Windowsタイムサービスが自動的に起動しない問題を解決する4つの方法
Windowsタイムサービス(W32Time)は、MicrosoftがWindows向けに提供している時刻同期サービスで、システムの時刻を自動的に正確な時間へと同期します。時刻同期は、time.windows.comなどのNTP(Network Time Protocol)サーバーを通じて行われ、Windowsタイムサービスが稼働しているすべてのPCは、このサービスによって正確な時刻を維持しています。
しかし、環境によってはWindowsタイムサービスが自動的に起動せず、「Windows Timeサービスが開始されていません」というエラーが表示されることがあります。これはサービスの起動に失敗している状態を意味し、日付と時刻が同期されなくなってしまいます。
本記事では、この問題を解決するためのトラブルシューティング手順を4つの方法に分けて詳しく解説します。
作業前の準備
作業を始める前に、万が一問題が発生した場合に備えて、必ずシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:タイムサービスの登録解除と再登録
1.Windowsキー + X を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
2.以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します:
pushd %SystemRoot%\system32
net stop w32time
w32tm /unregister
w32tm /register
sc config w32time type= own
net start w32time
w32tm /config /update /manualpeerlist:"0.pool.ntp.org,1.pool.ntp.org,2.pool.ntp.org,3.pool.ntp.org",0x8 /syncfromflags:MANUAL /reliable:yes
w32tm /resync
popd
3.上記のコマンドで改善しない場合は、次のコマンドを試してください:
w32tm /debug /disable
w32tm /unregister
w32tm /register
net start w32time
4.最後のコマンドを実行後、「Windows Time サービスを開始しています。Windows Time サービスは正常に開始されました。」というメッセージが表示されれば成功です。
5.これで、インターネット時刻の同期が再び正常に機能するようになります。
方法2:既定として登録されているトリガーイベントを削除する
1.Windowsキー + X を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
2.以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:
sc triggerinfo w32time delete
3.続いて、ご利用の環境に適したトリガーイベントを定義するため、次のコマンドを実行します:
sc triggerinfo w32time start/networkon stop/networkoff
4.コマンドプロンプトを閉じ、問題が解決したかどうかを確認します。
方法3:タスクスケジューラで時刻同期を有効にする
1.Windowsキー + X を押し、「コントロールパネル」を選択します。
2.「システムとセキュリティ」をクリックし、続いて「管理ツール」をクリックします。
3.「タスクスケジューラ」をダブルクリックし、以下のパスへ移動します:
タスクスケジューラライブラリ / Microsoft / Windows / Time Synchronization
4.「Time Synchronization」配下にある「Synchronize Time」を右クリックし、「有効」を選択します。
5.変更を保存するため、PCを再起動します。
方法4:Windowsタイムサービスを手動で開始する
1.Windowsキー + R を押し、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
2.サービス一覧から「Windows Time」を見つけ、右クリックして「プロパティ」を選択します。
3.スタートアップの種類が「自動(遅延開始)」に設定され、サービスが実行中であることを確認します。停止している場合は「開始」をクリックします。
4.「適用」をクリックし、続いて「OK」をクリックします。
5.このままだと、タスクスケジューラの時刻同期タスクがサービスコントロールマネージャーより先にWindowsタイムサービスを起動してしまう可能性があります。この競合を避けるため、タスクスケジューラで時刻同期を無効化します。
6.タスクスケジューラを開き、以下のパスへ移動します:
タスクスケジューラライブラリ / Microsoft / Windows / Time Synchronization
7.「Synchronize Time」を右クリックし、「無効」を選択します。
8.変更を保存するため、PCを再起動します。
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以上で、Windowsタイムサービスが自動的に起動しない問題の解決は完了です。それでも解決しない場合や、本記事についてご質問がある場合は、お気軽にコメント欄にてお知らせください。
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