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Windows 10でPerfNetエラー2004を修正する方法|原因と6つの対処法を徹底解説

Windows 10の一部のユーザーから、イベントビューアーに「PerfNet エラー2004(Serverサービス パフォーマンス オブジェクトを開けません)」が繰り返し記録されるという報告が寄せられています。また、このエラーが新たに発生するたびに、システム全体の動作がカクつくという症状も併せて確認されています。

この問題について詳しく調査した結果、このエラーコードには複数の原因が考えられることが判明しました。以下は、エラーを引き起こす可能性のある主な要因の一覧です。

  • Ivoclar Digital製アプリと.NET Frameworkの非互換性 – Windows 10に搭載された最新の.NET Frameworkのセキュリティ要件に対応していないアプリケーション(Ivoclar Digital製)が存在します。該当するアプリを使用している場合、エラーの再発を防ぐには問題のアプリをアンインストールするしかありません。
  • サードパーティ製ソフトウェアとの競合 – Ivoclar Digital製アプリがなくても、別のサードパーティ製サービスやプロセスが原因の可能性があります。競合を特定するには、クリーンブートで起動し、無効化した項目を一つずつ再度有効化して原因を絞り込む必要があります。
  • Serverサービスの設定不備 – OSがServerサービスに依存する他のサービスの設定を変更しようとした際に、このエラーが表示されることがあります。Serverサービスのスタートアップの種類を「自動」に変更し、手動で再起動することで解決できます。
  • mobsync.dllが正しく登録されていない – Microsoft Officeアプリ内で特定の操作を行った際に問題が発生する場合は、Microsoft同期マネージャーが使用するDLLファイルが正しく登録されているか確認してください。管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行して再登録できます。
  • 古いGPUドライバー – 負荷の高い作業中に音声や映像の描画に問題がある場合は、GPUドライバーが古い可能性もあります。ドライバー更新後にエラーが解消したという報告が多数あります。
  • システムファイルの破損 – 場合によっては、OSファイルの破損がPCの安定性に影響し、このエラーが発生することがあります。最終手段として、修復インストールまたはクリーンインストールで解決できる可能性があります。

「Serverサービス パフォーマンス オブジェクトを開けません」エラーの原因となり得るシナリオを把握できたところで、実際に多くのユーザーが成功した対処法を順番に紹介していきます。

方法1:Ivoclar Digital製アプリをアンインストールする(該当する場合)

調査の結果、PerfNetエラー2004が頻発する原因として、アプリ開発時の不具合による.NET Frameworkとの非互換性が挙げられます。

最も多く報告されている原因はIvoclar Digital製のアプリです。同社は自社アプリ内の.NETセキュリティ脆弱性に対する修正アップデートを提供しておらず、Microsoft側がWindows 10での実行を積極的にブロックしている状態です。

執筆時点では、このエラーの新規発生を止める唯一の確実な方法は、問題のアプリを完全にアンインストールすることです。

注意: アプリをどうしても使いたい場合は、開発元に連絡して.NET脆弱性の修正を依頼することも可能ですが、同じ要望を出しても返答がなかったというユーザーの報告もあるため、期待はしない方がよいでしょう。

Ivoclar Digital製アプリをインストールしている場合は、以下の手順に従ってアンインストールしてください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「appwiz.cpl」と入力し、Enterキーを押して「プログラムと機能」画面を開きます。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を許可します。
  2. 「プログラムと機能」画面で、インストール済みプログラムの一覧をスクロールし、Ivoclar Digitalが公開している問題のアプリを見つけます。
    ヒント: 上部の「公開元」タブをクリックすると公開元ごとに並べ替えられるため、目的のアプリを見つけやすくなります。
  3. 問題のアプリを特定したら、右クリックして表示されるコンテキストメニューから「アンインストール」を選択します。
  4. アンインストール画面の指示に従って操作を完了させ、PCを再起動します。次回起動完了後、PerfNetエラー2004が解消されているかどうかを確認します。

それでもイベントビューアーに新しいエラーが記録される場合は、次の対処法に進んでください。

方法2:クリーンブートモードで原因を特定する

上記の方法が当てはまらない場合でも、サードパーティ製アプリが原因だと疑われるなら、PCをクリーンブートモードで起動して原因を特定するのが有効です。

セーフモードで起動してエラーの新規発生が止まるのであれば、サードパーティ製のサービスまたはプロセスが原因であることは明らかです。その場合は、各サービスを一つずつ再度有効化しながら、どのアプリが問題を引き起こしているかを突き止める必要があります。

まずクリーンブートを実行し、その後イベントビューアーを開いて新しいエラーが記録されていないか確認します。

注意: この操作により、PCはサードパーティ製のスタートアップサービスやプロセスを一切使用しない状態で起動します。

クリーンブート中にエラーが表示されなくなったら、先ほどの手順を逆にたどり、項目を一つずつ再度有効化していきましょう。エラーが再発した時点で、原因となっているサードパーティ製サービスやスタートアッププロセスが特定できます。あとは安全にアンインストールすれば解決です。

この方法で解決しない場合は、次の対処法に進みます。

方法3:Serverサービスを再起動し、スタートアップを「自動」に設定する

システムがServerサービスに依存する特定のサービス設定を変更しようとした際にも、このエラーが発生することがあります。

このシナリオに当てはまる場合は、「サービス」画面からServerサービスのスタートアップの種類を変更し、手動で再起動することで問題を解決できる可能性があります。

まだ試していない場合は、以下の手順に従ってください。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「services.msc」と入力し、Ctrl + Shift + Enterを押して管理者権限で「サービス」画面を開きます。UACの確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
  2. 「サービス」画面の右側の一覧から、Serverという名前のサービスを探します。
  3. 該当するサービスを見つけたら右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
  4. 「プロパティ」画面で上部の「全般」タブを開き、「スタートアップの種類」のドロップダウンメニューから「自動」を選択します。
  5. 続いて「サービスの状態」の下にある「停止」ボタンをクリックし、サービスが完全に停止したら「開始」をクリックして再起動します。最後に「適用」をクリックします。
  6. イベントビューアーに戻り、「Serverサービス パフォーマンス オブジェクトを開けません」というエラーが新たに記録されていないか確認します。

それでも同じ問題が発生する場合は、次の対処法に進んでください。

方法4:mobsync.dllファイルを再登録する

一部のユーザーの報告によると、アプリの実行に必要なDLL(ダイナミック リンク ライブラリ)ファイルが正しく登録されていないことが原因で、このエラーが発生するケースもあります。特に多いのがmobsync.dll(Microsoft同期マネージャー)関連のものです。

このDLLはMicrosoft製のさまざまなプログラムで使用されているため、Microsoft製品に関連してPerfNetエラー2004が発生している場合は、管理者権限のコマンドプロンプトからmobsync.dllを再登録してみてください。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「cmd」と入力し、Ctrl + Shift + Enterを押して管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。UACの確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
  2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押してmobsync.dllを再登録します。
    regsvr32 "%systemroot%\system32\mobsync.dll" /u
  3. コマンドが正常に実行されたらコマンドプロンプトを閉じ、イベントビューアーで同じエラーが新たに記録されていないか確認します。

まだPerfNetエラー2004の新規発生が見られる場合は、次の対処法に進みます。

方法5:GPUドライバーを更新する(該当する場合)

ゲームや動画編集アプリなど負荷の高いアプリケーションを動作させる際に、全体的なカクつきや音声の問題が発生している場合は、GPUに起因する問題の可能性があります。

この種の問題は、GPUドライバーや物理演算ドライバーが古い場合によく起こります。

ゲームプレイ時にのみ「Serverサービス パフォーマンス オブジェクトを開けません」エラーが発生していた一部のユーザーは、GPUドライバーと物理演算モジュールを更新することで問題を解決しています。これにより、ゲーム内レンダリングを担当するすべてのコンポーネントが最新バージョンになります。

同様の状況にある場合は、以下の手順でGPUドライバーを更新しましょう。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、テキストボックスに「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. デバイスマネージャーでインストール済みデバイスの一覧を下にスクロールし、「ディスプレイアダプター」のドロップダウンメニューを展開します。
  3. 更新したいGPUドライバーを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「ドライバーの更新」を選択します。
    注意: デュアルGPU構成のノートPCでPerfNetエラー2004が発生している場合は、専用GPU(性能の高い方)のみを更新すればOKです。
  4. 次の画面で「ドライバーの自動検索」をクリックします。
  5. 初期スキャンが完了するのを待ち、新しいドライバーが見つかった場合は画面の指示に従ってインストールを完了させます。
  6. 操作が完了したらPCを再起動し、起動完了後にカクつきとエラーの原因となっていたゲームを起動して、問題が解消されたか確認します。
    注意: デバイスマネージャーで新しいドライバーが見つからなかった場合は、GPUメーカー純正のソフトウェアを使って最新ドライバーを入手してください。
    NVIDIA GeForce Experience – NVIDIA
    AMD Software: Adrenalin Edition – AMD
    Intel Driver & Support Assistant – Intel

すでに最新のGPUドライバーを使用している場合や、ドライバー更新でもPerfNetエラー2004が解決しない場合は、次の対処法に進みます。

方法6:Windowsコンポーネントをすべて修復する

上記のいずれの方法でも効果がなかった場合は、OSファイルに根ざした破損が原因でPerfNetエラー2004が発生している可能性を考慮しましょう。

このシナリオに当てはまる場合の最終手段は、修復インストールの実施です。破損したWindows要素をすべて修復した後、保留中のアップデートを正常にインストールできたというユーザーの報告もあります。

この手法はクリーンインストールよりも優れています。Windowsコンポーネントと起動関連のプロセスだけを更新し、写真、アプリ、ゲーム、動画などの個人データはすべて保持できるためです。

修復インストールの詳しい手順については、以下のガイドを参照してください。

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