「再起動し、適切な起動デバイスを選択してください」エラーの解決方法【7つの対処法】
「Reboot and Select proper Boot device(再起動し、適切な起動デバイスを選択してください)」エラーの解決方法:このエラーは、システムファイルの破損、BIOSの起動順序の設定ミス、ハードディスクの故障などが主な原因となって発生します。Windowsの起動時にこのエラーが表示されると、PCを何度再起動しても黒い画面とエラーメッセージが表示され続けます。
Reboot and Select proper Boot device
Or Insert Boot Media in Selected Boot device and press a key
(訳:再起動して適切な起動デバイスを選択するか、選択した起動デバイスに起動メディアを挿入してキーを押してください)
場合によっては、故障したハードディスクを交換しても問題が解決しないことがあります。しかし心配はいりません。この記事では、この問題を簡単に切り分け・解決するための7つの対処法をわかりやすく解説します。
「Reboot and Select Proper Boot Device」エラーの解決手順
方法1:BIOSで正しい起動順序を設定する
このエラーが表示される一因として、起動順序(Boot Order)が正しく設定されていないことが挙げられます。OSが入っていない別のデバイスから起動しようとして失敗しているケースです。この問題を解決するには、起動順序でハードディスクを最優先に設定する必要があります。
1. PCの電源を入れ、起動画面やエラー画面が表示される前に、DeleteキーまたはF1キー、F2キー(PCメーカーによって異なります)を繰り返し押してBIOSセットアップに入ります。
2. BIOSセットアップ画面で、オプション一覧から「Boot」タブを選択します。
3. 起動順序でハードディスク(HDD)またはSSDが最優先になっていることを確認します。なっていない場合は、上下の矢印キーでハードディスクを一番上に移動します。これにより、PCはまずハードディスクから起動するようになります。
4. 最後にF10キーを押して変更を保存し、終了します。これでエラーが解決するはずです。解決しない場合は、次の方法に進んでください。
方法2:ハードディスクが破損・故障していないか診断する
上記の方法で改善しない場合は、ハードディスクが物理的に破損または故障している可能性があります。その場合は、HDD/SSDを新品に交換してWindowsを再インストールする必要があります。ただし、結論を急ぐ前に、診断ツールを実行して本当に交換が必要かどうかを確認しましょう。
診断を実行するには、PCを再起動し、起動画面が表示される前にF12キーを押します。ブートメニューが表示されたら、「Boot to Utility Partition」または「Diagnostics」オプションを選択してEnterキーを押すと診断が始まります。システムのハードウェア全体が自動的にチェックされ、問題が検出されればレポートされます。
おすすめ:HDDのバッドセクター(不良セクター)は「Hiren's Boot CD」を使ってチェック・修復できます。
方法3:ハードディスクのケーブル接続を確認する
この問題の約半数は、ハードディスクの接続不良やケーブルの緩みが原因です。まずはPC内部のSATAケーブルや電源ケーブルに不具合がないか確認しましょう。
重要:保証期間中のPCはケースを開けないことをおすすめします。開封すると保証が無効になる恐れがあるためです。その場合はサービスセンターへの持ち込みが賢明です。また、技術的な知識がない方は無理に分解せず、専門の技術者に点検を依頼してください。
ハードディスクの接続を確認・修正したら、PCを再起動します。今回はエラーが解消されているかもしれません。
方法4:スタートアップ修復(自動修復)を実行する
1. Windows 10の起動可能なインストールDVD(またはUSBメモリ)を挿入し、PCを再起動します。
2. 「CDまたはDVDから起動するには任意のキーを押してください」と表示されたら、任意のキーを押して続行します。
3. 言語などの設定を選択して「次へ」をクリックし、左下の「コンピューターを修復する」をクリックします。
4. 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリックします。
5. トラブルシューティング画面で「詳細オプション」をクリックします。
6. 詳細オプション画面で「自動修復」または「スタートアップ修復」をクリックします。
7. Windowsの自動/スタートアップ修復が完了するまで待ちます。
8. 再起動後、エラーが解決していれば完了です。解決しない場合は、次の方法に進んでください。
なお、「自動修復でPCを修復できませんでした」と表示される場合の対処法も併せて参考にしてください。
方法5:UEFIブートを有効にする
1. PCを再起動し、F2キーまたはDELキー(PCによって異なります)を押してBIOSセットアップを開きます。
2. 以下のように設定を変更します。
Boot list option を「UEFI」に変更 Load Legacy option ROM を無効化(Disabled) Secure boot を有効化(Enabled)
3. F10キーを押して設定を保存し、BIOSを終了します。
方法6:アクティブパーティションを変更する
1. Windowsインストールディスクからコマンドプロンプト(cmd)を開きます。
2. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。
注意:通常はシステム予約済みパーティション(約100MB)をアクティブに設定します。システム予約済みパーティションがない場合は、Cドライブをアクティブにしてください。
DiskPart list disk select disk 0 list partition select partition 1 active exit
3. コマンドプロンプトを閉じてPCを再起動します。多くのケースで、この方法によりエラーが解決しています。
関連記事:「BOOTMGR is missing」エラーの解決方法もあわせてご覧ください。
方法7:Windows 10を修復インストールする
ここまでのどの方法でも解決しない場合は、HDD自体は正常でありながら、OS本体またはBCD(ブート構成データ)の情報が何らかの理由で消失している可能性が高いといえます。その場合は、データを残したままWindowsを上書きする「修復インストール」を試してみてください。それでも失敗する場合は、Windowsの新規インストール(クリーンインストール)が最終的な解決策となります。事前に大切なデータのバックアップを忘れずに行いましょう。
以上で「Reboot and Select proper Boot device」エラーの解決手順は完了です。この記事についてご不明な点や質問がある場合は、お気軽にコメント欄でお知らせください。
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