Windows 10でフォルダーの表示設定が保存されない問題を解決する7つの方法
Windows 10では、ファイルやフォルダーの表示方法を自由にカスタマイズできます。エクスプローラーには「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」「一覧」「詳細」「並べて表示」「内容」といった複数の表示オプションが用意されており、好みに合わせていつでも切り替えることが可能です。
しかし、設定を変更してもWindowsがその設定を記憶してくれないことがあります。例えば、フォルダーの表示を「一覧」に変更してPCを再起動したところ、再起動後には設定が元の「詳細」表示に戻ってしまう――これが「フォルダーの表示設定が保存されない」典型的な症状です。
フォルダー表示設定が保存されない主な原因
この問題の主な原因はレジストリの仕様にあります。Windowsは既定で最大5,000個のフォルダーについてしか表示設定を保存しないようになっており、それを超えるフォルダーが存在すると新しい設定が反映されません。この上限値をレジストリで10,000に引き上げることで問題を解消できます。
注意:作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。万が一トラブルが発生しても元の状態に戻せるようになります。
方法1:フォルダーの種類別表示設定をリセットする
- 「Windowsキー + E」でエクスプローラーを開き、「表示」→「オプション」をクリックします。
- 「表示」タブに切り替え、「フォルダーのリセット」をクリックします。

- PCを再起動して変更を保存します。
- 再度表示設定を変更し、今度はWindowsが設定を記憶するか確認します。
方法2:「フォルダーに適用」を選択する
- エクスプローラーを開き、設定を適用したいドライブに移動します。
- 上部の「表示」を選択し、「レイアウト」セクションから希望の表示オプションを選びます。

- 「表示」内の右端にある「オプション」をクリックします。
- 「表示」タブに切り替えて「フォルダーに適用」をクリックします。

- PCを再起動して設定を保存します。
方法3:システムの復元を実行する
- 「Windowsキー + R」を押し、「sysdm.cpl」と入力してEnterキーを押します。

- 「システム保護」タブを選択し、「システムの復元」をクリックします。

- 「次へ」をクリックし、希望の復元ポイントを選択します。

- 画面の指示に従ってシステムの復元を完了させます。
- 再起動後、フォルダー表示設定の問題が解決しているか確認しましょう。
方法4:デスクトップにユーザーファイルのショートカットを追加する
- デスクトップを右クリックして「個人用設定」を選択します。

- 左側のメニューから「テーマ」に切り替えます。
- 「関連設定」の下にある「デスクトップ アイコンの設定」をクリックします。

- 「ユーザーのファイル」にチェックを入れ、「適用」→「OK」をクリックします。
- デスクトップから「ユーザーのファイル」を開き、目的のフォルダーへ移動します。
- フォルダーの表示オプションを希望の設定に変更してみます。
- PCを再起動して変更を保存します。
方法5:管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行する
- 「Windowsキー + X」を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押してください。
REG ADD "HKEY_Current_User\software\microsoft\windows\currentversion\policies\explorer" /v "NoSaveSettings" /t REG_SZ /d "0" /f REG ADD "HKEY_Local_Machine\software\microsoft\windows\currentversion\policies\explorer" /v "NoSaveSettings" /t REG_SZ /d "0" /f

実行後、PCを再起動して変更を保存します。
方法6:レジストリファイル(.reg)による修正
- メモ帳を開き、以下の内容を正確にコピー&ペーストします。
Windows Registry Editor Version 5.00 [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\BagMRU] [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags] [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags\All Folders\Shell] "FolderType"="NotSpecified" [HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell] "BagMRU Size"=dword:00002710
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」のドロップダウンから「すべてのファイル」を選びます。

- 任意の保存先を指定し、ファイル名を「Registry_Fix.reg」(拡張子 .reg は非常に重要です)として「保存」をクリックします。

- PCを再起動すると、フォルダー表示設定が保存されない問題が解決します。
なお、このレジストリファイルの「dword:00002710」は10進数で10,000を意味し、前述のフォルダー数の上限を引き上げる役割を果たします。
方法7:レジストリエディターで回避策を適用する
- 「Windowsキー + R」を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。

- 以下の2つのレジストリキーに移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Wow6432Node\CLSID\{42aedc87-2188-41fd-b9a3-0c966feabec1}\InProcServer32\
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{42aedc87-2188-41fd-b9a3-0c966feabec1}\InProcServer32\
- 「(既定)」の文字列値をダブルクリックし、上記の両方の場所で値を「%SystemRoot%\SysWow64\shell32.dll」から「%SystemRoot%\system32\windows.storage.dll」に変更します。

- PCを再起動して変更を保存します。
注意:アクセス許可の問題でこれらの設定を編集できない場合は、事前に該当するレジストリキーの所有権を取得しておく必要があります。
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