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【Windows 10/11】ntdll.dllのクラッシュエラーを解決する6つの対処法

Windowsのエラーに遭遇すると、原因も分からず突然表示されてしまうため、慌ててしまうものです。最近、多くのWindowsユーザーから報告されているエラーの一つが、ntdll.dllファイルに関連するものです。このクラッシュエラーはアプリの起動時や終了時に発生することが多く、場合によってはプログラムの実行中にも発生します。

Windows 10/11でよく見られるntdll.dllエラー

  • STOP: c000021 unknown hard error \systemroot\system32\ntdll.dll
  • (プログラム名) caused a fault in module NTDLL.DLL at (メモリアドレス)
  • Unhandled exception occurred (メモリアドレス) at ntdll.dll
  • Crash caused in ntdll.dll!

ntdll.dllのクラッシュエラーを効果的に修正するには、まず原因を把握することが重要です。主な原因は以下のとおりです。

  • ウイルスやマルウェアへの感染
  • ハードディスクの問題
  • 破損または設定不備のあるアプリケーション
  • ntdll.dllファイル自体の破損
  • ユーザーアカウントの破損

なお、ntdll.dllクラッシュエラーはWindows 10/11だけでなく、Windows 8、Windows 8.1、Windows 7、Windows Vista、Windows XPなど、他のバージョンでも発生する問題です。インストール済みのあらゆるプログラムの使用中や、Windowsのインストール中に発生することもあります。

ntdll.dllとは何か?

まず、ntdll.dllファイルがどのような役割を持つファイルなのか、そしてなぜ厄介なエラーが発生するのかを理解しておきましょう。

ntdll.dllは「NT Layer DLL」とも呼ばれるWindowsシステムファイルで、NTカーネル関数が含まれています。このファイルはWindowsシステムが正常に動作するために不可欠であり、これが存在しなければアプリケーションは正しく動作せず、最悪の場合まったく起動できなくなります。

通常、ntdll.dllファイルはc:\windows\system32フォルダーに格納されています。古いWindows OSではc:\winnt\system32またはc:\i386ディレクトリにあります。ntdll.dllは正規のWindowsシステムファイルであり、マルウェアやウイルスではありません。ただし、PC上の他のファイルと同様に、ウイルスやマルウェアへの感染によって破損する可能性があります。

Windowsの正常な動作に必要なファイルのため、ntdll.dllは絶対に削除してはいけません。クラッシュエラーが発生した場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。

Windows 10/11でntdll.dllエラーを解決する方法

ntdll.dllクラッシュエラーが表示されたら、まずはパソコンを再起動しましょう。一時的な問題やアプリケーションの不具合によるものであれば、再起動だけで解決することがほとんどです。再起動後は、ディスククリーンアップなどのツールで不要ファイルを削除し、システムプロセスを最適化しておくと、より快適なパフォーマンスが期待できます。

再起動やシステムのクリーンアップでも解決しない場合は、以下の対処法を上から順番に試してください。

対処法1: Windowsを更新する

エラーの多くは、システムが古くなっていることが原因です。まずはインストールが必要なWindows更新プログラムがないか確認しましょう。

  1. [スタート]をクリックし、検索ボックスに「update」と入力します。検索結果から[更新プログラムのチェック]を選択して、Windows Updateの画面を開きます。
  2. [更新プログラムのチェック]ボタンをクリックして、インストールすべき更新プログラムがあるか確認します。
  3. 必要な更新プログラムをすべてインストールし、完了したらパソコンを再起動します。

その後、ntdll.dllエラーが発生していたプログラムを実行し、問題が解消されたかどうかを確認してください。

対処法2: DLLファイルを再登録する

ntdll.dllが何らかの理由で破損している場合は、以下の手順でDLLファイルを手動で再登録してみましょう。

  1. 検索ボックスに「cmd」と入力して、コマンドプロンプトを探します。
  2. 検索結果の[コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]を選択します。
  3. 「regsvr32.exe /u ntdll.dll」と入力してEnterキーを押し、ファイルの登録を解除します。
  4. 次に「regsvr32.exe ntdll.dll」と入力してEnterキーを押し、DLLファイルを再登録します。

コマンドプロンプトを閉じ、ntdll.dllの再登録によって問題が解決したかを確認します。解決しない場合は、次の対処法に進んでください。

対処法3: DISMを実行する

続いて、展開イメージのサービスと管理ツール(DISM)を実行し、破損したシステムファイルを修復します。

注意:DISMはWindows 8以降の環境でのみ使用可能です。

  1. 上記の手順でコマンドプロンプト(管理者として実行)を開きます。
  2. 以下のコマンドを1つずつ入力して実行します。
    • Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
    • Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
    • Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

DISMがシステムをスキャンし、破損したシステムファイルの修復を試みるまでお待ちください。必要に応じて、Microsoftのサーバーから正常なファイルのコピーが自動的にダウンロードされることもあります。

対処法4: システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

システムファイルチェッカーは、Windowsシステム内の破損ファイルをスキャンし、可能であれば修復してくれる組み込みツールです。ntdll.dllファイルの破損が疑われる場合には、このツールの実行が有効です。

  1. 上記の手順でコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
  2. 「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。
  3. 処理が完了するまで待ちます。

この方法で成功すれば、ntdll.dllエラーは二度と表示されなくなるはずです。解決しない場合は、信頼できるソースからDLLファイルを手動で置き換える必要があります。

対処法5: DLLファイルを置き換える

ここまでの対処法で解決しない場合は、信頼できるソースからntdll.dllファイルを入手して置き換えましょう。セキュリティ上の理由から、サードパーティのDLL配布サイトからダウンロードするのは避けてください。必ずMicrosoftのサーバーからダウンロードするか、同じWindowsシステムがインストールされた別のパソコンからntdll.dllファイルをコピーしてください。

次に、セーフモードで起動し、ntdll.dllファイルが保存されているフォルダーへ移動します。既存のファイルを新しいファイルで上書きコピーし、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してDLLファイルを登録します。

regsvr32 ntdll.dll

Enterキーを押した後、変更を適用するためにパソコンを再起動してください。

対処法6: 問題のプログラムを再インストールする

特定のプログラムを使用するたびにntdll.dllエラーが発生する場合は、そのプログラムを一度アンインストールし、新しく再インストールしてみてください。古いバージョンや不具合のあるサードパーティ製アプリは、ntdll.dllエラーの最も一般的な原因の一つです。

また、プログラム互換性トラブルシューティングツールを実行して、システムとの互換性を確認しておきましょう。

  1. プログラムのショートカットを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [互換性]タブをクリックします。
  3. [互換性トラブルシューティングツールの実行]ボタンをクリックします。
  4. [推奨設定を使用する]を選択し、推奨される互換性設定でプログラムをテスト実行します。
  5. 画面の指示に従い、問題が解決するかどうかを確認します。
  6. 最初のオプションで解決しない場合は、[プログラムのトラブルシューティング]をクリックし、互換性設定を手動で選択します。

まとめ

ntdll.dllクラッシュエラーはWindowsでよく見られる問題ですが、本記事で紹介した対処法を順番に試せば、比較的簡単に解決できます。すべての対処法を試しても改善しない場合は、ハードディスク自体に問題がある可能性があります(非常に稀なケースです)。その際は、ハードディスクを交換してWindowsを再インストールすることで、ntdll.dllエラーを根本的に解消できるでしょう。

  1. Windows 11/10でntdll.dllのクラッシュエラーを修正する方法

    今回取り上げるDLL(Dynamic Link Library)ファイルは「ntdll.dll」です。このファイルは、Windows OSのインストール時にSystem32フォルダ内へ自動的に作成されます。ファイルの説明には「NT Layer DLL」と記載されており、Windows OSが正常に動作するために必要なカーネル機能が含まれています。このファイルは、複数のプログラムに対して同時に異なるカーネル関数を提供し、各プログラムのパフォーマンスを支える重要な役割を担っています。Windows 11/10/8/7でntdll.dll関連のエラーが発生した場合は、以下の対処法を試してみてください

  2. Windows 11/10でEXCEPTION_ACCESS_VIOLATIONエラーを解決する方法

    アプリケーションを起動しようとした際に、EXCEPTION_ACCESS_VIOLATIONというエラーメッセージが表示されるケースが多数報告されています。この問題は特定のアプリに限ったものではなく、システム上のほぼすべてのアプリケーションで発生する可能性があります。中には、Javaのインストール時にこのエラーに遭遇したユーザーもいます。このエラーは、起動しようとしているアプリケーションが保護されたメモリ領域にアクセスしようとしたときに発生します。本記事では、このエラーを解消するための具体的な対処法を順番にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。場合によっては、このエラーが発生した際に原因と