「Bluetoothスタックサービスを開始できません」エラーの直し方【3つの解決策】
Bluetoothスタックサービスは、他のBluetoothデバイスとの接続やデバイス間でのファイル共有など、Bluetoothに関するさまざまな機能を担当する重要なサービスです。このエラーはノートパソコンで発生することが多いですが、Bluetoothドングル(USBアダプター)を取り付けたデスクトップPCでも起こる可能性があります。

「Bluetoothスタックサービスを開始できません」というエラーメッセージは、PCの起動時、またはBluetooth接続を使って他のデバイスに接続しようとしたタイミングで表示されます。この問題には複数の解決方法があり、ここでは実際にユーザーから効果が確認された方法を厳選してご紹介します。
解決策1:Bluetoothドライバーを更新する
最も基本的な対策が、実は最も効果的であることは珍しくありません。このエラーもその典型で、多くの場合、ドライバーが古い、あるいは最新版ではないことが原因です。幸い、ドライバーの更新は簡単に行えますので、まずはお使いのPCメーカーの公式サイトで提供されている最新ドライバーを入手しましょう。
- スタートボタンをクリックし、メニューが開いた状態で「デバイスマネージャー」と入力し、候補の一番上に表示される項目を選択します。
- 古いOS(Windows 10より前)をお使いの場合は、キーボードの「Windowsロゴキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「devmgmt.msc」と入力してOKをクリックしてください。

- デバイスマネージャーウィンドウの一番下にある「その他のデバイス」セクション、または専用の「Bluetooth」セクションを展開します。「Bluetooth」セクションが存在する場合は、その下にあるすべての項目を右クリックし、コンテキストメニューから「ドライバーの更新」を選択します。
- Bluetoothデバイスが「その他のデバイス」セクションに表示されている場合は、「Bluetooth」という名前で始まるすべての項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択してください。

- 新しいウィンドウで「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択し、Windowsによるドライバーの検索が完了するまで待ちます。
- Windowsが新しいドライバーを見つけられない場合や、更新しても問題が解決しない場合は、デバイスメーカーの公式サイトからドライバーを入手し、案内に従ってインストールしてみてください。
注意:Windows 10ユーザーの場合、内蔵デバイス向けの最新ドライバーはWindows Updateと一緒に配信されることが多いです。そのため、常にPCを最新の状態に保つことをおすすめします。Windows 10では自動的にアップデートされますが、以下の手順で手動でも新規アップデートを確認できます。
- キーボードの「Windowsキー + I」を押してWindowsの設定画面を開きます。タスクバーの検索ボックスやスタートメニューから「設定」を検索しても構いません。

- 設定アプリ内の「更新とセキュリティ」を探して開きます。
- 「Windows Update」タブを表示したまま、「更新状況」の下にある「更新プログラムのチェック」をクリックし、新しいバージョンのWindowsが利用可能かどうかを確認します。

- アップデートが見つかった場合は、Windowsが自動的にダウンロードを開始します。更新を完了するためにPCの再起動を求められるので、指示に従ってください。
解決策2:Bluetooth関連サービスの設定を見直す
エラーメッセージは特定のBluetoothサービスを指しているように見えますが、実際には名前に「Bluetooth」という単語を含むすべてのサービスに対して以下の手順を実行することをおすすめします。これは、Bluetooth関連の各サービスが互いに依存関係にあり、一つでも不具合が起きると他のサービスも連鎖的に停止してしまうためです。
- キーボードの「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力(引用符は不要)してOKをクリックします。これでWindowsサービスを管理するツールが起動します。

- サービス一覧の中から、名前に「Bluetooth」が含まれるすべてのサービスを探し、右クリックして表示されるコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- サービスがすでに開始されている場合(「サービス状態」の横で確認できます)、ウィンドウ中央の「停止」ボタンをクリックして一度停止させてください。すでに停止している場合は、そのままにしておきます。

- 次のステップに進む前に、サービスのプロパティウィンドウ内の「スタートアップの種類」が「自動」に設定されていることを確認します。スタートアップの種類を変更する際にダイアログが表示された場合は、内容を確認して承認してください。その後、ウィンドウ中央の「開始」ボタンをクリックしてから閉じます。この作業を、すべてのBluetooth関連サービスに対して繰り返し行ってください。
「開始」をクリックした際に、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「ローカルコンピューター上のサービスを開始できません。エラー1079:このサービスに指定されたアカウントは、同じプロセスで実行されている他のサービスに指定されたアカウントと異なります。」
このエラーが表示された場合は、以下の手順で修正できます。
- 上記の手順1〜3を実行してサービスのプロパティウィンドウを開きます。「ログオン」タブに移動し、「参照...」ボタンをクリックします。

- 「選択するオブジェクト名を入力してください」の入力欄にお使いのアカウント名を入力し、「名前の確認」をクリックして名前が確定されるのを待ちます。
- 完了したら「OK」をクリックします。パスワードを設定している場合は、パスワードの入力を求められたら入力してください。これでサービスが問題なく起動するはずです!
解決策3:Bttrayをスタートアップから無効化する
エラーメッセージが表示されていても、実際にはBluetoothに何の問題もない場合は、単なるバグである可能性があります。Bluetoothデバイスの使用や他のデバイスへの接続に支障がないなら、スタートアップから「Bttray」の項目を無効化するだけで問題が解決することがあります。この項目は、このエラーの原因としてよく知られています。
万が一、この変更によってBluetoothデバイスに不具合が出た場合でも、同じ手順で簡単に元に戻せますのでご安心ください。
Windows 10の場合:
- 「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを開きます。
- または、「Ctrl + Alt + Del」キーを押して表示される青い画面から「タスクマネージャー」を選択しても構いません。スタートメニューから検索することも可能です。

- 上部のナビゲーションメニューから「スタートアップ」タブに移動し、一覧の中から「Bttray」または「Bluetooth Tray」という項目を探します。

- 該当項目をクリックして選択し、ウィンドウ右下の「無効にする」ボタンをクリックして、PC起動時に自動的に立ち上がらないようにします。
- 変更を適用し、PCを再起動して、問題がまだ発生するかどうかを確認してください。
旧バージョンのWindowsの場合:
- キーボードの「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログが開くのを待ちます。「msconfig」と入力してOKボタンをクリックすると、システム構成ツールが開きます。

- 上部のナビゲーションメニューから「スタートアップ」タブに移動し、一覧の中から「Bttray」または「Bluetooth Tray」という項目を探します。
- 該当項目の左側にあるチェックボックスのチェックを外して無効化し、「OK」または「適用」ボタンをクリックして変更を確定します。

- PCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
注意:一部のユーザーによると、スタートアップの一覧に「Bluetooth Software」という項目がある場合、それも併せて無効化しておくとよいそうです。
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