスタマイズできる手段は実に多彩です。ところが、こうした機能も適切に設定されていないと、逆に邪魔になってしまうことがあります

  2. 【Mac】MacBook Air・MacBook Pro・iMacの起動時にアプリが自動で開かないようにする3つの方法

    MacBook Air、MacBook Pro、iMacを起動すると、画面に大量のアプリウィンドウが表示されて困ったことはありませんか?よく使うアプリのウィンドウもあれば、普段ほとんど開かないプログラムのものもあるでしょう。不要なMacの起動時アプリが勝手に立ち上がってデスクトップを散らかすのが煩わしいと感じたら、それらを無効にしましょう。この記事では、Macでアプリが起動時に開かないようにする方法を3つご紹介します。自分に合った方法を見つけてください。目次:1. Macの起動時アプリとは?2. Dockを使って起動時にアプリが開かないようにする方法3. システム環境設定でログイン項目をオフに