Windowsのエラーレポートは見るべき?信頼性モニターでアプリのクラッシュを確認する方法
Windowsは、システム上で発生するすべてのアプリケーションのクラッシュやフリーズを自動的に記録しています。クラッシュの詳細情報を保存するだけでなく、エラーレポートごとに解決策を提示しようとすることもあります。では、私たちはこれらのエラーレポートや解決策にもっと目を向けるべきなのでしょうか?
Microsoftの「Windowsエラー報告(Windows Error Reporting)」サービスは、Windows XPの時代から搭載されている機能です。Windowsアプリケーションがクラッシュまたはフリーズすると、このサービスが自動的に作動し、クラッシュしたプログラムの状態を示すメモリダンプを含む詳細情報を記録します。情報はまずローカルに保存され、その後、クラッシュデータをMicrosoftのサーバーへアップロードするかどうかを選択できます。
エラーレポートの確認方法
システムのイベントログを自分で掘り起こす必要はありません。アクションセンターに便利なツールが用意されています。通知領域にある旗のアイコンをクリックして「アクションセンターを開く」を選択し、「メンテナンス」セクションの「信頼性履歴の表示」をクリックしましょう。スタートメニューで「信頼性」と検索し、「信頼性履歴の表示」アプリを起動する方法も手軽です。

信頼性モニターには、Windowsのエラーメッセージ、警告、情報メッセージなど、さまざまな種類の情報が時系列で表示されます。ソフトウェアのエラーレポートは「アプリケーションエラー」として分類され、該当する日付をクリックすると、どのアプリがクラッシュしたのか、いつクラッシュしたのか、エラーの概要を確認できます。
また、ウィンドウ下部の「すべての問題レポートを表示」リンクをクリックすれば、記録されたすべてのソフトウェアエラーを一覧で確認することも可能です。

実際の問題を解決できるのか?
エラーの横にある「解決策の確認」リンクをクリックすると、Windowsがそのエラーの解決策を探してくれます。理論上は信頼性モニターが問題解決を支援してくれるはずですが、実際には次のようなメッセージが表示されることがほとんどです。

「新しい解決策は見つかりませんでした」というメッセージは非常によく見られます。筆者自身、何度か試してみたものの、実際の解決策が表示されたことは一度もありませんでした。問題に直面しているなら試してみる価値はありますが、大きな期待はしないほうが良いでしょう。
ウィンドウ下部には「すべての問題の解決策を確認」というリンクもあります。これを使えば、記録済みのすべてのソフトウェアエラーについて解決策を一括チェックできます。ただし残念ながら、筆者の環境では相当数のエラーが記録されているにもかかわらず、こちらも同じく「新しい解決策は見つかりませんでした」という結果でした。
個別の解決策が得られない場合は、汎用的な対処法に頼ることになります。クラッシュが繰り返されるソフトウェアは、まず最新版へアップデートしましょう。それでも問題が解決しない場合は、より安定した代替アプリへの乗り換えを検討するのが賢明です。
エラー報告サービスのメリット
とはいえ、Windowsエラー報告サービスが完全に無価値というわけではありません。次のような利点があります。
- エラーレポートはMicrosoftに送信され、ソフトウェア開発者は各バグが実際にどれだけ多くのユーザーへ影響しているかに基づいて、バグ修正の優先順位を判断できます。サードパーティの開発者も申請することで、自社ソフトウェアのエラーレポートをMicrosoftのデータベースで閲覧可能です。
- エラー履歴を見れば、特定のPCでどのプログラムが不調を起こしているのか一目で把握できます。他人のPCをメンテナンスする際に、相手が困っているプログラムを特定するのに役立ちます。
- 情報メッセージの履歴は、エラーの原因を突き止める手がかりになります。例えば、「クラッシュが発生し始めた前日にビデオドライバーを更新していた」といったことに気づけるかもしれません。

結論:使う価値はある?
それでは、Windowsのソフトウェアエラーレポートにもっと注意を払うべきなのでしょうか?答えは「ケースバイケース」です。すでにどのプログラムがクラッシュしているのか分かっているのであれば、エラー報告サービスが解決の手助けをしてくれる可能性は高くありません。一方で、どのプログラムが不安定なのかひと目で把握したい場合、特に他人のPCのメンテナンスを行っているときには、エラーレポートが非常に有用です。その他のシステム情報メッセージも、問題の原因を推測する貴重なヒントになってくれます。
あなたは信頼性モニターを役立てたことがありますか?実際に解決策が提示された経験はありますか?ぜひコメントで教えてください。
画像クレジット:Computer Health via Shutterstock
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