Windows 10でエラー0x800c0006が発生したときの対処法を徹底解説
Windows 10のユーザーの一部から、Windows Update経由でWindows Live MailなどWindows Essentialsに含まれるアプリケーションをインストールまたは更新しようとした際に、エラーコード0x800c0006が発生するという報告が寄せられています。

この問題について詳しく調査したところ、エラーの原因となりうる要因は複数存在することが判明しました。考えられる主な原因は以下のとおりです。
- MicrosoftによるWindows Essentialsのサポート終了 – MicrosoftはWindows Live MailをはじめとするWindows Essentialsのレガシーアプリケーションのサポートをすでに終了しています。現在これらをインストールしたい場合は、非公式ソースからオフラインインストーラーを入手する必要があります。
- 以前のインストールで残されたファイル – レジストリに過去のWindows Live Mailのインストール情報が残っている場合も、このエラーが発生することがあります。その場合は、残存ファイルをすべて削除してから再インストールすることで解決できます。
- .NET Framework 3.5の欠落 – Windows Live Mailのレガシーインストーラーには.NET Framework 3.5が必要です。このフレームワークがインストールされていない場合、エラーが表示されることがあります。「プログラムと機能」メニューから.NET Framework 3.5を有効化することで解決可能です。
- システムファイルの破損 – 場合によっては、システムファイルの破損が原因で新しいプログラムのインストールに失敗し、このエラーが発生することがあります。その場合は、クリーンインストールまたは上書き修復インストールによって対処します。
エラーコード0x800c0006の考えられる原因を把握したところで、実際に多くのユーザーが成功を収めた検証済みの解決方法を順番にご紹介します。
方法1: オフラインインストーラーを使ってWindows Live Mailをインストールする
Windows Update経由でWindows Live Mailをインストール・更新する際にこの問題が発生している場合は、Windows Essentialsのオフラインインストーラーを使用することで、エラーコード0x800c0006を回避できる可能性があります。
この方法は多くのユーザーによって有効であることが確認されており、特にインストールの途中で失敗していたケースで効果を発揮します。
該当しそうな場合は、以下の手順に従ってWindows Essentials 2012のオフラインインストーラーを使ってWindows Live Mailをインストールしてください。
注意: Microsoftは2017年末にサポートを終了したため、現在公式サイトからWindows Essentials 2012のオフライン版をダウンロードすることはできません。ただし、信頼できるサードパーティの配布元から入手することは可能です。
- お使いのブラウザーを開き、Windows Essentials(オフラインインストーラー)のCnetダウンロードページにアクセスします。
- ページ内の「Download Now」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードし、完了まで待ちます。

- ダウンロードが完了したら、OSが「このツールは公式サポート対象外」と判定しないよう、インターネット接続を一時的に切断します。
- 次に、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、UAC(ユーザーアカウント制御)の画面で「はい」をクリックします。
- Windows Essentials 2012の最初の画面で、「インストールするプログラムを選択」をクリックします。

- Windows Essentialsスイートに含まれるプログラムの一覧から、インストールしたい項目のみにチェックを入れ、それ以外のチェックを外して「インストール」をクリックします。

- インストールするプログラムを選択したら、画面の指示に従って操作を進め、エラー0x800c0006の原因となっていたツールのインストールを完了させます。
- インストールが完了したらPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
それでも同じエラーコードが表示される場合は、次の対処法に進んでください。
方法2: Windows Live Mailの残存ファイルを削除する(該当する場合)
Windows 10へのアップグレード前やAnniversary Update適用前にWindows Essentialsをインストールしていた場合、その残存データが原因でこのエラーが発生することがあります。
同様の状況にあった複数のユーザーが、旧インストールの残存ファイルをすべて削除してからWindows Live Mailをクリーンインストールし直すことで問題を解決したと報告しています。
該当する場合は、再インストール前に以下の手順でWindows Live Mailの残存ファイルを完全に削除してください。
- エクスプローラーを開き、C:\Program Filesフォルダー内に「Windows Live」という名前のフォルダーがあるか確認します。存在する場合は右クリックし、コンテキストメニューから「削除」を選択します。
- 次にWindowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「%Userprofile%\AppData\Local\microsoft」と入力してEnterキーを押します。ここには、Windows Live Mailやフォトギャラリー、Windows Live Setupなどに関連する一時ファイルが保存されています。

- 該当の場所に移動したら、Windows Live Mailに関連するサブフォルダーを右クリックして「削除」を選択します。
- 再度Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を許可します。

- レジストリエディターの左側メニューを使って、以下の各レジストリキーに移動し、それぞれ削除します。
HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows Live Mail HKEY_LOCAL_MACHINE \ Software \ Microsoft \ Windows Live Mail HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows Live Mail Desktop HKEY_LOCAL_MACHINE \ Software \ Microsoft \ Windows Live Mail Desktop
注意: 手動で階層をたどっても構いませんし、ナビゲーションバーにパスを直接貼り付けてEnterキーを押せば即座に移動できます。
- すべての残存レジストリキーを削除したら、PCを再起動し、Windows Live Mailを再インストールして問題が解決したか確認します。
それでもWindows Live Mailのインストール時に0x800c0006エラーが発生する場合は、次の対処法に進んでください。
方法3: .NET Framework 3.5をインストールする
Windows Live Mailのインストール時に0x800c0006エラーが表示されるもう一つの原因として、.NET Framework 3.5が不足しているケースが挙げられます。このパッケージはレガシーなWindowsツールのインストールに必要であり、Windows Live Mailもその対象です。
実際に、「Windowsの機能」メニューから.NET Framework 3.5を有効化することで問題を解決できたという報告が多数あります。
以下の手順で、.NET Frameworkが有効になっているかを確認・設定しましょう。
- まずWindowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。「プログラムと機能」画面が開きます。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面では「はい」をクリックしてください。

- 「プログラムと機能」画面の左側にある「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックします。

- 「Windows の機能」画面が表示されたら、「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)」のチェックボックスにチェックを入れ、「OK」をクリックして変更を保存します。

- インストールの確認を求められたら「はい」を選択し、.NET Framework 3.5の有効化が完了するまで待ちます。
- 有効化が完了したらPCを再起動し、改めてWindows Live Mailのインストールを試みて、問題が解決したかどうかを確認します。
それでも同じ0x800c0006エラーが続く場合は、最後の対処法に進みましょう。
方法4: Windowsの全コンポーネントをリフレッシュする
上記のすべての対処法を試してもWindows Live Mailのインストール時に0x800c0006エラーが解消されない場合、従来の方法では修復できないシステムファイルの破損が起きている可能性があります。
その場合は、クリーンインストールまたは上書き修復インストール(インプレースアップグレード)によって、Windowsの全コンポーネントをリセットするのが最も確実な解決策となります。
手順の簡単さを重視するならクリーンインストールがおすすめです。ただし、事前にデータをバックアップしておかないと、OSドライブ上の個人データはすべて失われる点に注意が必要です。一方で、この方法には互換性のあるインストールメディアが不要という大きなメリットがあります。

データを保持したい場合は、互換性のあるインストールメディアを用意して上書き修復インストール(インプレース修復)を実施する方法を選びましょう。
クリーンインストールと比べると作業はやや煩雑ですが、アプリ、ゲーム、ドキュメント、個人のメディアファイルなどを失うことなく、破損した可能性のあるコンポーネントだけをリフレッシュできるのが最大の利点です。
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