Windows 10で「Invalid Process Attach Attempt(無効なプロセス接続試行)」ブルースクリーンエラーを解決する方法
Windowsで「Invalid Process Attach Attempt(無効なプロセス接続試行)」のブルースクリーンエラー(BSOD)が発生する最も一般的な原因は、Windowsにインストールされた問題のあるアップデートです。そのほかにも、RAMなどのハードウェアの不具合や、破損したデバイスドライバーが原因となるケースも報告されています。

この記事では、原因別に対処法を分かりやすく分類しています。まず各解決策の説明をお読みいただき、ご自身の状況に合った方法を実行してください。
解決策1:回復環境から起動して最新のアップデートをアンインストールする
通常、BSODが表示されるとデバイスは自動的に再起動し、そのまま正常に動作します。しかし、場合によってはブルースクリーンが繰り返し表示され、再起動ループから抜け出せなくなることがあります。このような場合は、高度な回復モードで起動し、最近インストールしたアップデートをアンインストールすることで解決できる可能性があります。実際、特定のアップデートがこのBSODの引き金となった事例が複数確認されています。
- デバイスを再起動し、Windowsの読み込みが始まったタイミング(グルグルと回るドットが表示されたら)で、電源ボタンを5~10秒間押し続けて強制終了します。この手順を2~3回繰り返します。
- すると、デバイスは自動的に高度な回復モードで起動します。

- 「トラブルシューティング」をクリックし、「詳細オプション」を選択します。

- 「以前のビルドに戻す」を選択します。

- OSをロールバックしたら、パソコンを完全に再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策2:クリーンブート状態で起動して原因を特定する
電源を入れた直後はBSODが表示されず、使用中にランダムに発生するケースもあります。この場合、オペレーティングシステムと競合しているアプリケーションまたはサービスが原因である可能性が高いです。原因となっているアプリやサービスを特定するために、パソコンをクリーンブート状態で起動しましょう。
クリーンブート状態では、サードパーティ製のアプリケーションとサービスがすべて無効化された状態で起動します。問題のあるアプリやサービスがあれば無効になるため、その後ひとつずつ有効化しながら、どれが原因かを絞り込むことができます。
- Windowsキーを押して「msconfig」と入力し、検索結果から「システム構成」を選択します。

- 「システム構成」の「サービス」タブを開き、「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れてから、「すべて無効」をクリックします。

- 次に「スタートアップ」タブに移動し、「タスクマネージャーを開く」を選択します。

- タスクマネージャーの「スタートアップ」一覧にある各項目を選択し、ウィンドウ下部の「無効化」をクリックします。

- タスクマネージャーを閉じます。
- 「システム構成」の「スタートアップ」タブに戻り、画面下部の「OK」をクリックします。再起動後、パソコンはクリーンブート環境で起動します。
- その後、サービスやスタートアップ項目をグループごとに有効化し、BSODが再発するかどうかを確認します。再発した時点で原因を特定できますので、該当するアプリケーションをアンインストールするか、サービスを無効にしてください。
より詳しいトラブルシューティングの手順については、Microsoft公式サポートページも参考にしてください。
解決策3:メモリ(RAM)の状態を確認する
前述のとおり、このBSODエラーはハードウェアの故障によっても発生することがあります。多くの場合、ブルースクリーン表示後にパソコンは自動的に再起動し、正常な状態へ戻りますが、それができない場合はRAMの点検を行いましょう。メモリがソケットにきちんと差さっていない可能性もありますし、交換が必要な場合もあります。
複数のメモリモジュールを搭載している場合は、1本ずつ取り外して動作確認を行い、どちらかに不具合がないか調べてください。また、Windowsに標準搭載されている「Windowsメモリ診断」ツールを使えば、ソフトウェア側からメモリの異常をチェックすることも可能です。作業に自信がない場合は、無理をせず近くのパソコン修理店に相談することをおすすめします。
解決策4:デバイスドライバーの更新または再インストールを行う
破損したドライバーや古いドライバーも、このBSODの原因になり得ます。特にグラフィックドライバーやストレージ関連のドライバーは影響を受けやすいため、以下の手順で更新してみてください。
- 「Windowsキー + X」を押し、「デバイスマネージャー」を開きます。
- 黄色い感嘆符が付いているデバイスがないか確認し、あれば右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- それでも改善しない場合は、「デバイスのアンインストール」を実行してからパソコンを再起動し、ドライバーを自動的に再インストールさせましょう。
上記の対処法を順番に試しても問題が解決しない場合は、システムファイルの破損が疑われます。「sfc /scannow」コマンドによるシステムファイルチェッカーの実行や、最終手段としてWindowsの初期化も検討してください。重要なデータは必ず事前にバックアップを取っておきましょう。
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