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Windows 10で「メモリ不足」エラーを修正する方法|レジストリ編集の手順を解説

Windows 10で「メモリ不足」エラーが発生する原因

Windows 10で多くのアプリケーションウィンドウを開いていると、「メモリ不足(Out of Memory)」というエラーメッセージが表示され、それ以上新しいウィンドウを開けなくなることがあります。場合によってはウィンドウ自体は開いても、表示されるはずのコンポーネントが欠けていることもあります。

メモリまたはシステムリソースが不足しています。いくつかのウィンドウまたはプログラムを閉じてから、もう一度お試しください。

この問題の主な原因は、Windowsにおけるデスクトップヒープ(desktop heap)の制限です。一部のウィンドウを閉じれば一時的に他のウィンドウを開けるようになりますが、これはあくまで応急処置であり、デスクトップヒープの制限そのものは解消されません。

本記事では、レジストリを編集してデスクトップヒープサイズを変更し、この問題を根本的に解決する手順を詳しく解説します。

レジストリでデスクトップヒープサイズを変更する手順

注意: レジストリの編集は慎重に行ってください。誤った操作を行うとシステムが不安定になる可能性があります。作業前にレジストリのバックアップを作成しておくことをおすすめします。

手順1:レジストリエディターを起動する

スタートボタンをクリックし、検索ボックスに「regedit」と入力して、プログラム一覧から「regedit.exe」を選択します。または、Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「regedit」と入力してOKをクリックしても構いません。

手順2:対象のレジストリサブキーへ移動する

次のレジストリサブキーを探してクリックします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems

手順3:「Windows」エントリを編集する

「Windows」というエントリを右クリックし、「変更」を選択します。

手順4:SharedSectionの値を変更する

「文字列の編集」ダイアログの値データ欄にある「SharedSection」エントリを探し、その2番目と3番目の値を大きくします。

SharedSectionは次の形式でシステムヒープとデスクトップヒープのサイズを指定します。

SharedSection=xxxx,yyyy,zzzz

お使いのOSの種類に応じて、以下のように値を設定してください。

  • 32ビット版の場合: 2番目の値(yyyy)を「12288」に、3番目の値(zzzz)を「1024」に増やします。
  • 64ビット版の場合: 2番目の値(yyyy)を「20480」に、3番目の値(zzzz)を「1024」に増やします。

SharedSectionの各値の意味と注意点

  • 2番目の値: 対話型ウィンドウステーション(WinSta0)に関連付けられた各デスクトップのヒープサイズです。対話型ウィンドウステーション内に作成されるすべてのデスクトップに必要となります。単位はKB(キロバイト)です。
  • 3番目の値: 非対話型ウィンドウステーションに関連付けられた各デスクトップのヒープサイズです。単位はKB(キロバイト)です。
  • 2番目の値を20480 KBより大きく設定することは推奨されていません。
  • 参考までに、Microsoftの自動修復ツールでは、2番目の値を「20480」、3番目の値を「1024」に設定しています。

まとめ

以上の手順を実行することで、Windows 10の「メモリ不足」エラーを解決できます。それでも問題が改善しない場合は、「お使いのPCのメモリが不足しています」という警告への対処法も併せて試してみてください。ご不明な点やうまくいかない場合は、お気軽にコメントでお知らせください。

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