Windows 10/11で0xc000007bエラーを解決する8つの簡単な方法
Windows 10/11のエラーは、予期せぬタイミングで発生することがあります。重要なオンライン会議の最中に現れることもあれば、お気に入りのゲームをプレイしている最中に発生することもあるでしょう。
多くのエラーは簡単に修正できますが、中には一見わかりにくい解決策が必要なものもあります。その代表例が「0xc000007b」エラーコードです。
Windows 10/11における0xc000007bエラーとは?
0xc000007bエラーコードは、通常、64ビットプロセスと32ビットシステムとの間に競合が生じたときに表示されます。32ビット環境は、64ビットシステムとは異なり、大量のメモリを必要とする処理を実行できません。64ビットプロセスを32ビットシステム上で無理に実行しようとすると、このエラーコードが発生しやすくなります。
このため、64ビットシステム上で32ビットのゲームを起動したときや、32ビットプラットフォームを必要とする64ビットアプリを起動したときに、Windows 10/11で0xc000007bエラーが表示されるのです。
0xc000007bエラーの原因は?
0xc000007bエラーは、WindowsのDLL(Dynamic Link Library:ダイナミックリンクライブラリ)に問題がある場合に発生します。これは、アプリケーションがDLL内の関数を使用しようとしたものの、そのDLLが見つからない、または正しく読み込めなかったことを示しています。
このエラーの原因として考えられるのは、主に次の3つです。
- システム内のDLLのコピーに問題があり、再インストールや更新が必要になっている
- アプリケーションがDLLを探すパスが正しくない。つまり、ファイルの場所を示す情報に何らかの不具合がある
- マルウェアの攻撃により、システムファイルが破損している
残念ながら、現時点ではWindows 10/11の0xc000007bエラーを確実に修正する万能な方法は存在しません。しかし、以下に紹介する対処法を順番に試すことで、問題を解決できる可能性は十分にあります。
Windows 10/11で0xc000007bエラーコードを修正する8つの方法
以下の解決策を、効果が得られるまで一つずつ試してみてください。
解決策1:パソコンを再起動する
まず最初に試すべきは、パソコンの再起動です。単純すぎるように思えますが、実際に効果をもたらすことも少なくありません。
Windows 10を再起動するには、電源ボタンを押すか、Windowsのメインメニューを開き、電源アイコンをクリックして「再起動」を選択します。あとはデバイスが再起動するのを待ちましょう。
ただし、再起動の前に、開いているドキュメントなどの作業内容を必ず保存してください。突然の再起動では、未保存の変更を復元するのは困難です。
解決策2:管理者権限を確認する
0xc000007bエラーは、特定のアプリを実行するために必要な管理者権限が不足しているために発生することもよくあります。この場合は、アプリケーションを右クリックして「管理者として実行」を選択し、「はい」をクリックして操作を確認します。これでアプリが正常に動作するはずです。
解決策3:問題のあるアプリケーションを再インストールする
問題のアプリケーションを再インストールすることで、0xc000007bエラーが解消されることがあります。再インストールの前に、まずウイルス対策ソフトを無効にしておきましょう。その後、以下の手順に進みます。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「プログラム」→「プログラムと機能」に移動します。
- 「プログラムのアンインストール」を選択します。
- 画面の指示に従って、問題のアプリケーションをアンインストールします。
- アンインストールが完全に完了したら、パソコンを再起動します。
- 再起動後、開発元の公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードして、アプリケーションを再インストールします。
- 再インストール後、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策4:.NET Frameworkを最新の状態に更新する
.NET Frameworkも、0xc000007bエラーの原因となることがあります。
.NET Frameworkは、WindowsやmacOS、Linuxなどさまざまなプラットフォームで動作するアプリケーションの構築を支援するライブラリのコレクションです。ネットワーク、セキュリティ、グラフィックスなど、多くの機能を提供しています。
.NET Framework自体は直接何かを行うわけではなく、機能を実装するための構成要素(API)を提供する仕組みです。そのため、.NET Frameworkが古い状態のままだと、これに依存するアプリケーションが正しく動作しなくなることがあります。
エラーの発生を防ぐには、常に最新の状態に保つことが大切です。以下の手順で.NET Frameworkを更新できます。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「プログラムと機能」を選択します。
- 「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。
- 利用可能なWindows機能の一覧が表示された新しいウィンドウが開きます。
- 「.NET Framework」を探してクリックします。
- チェックボックスを切り替えて設定を確定すると、更新が自動的に開始されます。完了まで待ちます。
- その後、パソコンが再起動します。
解決策5:xinput1_3.dllファイルを更新する
xinput1_3.dllファイルを更新することでも、0xc000007bエラーが解決できる場合があります。以下の手順を試してみてください。
- 信頼できる配布元からdllファイルをダウンロードします。
- WinRARなどを使ってファイルを展開します。
- 展開したフォルダー内のxinput1_3.dllファイルを見つけ、「C:\Windows\SysWOW64」フォルダーにコピーします。
- 確認を求めるダイアログが表示されたら、「コピーして置き換える」をクリックします。
解決策6:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを再インストールする
Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが0xc000007bエラーの原因となっているケースもあります。その場合は、一度アンインストールしてから再インストールすれば問題が解決します。手順は以下の通りです。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「プログラム」→「プログラムと機能」に移動します。
- 「プログラムのアンインストール」を選択します。
- 32ビットOSの場合は「Microsoft Visual C++ Redistributable – x86」、64ビットOSの場合は「Microsoft Visual C++ Redistributable – x64」を探します。
- 該当するパッケージを選択してアンインストールします。
- アンインストールウィザードが完了するのを待ちます。
- パソコンを再起動します。
- お使いのパソコンに対応したMicrosoft Visual C++ Redistributableパッケージを、Microsoftの公式サイトからダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
- インストール完了後、パソコンを再起動します。
解決策7:システムの安定性を回復する
0xc000007bエラーは、システムが不安定になっていることでも発生します。破損したファイルや無効なレジストリエントリが蓄積すると、さまざまなエラーが起こりやすくなり、その一つが0xc000007bエラーです。
こうしたエラーを防ぐには、定期的にシステムスキャンを実行する習慣をつけるのがおすすめです。信頼性の高いPC修復ツールを導入すれば、Windows 10/11のエラースキャンから修復までのプロセスを自動化できます。
PC修復ツールは、コンピューターを解析してエラーを検出し、自動的に修正してくれるプログラムです。まるで経験豊富な技術者がいつでもそばにいてくれるようなもので、ウイルスや破損ファイルなどの問題を素早く検出して修復してくれます。これがあれば、パソコンのトラブルをいちいち心配する必要はありません。
解決策8:CHKDSKスキャンを実行する
上記のいずれの方法でも解決しない場合は、CHKDSKスキャンを実行してハードディスクに問題がないか確認してみましょう。
CHKDSKは、ハードディスクやボリュームの整合性をチェックするためのコマンドです。ディスク上のすべてのセクターを読み取り、パーティションテーブルが示す物理的な位置情報と照合することで動作します。両者に食い違いがある場合は破損とみなされ、ユーザーに報告されます。
CHKDSKコマンドには複数の引数を指定でき、動作をカスタマイズできます。たとえば、チェック対象のディスク(C:\など)、出力の詳細度(-v)、待機時間(-w n)、不良セクターの復旧の有無(-r)などを指定できます。引数を指定しない場合は、既定値で実行されます。
0xc000007bエラーへの対処としては、以下の手順を実行します。
- 「スタート」メニューを開きます。
- 検索バーに「cmd」と入力します。
- 検索結果の先頭の項目を右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
- カーソルが点滅した状態で「コマンドプロンプト」が開きます。
- コマンドラインに「chkdsk /f /r」と入力します。
- Enterキーを押します。
- 次回の再起動時にスキャンをスケジュールするかどうか尋ねられるので、「y」と入力してEnterキーを押します。
- パソコンを再起動します。
- 起動時にCHKDSKスキャンが開始されます。完了まで時間がかかるので、気長に待ちましょう。
まとめ
今後0xc000007bエラーに遭遇しても、もう対処法はお分かりでしょう。上記の解決策を順番に試して、自分の状況に合った方法を見つけてください。それでも解決しない場合は、信頼できる専門業者にパソコンの診断を依頼することをおすすめします。
あなたは0xc000007bエラーに遭遇したことはありますか?どのように対処しましたか?ぜひコメント欄であなたの体験や意見を聞かせてください。
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