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Windows 10のPowerShellでファイルを圧縮・解凍する方法【コマンド実例付き】

ZIP機能を使うと、ファイルとその関連設定を1つのファイルにまとめて、容量を小さく圧縮できます。こうして作成したZIPファイルは、メールやその他のファイル共有サービスを通じて、簡単に他の人へ送信できるのが大きなメリットです。

ZIP圧縮といえば、WinRARや7-Zipといった専用ソフトを使うのが一般的ですが、実はWindowsに標準搭載されているPowerShellでも、追加ソフトなしでファイルの圧縮・解凍が可能です。この記事では、その具体的な手順をわかりやすく解説します。

関連記事:WindowsとMacでファイルを圧縮する方法

PowerShellでファイルをZIP圧縮する方法

まずは、単一のファイルを圧縮する基本の手順から見ていきましょう。

ステップ1:スタートメニューで「PowerShell」と検索し、起動します。

ステップ2:以下の構文に従ってコマンドを入力します。

Compress-Archive -LiteralPath <PathToFiles> -DestinationPath <PathToDestination>

各パラメータの意味は次のとおりです。

  • PathToFiles:圧縮したい元ファイルのパス
  • PathToDestination:圧縮後のZIPファイルの保存先パス

ステップ3:実際にファイルパスを当てはめると、コマンドは以下のようになります。

Compress-Archive -LiteralPath 'C:\Users\AbhishekSharma\Downloads\tweakshotsetupg_tweaking-default.exe','C:\Users\AbhishekSharma\Downloads\adrsetup_systweak-default.exe' -DestinationPath 'G:\Systweak\Apps.zip'

ご覧のとおり、複数のファイルを圧縮したい場合は、各ファイルのパスをカンマ(,)で区切って指定します。カンマで区切れば、いくつでもパスを追加できます。なお、各ファイルパスは必ず引用符('')で囲んでください。

また、保存先パスの末尾にはApps.zipという名前を付けています。これは私が任意で指定した圧縮ファイル名です。もしファイル名を指定しなかった場合、結果のファイルは保存先に.zipという名前で保存されるので注意しましょう。

PowerShellでフォルダを丸ごとZIP圧縮する方法

ステップ1:スタートメニューで「PowerShell」と検索し、起動します。

ステップ2:フォルダ全体とその中身をすべて1つのZIPファイルにまとめたい場合は、構文が少し変わります。以下のように入力してください。

Compress-Archive -LiteralPath <PathToFolder> -DestinationPath <PathToDestination>

PathToFolderには、中身を丸ごと圧縮したいフォルダへのパスを指定します。

ステップ3:先ほどの例で、個別のセットアップファイル2つではなく、Downloadsフォルダ全体を圧縮したい場合は、コマンドは次のようになります。

Compress-Archive -LiteralPath 'C:\Users\AbhishekSharma\Downloads' -DestinationPath 'G:\Systweak\Apps.zip'

PowerShellでZIPファイルを解凍する方法

圧縮されたファイルを解凍して中身を取り出す作業は、圧縮よりもさらに簡単です。必要なのは、ZIPファイルのパスと保存先のパスだけです。手順は以下のとおりです。

ステップ1:スタートメニューで「PowerShell」と検索し、起動します。

ステップ2:コマンドはCompress-ArchiveからExpand-Archiveに変わり、続けてパスを指定します。

Expand-Archive -LiteralPath <PathToZipFile> -DestinationPath <PathToDestination>

ステップ3:先ほどの圧縮コマンドを逆にして、同じフォルダパスを使うと、解凍コマンドは以下のようになります。

Expand-Archive -LiteralPath 'G:\Systweak\Apps.zip' -DestinationPath 'C:\Users\AbhishekSharma\Downloads'

これで、Apps.zipの中身がDownloadsフォルダに展開されます。なお、保存先として存在しないフォルダを指定した場合、PowerShellは解凍前にその名前のフォルダを自動的に作成してくれます。

また、保存先パスを指定せずにコマンドを実行すると、PowerShellはCドライブUsersフォルダ内に「Archive」というフォルダを作成し、そこに展開します。パスは以下のとおりです。

'C:\Users\ユーザー名\Archive'

すでにArchiveフォルダが存在する場合、PowerShellはエラーを返します。ただし、既存のArchiveフォルダ内のデータを上書きして、ZIPファイルから展開した内容で置き換えるよう指示することも可能です。ただし、一度上書きすると古いファイルは完全に削除されるため、実行前には十分注意してください。

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