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Mac OS Sierraのアップデートが固まる・止まる時の対処法を徹底解説

Mac OS Sierraへのアップグレードは本来、とても簡単な作業です。通知センターのポップアップでアップデートの案内が表示され、ワンクリックでインストールを開始できます。しかし、場合によってはOSの更新中にトラブルが発生し、macOS High Sierraのインストールが途中で止まってしまうことがあります。

インストールが中断される原因はさまざまです。停電などの電源トラブル、Macの空き容量不足、あるいはアップデート前にすでに存在していた不具合などが考えられます。原因が何であれ、この記事ではHigh Sierraのアップデートが固まってしまったときに試せる解決策を網羅的にご紹介します。

インストールが固まる前の対処法

ダウンロード段階で進まない場合に試したい解決策

  1. Appleのサーバー状況を確認する

High Sierraのアップデートが公開されると、多くのユーザーが一斉にダウンロードを開始するため、Appleのサーバーが混雑して速度が低下することがあります。まずはAppleのシステム状況ページで「macOSソフトウェア・アップデート」に問題が発生していないかを確認しましょう。

  1. 有線接続に切り替える

意外に思われるかもしれませんが、Wi-Fiよりも有線接続の方がアップデートのダウンロードは格段に速く完了します。

プロのヒント:システムの不具合や動作低下の原因となるパフォーマンス問題、ジャンクファイル、有害アプリ、セキュリティ脅威を、スキャンツールで定期的にチェックしておきましょう。

  1. ダウンロードをキャンセルする

ダウンロードが止まってしまったときの有効な対処法の一つは、一度キャンセルすることです。Mac App Storeを開き、ダウンロード中のアップデートを見つけてOption/Altキーを押します。するとキャンセルの選択肢が表示されるので、キャンセルボタンをクリックしてください。その後、改めてダウンロードをやり直せば、問題なく進むことがあります。

  1. Appleのサポートサイトから直接ダウンロードする

Mac App Storeからのダウンロードがどうもうまくいかない場合は、Appleの公式サイトからアップデータを入手する方法もあります。

インストールが停止しているかどうかの見分け方

ソフトウェアのインストールに問題が発生すると、通常は画面に何らかのサインが現れます。Appleロゴと読み込みバーが表示されたまま進まなかったり、「スピニングビーチボール」(虹色の回転カーソル)が出続けたりすることもあります。また、画面が白・黒・グレーのまま変化せず、電源が入っているのかどうかも分からなくなるケースもあります。

さらに、「macOSをコンピュータにインストールできませんでした」というメッセージとともにインストール画面で固まり、再起動ボタンを押しても同じメッセージが表示され続けることもあります。

このように、Macにはインストールが停止したことを伝えるサインがいくつもあります。ただし、対策を行う前に、バックグラウンドでまだインストールが実行されていないことを必ず確認してください。強制再起動でインストールを中断すると、大切なデータを失う恐れがあります。

フリーズしたかどうか判断に迷うときのアドバイス

  1. 本当に停止しているのか見極める

「Macがフリーズした」と結論づける前に、知っておくべきことがあります。High Sierraのインストールは非常に長時間かかることがあり、一見フリーズしたように見えても、数時間放置すると完了していたというケースも珍しくありません。できれば一晩Macをつけたままにして、インストールの完了を待つのが賢明です。

一般的に、アップデートのインストールには16時間以上かかることもあります。また、インストール中に表示されるステータスバーはあくまで目安であり、正確な残り時間を示しているわけではない点にも注意しましょう。

  1. ログを確認してインストール状況を把握する

Command + Lキーを押すとログ画面が開き、インストールの残り時間や現在インストールされているファイルなどの詳細情報が表示されます。

  1. 焦らず待つ

インストールが停止していないと思われる場合は、辛抱強く数時間待ってみましょう。

固まったMac OS Sierraインストールの修復方法

すべてを確認したうえで、完全にフリーズしていると確信できる場合は、以下の手順を順番に試してください。

  1. Macを再起動する

電源ボタンを長押ししてMacの電源を切り、数秒待ってから再度電源を入れます。

  1. Mac App Storeを確認する

アップデートをMac App Storeから入手した場合は、App Storeの「アップデート」タブを確認してください。中断された箇所から、アップデートやインストールが自動的に再開されます。

  1. ログをチェックする

プログレスバーが表示されたら、Command + Lキーでログを開きます。インストール済みのファイルと未完了のファイルが確認できます。ログに何の更新もない場合は、次のステップへ進みましょう。

  1. コンボアップデートをインストールする

前述のとおり、High SierraのアップデータはMac App Store以外にも、Appleの公式サイトから入手できます。インストールに問題がある場合は、こちらの方法を強くおすすめします。サイトで提供されているコンボアップデートには、OSの更新に必要なファイルがすべて含まれており、システムファイルを丸ごと置き換えることで、環境全体を最新の状態にできます。

  1. セーフモードでアップデートをインストールする

セーフモードでインストールするには、電源ボタンを押しながらShiftキーを押し続けます。Macが再起動したらApp Storeを開き、セーフモードのままアップデートをインストールして、その後再起動してください。

  1. ストレージ容量を確保する

アップデートに失敗する原因の一つは、インストールに必要な空き容量が不足していることです。セーフモードで起動している間に、不要なファイルを削除して容量を確保しておきましょう。

  1. NVRAMをリセットする

セーフモードでのインストールでも解決しない場合は、NVRAMをリセットします。Macを再起動し、起動時にCommand + Option + R + Pキーを同時に押し続けてください。これでNVRAMがリセットされます。数秒待ってMacが再起動したら、インストールが開始されるかどうか様子を見ましょう。

  1. リカバリーモードでHigh Sierraを再インストールする

起動時にCommand + Rキーを押し続けると、リカバリーモードでMacを起動できます。いくつかの選択肢が表示されますが、「新しいOSをインストール」を選ぶのがおすすめです。OSを再インストールすると、システムファイルがすべて置き換えられ、エラーの原因となっている破損ファイルが上書きされます。

  1. 外付けドライブからHigh Sierraをインストールする

ここまでの方法でもHigh Sierraのインストールに失敗する場合は、ブータブルUSBなどの外付けドライブからインストールする方法を試してみてください。

  1. アップデート完了後にディスクユーティリティを実行する

High Sierraのインストールが成功したら、ディスクユーティリティを実行して、インストール問題の原因となっていた可能性のあるディスクエラーを検出・修復しておきましょう。併せてMac用のメンテナンスアプリを導入すれば、ジャンクファイルを除去し、Macを常に最適な状態に保てます。

本記事が、Mac OS Sierraのインストールが固まる問題の解決に役立つことを願っています。上記の手順をすべて試してもインストールできない場合は、お近くのApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに持ち込み、技術者による点検を受けることをおすすめします。

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