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Windowsファイアウォールでアプリのインターネットアクセスをブロックする方法【Windows 10/11対応】

Windows 10/11 の多くのアプリは、起動時にインターネットへ接続するように設計されています。アプリのアイコンやショートカットをクリックすると、起動と同時に自動的にネットワークへ接続し、アップデートの確認、機能改善、追加サービスの提供などを行います。Web ブラウザはもちろん、シンプルな Microsoft Word のファイルでさえ、インターネットに接続する能力を持っているのです。

通常は、アプリがインターネットにフルアクセスできることが望ましいでしょう。しかし、特定の理由からプログラムのインターネット接続をブロックしたい場面もあります。アプリを使いながらオフライン状態を保ちたいというケースです。

アプリのインターネット接続をブロックしたいシーン

たとえば、アプリが勝手に自己更新を行い、そのアップデートがかえって不具合や機能エラーを引き起こすような場合、オフラインで作業すれば確実に防げます。また、オンラインプレイを監視なしでさせたくないお子さんがいる場合にも有効です。さらに、使用中のプログラムがうっとうしい広告を頻繁に表示するなら、インターネットアクセスを遮断することで広告を止められることもあります。

プログラムがインターネットに接続していなくても正常に動作するのであれば、アプリの通信をブロックするだけで問題は解決します。Windows 10/11 には、特定のプログラムのインターネット接続を防ぎ、完全にオフラインのまま運用できる機能が標準で備わっています。必要なのは、PC の設定を少し変更して、対象プログラムの通信を遮断することだけです。

Windows ファイアウォールでプログラムのインターネット接続をブロックする手順

Microsoft は、プログラムのインターネット接続を防ぐ手順を簡素化しています。鍵となるのが「Windows ファイアウォール」です。マルウェアなどのオンラインの脅威から PC を守るだけでなく、ファイアウォールの設定を変更すれば、任意のアプリのインターネットアクセスをブロックすることもできます。以下の手順に従って、プログラムをインターネットアクセスから除外しましょう。

これらの手順は、細部に多少の違いはあるものの、Windows 7 や Windows 8 でもほぼ同じように使えます。このガイドでは、Windows 10/11 の PC 上で特定のプログラムについて、受信送信の両方のトラフィックをブロックする方法を説明します。受信トラフィックとは、ネットワーク外のサーバーからアプリに届くデータのことで、送信トラフィックとは、アプリが外部へ送り出すすべてのデータのことです。アプリのインターネットアクセスをブロックすれば、そのアプリにはデータが入ってこなくなり、外へ出ていくこともなくなります。

アプリのインターネットアクセスをブロックする具体的な手順

  1. Windows + X キーを押してパワーユーザーメニューを表示し、そこからコントロールパネルを選択します。あるいは、スタートメニューの検索ボックスで「コントロールパネル」と入力し、検索結果から選んでもかまいません。
  2. コントロールパネルのウィンドウが開いたら、「表示方法」の横にあるドロップダウンをクリックし、「小さいアイコン」を選択します。これでコントロールパネルの全設定項目が一覧表示されます。
  3. リストから「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。
  4. Windows ファイアウォールの設定画面で、左側のメニューから「詳細設定」をクリックします。
  5. アプリからの送信を防ぎたい場合は左ペインの「送信の規則」をクリックします。受信データを防ぎたい場合は「受信の規則」を選択してください。
  6. ウィンドウ右側の「操作」パネルにある「新しい規則」をクリックします。
  7. プログラム」を選択して「次へ」をクリックします。
  8. プログラムがインストールされているパスを入力します。アプリケーションのパスは通常、次のいずれかの形式です。
    • C:\Program Files\application.exe
    • C:\Program Files(x86)\application.exe
    ここで「application」の部分は、インターネットアクセスを除外したいアプリの名前に置き換えます。
  9. アプリの保存場所がわからない場合は、「参照」ボタンから目的のアプリを探して指定することもできます。
  10. パスを指定できたら「次へ」ボタンをクリックします。
  11. 操作」の画面で「接続をブロックする」を選択し、「次へ」を押します。
  12. 新しい規則をどの場面で適用するかを選びます。インターネットアクセスを完全に遮断したい場合は、表示された 3 つのオプションすべてにチェックを入れましょう。
  13. 新しい規則に名前を付けます。たとえば「Block Google Chrome」や「Block Microsoft Word」のように、わかりやすい名前を自由に付けてかまいません。
  14. 完了」ボタンをクリックして設定を終了し、新しい規則を有効化します。

以上で完了です。作成したばかりの新しい規則が、「送信の規則」または「受信の規則」の一覧に表示されているはずです。

規則を作成する際の注意点

  • 新しい規則を確実に機能させるために、事前に PC をクリーンアップしておきましょう。システム内の不要なファイルや不要な常駐アプリは処理の妨げになることがあるため、定期的に削除するのがおすすめです。
  • 「参照」ボタンで .exe ファイルを選択すると、Windows はそのパスにデフォルトの環境変数を適用します。たとえば C:\Users\Adam\ の代わりに %USERPROFILE% と表示されることがあります。このままではファイアウォールの規則が正しく機能せず、エラーの原因になります。生成されたパスに環境変数が含まれている場合は、必ず編集して正しい完全なファイルパスに書き換えてください。
  • ほとんどのアプリでは、メインの .exe ファイルをブロックすればインターネット接続を防げます。しかし、主にビデオゲームの中には、実際に通信しているのがメインの .exe ファイルではないケースがあります。たとえば Minecraft の場合、Minecraft.exe はランチャーにすぎないため、代わりに Javaw.exe をブロックする必要があります。

規則を設定したら、最後にテストを行いましょう。ブロックしたばかりのアプリを開いて、まだインターネットに接続しようとしていないか確認します。接続できていなければ成功です。これで、アプリがインターネットにアクセスしないよう正しく設定できました。

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