Office 365/2016のアクティベーションエラー0x80072EFD「サーバーに接続できませんでした」を解決する6つの対処法
エラーコード 0x80072EFD は、Office 365 および Office 2016 で発生するライセンス認証(アクティベーション)エラーで、「Office のライセンス認証が完了できない」ことを意味します。このエラーが表示される原因はさまざまです。たとえば、システムの日付と時刻が正しく設定されていない場合、セキュリティ対策の一環として Microsoft のサーバーがライセンス認証リクエストを拒否することがあります。また、ファイアウォールやウイルス対策ソフトが誤検知を行い、Microsoft のライセンス認証サーバーへの送信接続をブロックしているケースや、その他の理由でネットワーク接続を確立できない場合にも発生します。

この記事では、実際に多くのユーザーの環境で効果が確認された、エラー0x80072EFD を解決するための対処法を順番にご紹介します。上から順に試していくことをおすすめします。
方法1:日付と時刻の設定を確認・修正する
まず最初に、Windows の日付と時刻の設定が正しいかどうかを確認してください。日付や時刻がずれていると、SSL 証明書の検証に失敗し、Microsoft のサーバーとの通信が拒否されることがあります。正しい日付と時刻に設定した後、Office を再度ライセンス認証すると、問題なく認証が完了する場合があります。
手順
- 「スタート」→「設定」→「時刻と言語」を開きます。
- 「日付と時刻を自動的に設定する」をオンにします。
- 必要に応じて「今すぐ同期」ボタンをクリックします。
方法2:パブリックDNS(Google DNS)に変更する
ネットワーク関連の問題を切り分けるために、DNS を Google のパブリック DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)などに変更するのも有効な手段です。ISP 提供の DNS サーバーに不具合がある場合でも、パブリック DNS に切り替えることで Microsoft のライセンス認証サーバーへ正常に接続できるようになることがあります。具体的な変更手順については、「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」の解説記事を参考にしてください。
方法3:コマンドプロンプトでネットワーク設定をリセットする
IP アドレスを ISP から自動取得している場合、いくつかのコマンドを実行することで問題が解決する可能性があります。以下の手順に従って、Windows のコマンドライン(CMD)を管理者権限で起動し、コマンドを実行してください。
手順
- 「スタート」メニューで cmd と入力して検索します。
- 検索結果の「cmd」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
開いた黒いコマンドプロンプトの画面で、まず次のコマンドを入力します:
ipconfig /release
続けて、以下のコマンドを入力します:
ipconfig /flushdns
ipconfig /renew
これらのコマンドは、現在の IP アドレスを解放し、DNS キャッシュをクリアしてから新しい IP アドレスを再取得するものです。コマンドプロンプトを閉じたら、Office のインストールまたはライセンス認証をもう一度試してください。すぐにうまくいかない場合は、パソコンを再起動してから再度お試しください。
方法4:ウイルス対策ソフトとファイアウォールを一時的に無効化する
サードパーティ製のウイルス対策ソフトやファイアウォールが、Microsoft のライセンス認証サーバーへの接続を誤ってブロックしている可能性があります。タスクトレイ(通知領域)にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリックし、「無効化」または「一時停止」を選択してから、再度ライセンス認証を試みてください。認証が完了したら、必ずセキュリティソフトを有効に戻すことを忘れないでください。
方法5:電話によるライセンス認証を利用する
上記の方法がすべて失敗した場合は、電話を使ったライセンス認証を検討しましょう。Microsoft Office 2016 / Office 365 では、インターネット経由での認証ができない場合に備えて、電話による認証プロセスが用意されています。ソフトウェアのパッケージまたは公式サイトに記載されている指示に従い、指定された電話番号に連絡してインストール ID を伝えることで、確認 ID を取得して認証を完了できます。
方法6:Windows を初期化(リセット)する
すべての方法を試しても問題が解決しない場合、最終手段として Windows のリセット(PC の初期化)を行います。リセット後はシステムがクリーンな状態に戻るため、Office のインストールとライセンス認証が正常に動作するはずです。
手順
- 画面の右端から内側へスワイプし、「設定」をタップします。
- 「PC 設定の変更」を選択します。
- 「更新と回復」→「回復」の順にタップします。
- 「すべて削除して Windows を再インストール」の項目で「はじめに」をタップします。
画面の指示に従って処理を完了させてください。リセット後、Office のインストールは正常に行えるようになります。注意: リセット前に重要なデータのバックアップを必ず取ってください。
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