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Windowsエラー0x80070718「このコマンドを処理するのに十分なクォータがありません」の修正方法

Windowsは非常に優れたオペレーティングシステムですが、さまざまな不具合やエラーに悩まされることも少なくありません。最近では、ローカルストレージからネットワークフォルダへファイルをコピー&ペーストする際に発生する「エラー0x80070718」に関する報告が多数寄せられています。このエラーが表示されると、「このコマンドを処理するのに十分なクォータが利用できません(Not enough Quota is available to process this command)」というメッセージが画面に出ます。

この問題はWindows 7、8.1、10のユーザーに影響を及ぼしており、原因はひとつではありません。この種のトラブルに直面した場合は、複数の解決策を順番に試すことが重要です。

具体的な対処法をご紹介する前に、まずエラー0x80070718が発生する主な原因を確認しておきましょう。

  • ディスク使用量の上限が低すぎる:共有するファイルを収容できるだけのディスク使用量の上限が設定されていない場合、このエラーが発生します。この場合は、同期センターから「全般」および「一時」領域の両方の上限値を適切な数値に変更することで、問題を解消できます。
  • 既定の保存場所がSSDになっている:この不整合もエラーの原因となることがあります。解決するには、既定の保存場所をハードディスクドライブ(HDD)へ変更する必要があります。
  • 破損したファイルまたはフォルダ:フォルダ共有に関わるファイルやフォルダのいずれかが破損していると、エラーが発生することがあります。その場合は、Windowsのファイルとフォルダのトラブルシューティングツールを実行することで解決できます。

エラー0x80070718の解決策

以下に、この問題を解決するための4つの方法を用意しました。原因が特定できていない場合は、記載されている順番どおりに手順を実行することをおすすめします。

プロのヒント:専用のPC最適化ツールを活用すれば、誤った設定、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを一括で除去できます。これらはシステムエラーや動作の遅延の原因となるため、定期的なメンテナンスが効果的です。

解決策1:ディスク使用量の上限を変更する

ディスク使用量の上限を変更するには、同期センターにアクセスし、オフラインで使用する「全般」領域と「一時」領域に割り当てられるディスク容量を増やす必要があります。整合性を保つため、両方の値を同じ幅で増やすのがベストです。

手順は以下のとおりです。

  1. キーボードの「Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストフィールドに「control.exe」と入力し、Enterキーを押して従来型のコントロールパネルを起動します。
  2. 画面右上の検索ボックスに「同期センター」と入力してEnterキーを押し、検索結果から「同期センター」をクリックします。
  3. ウィンドウ左側にある「オフライン ファイルの管理」を選択します。
  4. 「ディスク使用量」タブを開き、「制限の変更」ボタンをクリックします。ユーザーアカウント制御の確認画面が表示されたら「はい」を選択して管理者権限を付与します。
  5. 「全般ファイル」と「一時ファイル」の両方のスライダーを約70%まで増やし、「適用」をクリックしてから「OK」を押します。
  6. ウィンドウを閉じてPCを再起動し、変更を反映させます。その後、問題が解決したかどうかを確認してください。

解決策2:既定の保存場所を変更する

既定の保存場所を変更することでも、この問題を解決できる場合があります。特に、対象のファイルがSSD上に保存されている場合に有効です。Windows 10/11で既定の保存場所を変更するには、以下の手順に従ってください。

  1. 「Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストフィールドに「ms-settings:savelocations」と入力し、Enterキーを押すと、設定アプリの「既定の保存先」画面が開きます。
  2. 各フォルダに対応するドロップダウンメニューを使って、既定の保存ドライブをSSDからHDDに変更します。
  3. フォルダごとに変更を行い、その都度「適用」をクリックして設定を反映させます。
  4. すべての変更が完了したらPCを再起動し、エラーがまだ発生するかどうかを確認してください。

なお、この解決策は、システムにSSDと従来型のHDDの両方が搭載されている場合にのみ有効です。

解決策3:Windowsのファイル&フォルダ修復ツールを実行する

この解決策では、Microsoftが提供するユーティリティを使用して、システム内のファイルやフォルダに関連する問題を診断・修復します。実行手順は以下のとおりです。

  1. Microsoft公式サイトから「File and Folder Troubleshooter」(winfilefolder.DiagCab)をダウンロードします。悪意のあるコンテンツを避けるため、必ず公式サイトから入手することをおすすめします。ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックして実行します。
  2. ファイルとフォルダのトラブルシューティングツールが起動したら、「詳細設定」タブを選択します。
  3. 「自動的に修復する」にチェックを入れてから、「次へ」ボタンをクリックします。
  4. ツールによるスキャンが完了するまで待ちます。完了後、「その他」または「わからない」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
  5. 各修復項目に関連するチェックボックスを選択しながら、すべての修復が完了するまで作業を続けます。
  6. PCを再起動して変更を反映させ、エラーが解決したかどうかを確認してください。

解決策4:信頼できるアンチマルウェアソフトを実行する

ファイルやフォルダは、マルウェアによって破損することがあります。オフラインのフォルダでもクラウド上のフォルダでも、マルウェアは破損をもたらす可能性があります。そのため、解決策3を実行する前に、信頼性の高いアンチマルウェアセキュリティソフトでシステム全体をスキャンし、悪意のあるプログラムを除去しておくのがベストです。また、セキュリティソフトをバックグラウンドで常時稼働させておけば、将来的なマルウェア感染によるトラブルの予防にもつながります。

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