Skypeに接続できないときの対処法|エラーを修正する7つの解決策
Skypeのデスクトップアプリを使用している多くのユーザーが、インターネットに接続しているにもかかわらず、アプリがSkypeサーバーに接続できなくなるエラーに直面しています。Skypeは世界中の人々とビデオ通話やチャットができる通信ソフトウェアで、PC間通信の分野において長年大きな存在であり続けてきましたが、このエラーメッセージは古くから知られており、今でも断続的に発生することがあります。
このエラーの原因は非常に多岐にわたります。サーバー側に問題がある場合もあれば、ユーザー側の環境に原因がある場合もあります。以下に、試す価値のある複数の解決策を紹介します。上から順番に試していくことをおすすめします。
解決策1:Skypeのサーバーステータス(Heartbeat)を確認する
前述のとおり、メンテナンスやDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)などにより、Skypeのサーバーが一時的にダウンしていることがあります。
Skypeのサーバーが稼働中かどうかは、公式の「Skype Status」ページで簡単に確認できます。下の例のように、サービスに問題がない場合は正常な状態と表示されます。

ページの最下部までスクロールすると、「Resolved Incidents(解決済みインシデント)」という見出しがあります。ここには、過去に発生して解決された問題が日時付きで一覧表示されています。Skypeのサービスが正常であることを確認してください。もし障害が発生している場合は、ユーザー側でできることはなく、サーバーが復旧して正常に戻るのを待つしかありません。

なお、公式サイトにはネットワーク上のすべての障害が掲載されているとは限りません。その場合は、報告されたインシデントをまとめているサードパーティのステータス確認サイトを利用してみてください。報告件数が多い場合は、Skypeサーバー側に何らかの問題が発生している可能性が高いといえます。
解決策2:Skypeのバージョンを確認する
Microsoftは、バージョン7.3.1より古いSkypeのサポートを終了すると発表しました。これらの旧バージョンは無効化されており、接続することはできません。Windows 7以降にインストール可能な最新バージョンは、7.40.0.140または7.40.0.151です。
このような対応はMicrosoftとしてごく自然なことです。どのサービスでも、古いバージョンのアプリケーション、特にリソースを大量に消費するものについては、いずれサポートを打ち切ります。以下の手順で自分のSkypeのバージョンを確認し、古い場合は最新版をダウンロードしてインストールしましょう。
- Skypeアプリを起動します。上部にある三点リーダー(…)をクリックし、「このバージョンについて」を選択します。新しいウィンドウが開き、使用中のアプリのバージョンが表示されます。

- 古いバージョンのSkypeがインストールされている場合は、Skypeの公式ダウンロードサイトにアクセスし、実行ファイルをアクセスしやすい場所に保存します。ダウンロードが完了したら、旧バージョンをアンインストールし(appwiz.cpl)、新しいバージョンをインストールします。
解決策3:アプリケーションデータを削除する
PCにインストールされているすべてのアプリケーションには、ハードドライブ上にアプリケーションデータが保存されています。このデータは、設定の取得やユーザープロファイルの読み込みなどに使用されます。Skypeのアプリケーションデータが破損していると、接続に失敗することがあります。アプリケーションデータを削除するか、別のディレクトリに移動して、問題が解決するかどうか確認してみましょう。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「%appdata%」と入力してEnterキーを押します。
- 表示されたフォルダ内の「Skype」フォルダを削除します。

- PCを再起動し、Skypeサーバーに正常に接続できるかどうかを確認します。
注意: Windows XP環境で、破損したアプリケーションデータが原因でSkypeが初期化できなくなるケースが確認されています。この場合は、正常に動作しているWindows 7または10のPCにSkypeをインストールし、そのアプリケーションデータからSkypeフォルダをコピーします。次にXPにSkypeをインストールし、そのフォルダを古いフォルダと置き換えて貼り付けます。再起動後、アプリケーションは正常に動作するようになります。
解決策4:プロキシを無効にする/プロキシ環境での回避策
プロキシサーバーは、主に教育機関などで導入されています。その主な役割は、ISPへの主要回線の負荷を軽減することです。プロキシはWebキャッシュのように機能し、ユーザーが要求するすべての通信は必ずこのサーバーを経由します。インターネット上のデータを要求すると、まず要求がプロキシサーバーに送られ、サーバーが最新のコピーを持っていない場合はデータを取得・保存してからユーザーへ転送します。
一方、SkypeはUDPベースのアプリケーションであり、2つのクライアント間のエンドツーエンド通信に依存しています。サーバーは接続の確立時に一度使われるだけで、その後の通信には関与しません。そのため、プロキシサーバーはSkypeとうまく動作せず、さまざまな接続問題を引き起こします。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「inetcpl.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- インターネットのプロパティが開いたら、「接続」タブを選択し、ウィンドウ下部の「LANの設定」をクリックします。

- 「プロキシサーバー」のチェックを外し、「OK」をクリックして変更を保存します。Skypeアプリを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。プロキシを無効にするだけでは効果がない場合は、「設定を自動的に検出する」のチェックも外してみてください。

それでもSkypeサーバーに接続できない場合は、以下の手順を試してください。
- Skypeをアンインストールします(Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「appwiz.cpl」と入力)。
- 解決策3を実行します。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- レジストリエディターが開いたら、Ctrl + Fキーで検索ボックスを開き、「Skype」と入力してEnterキーを押します。ヒットした「skype」に関連するすべての項目を削除します。F3キーで次の項目へ移動し、Deleteキーで削除できます。

- 最新版のSkypeをインストールし、正常に接続できるかどうかを確認します。
解決策5:Internet Explorerの設定をリセットする
Skypeは、サーバーとの通信や接続の初期化において、Internet Explorerの設定と連動しているようです。Internet Explorerが直接関係しているという確固たる証拠はありませんが、最近の検証では、Internet Explorerの設定をリセットすることでこのエラーが解消される事例が多数報告されています。
- Windows + Rキーを押し、「inetcpl.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- インターネットオプションが開いたら、「詳細設定」タブに移動し、画面下部付近にある「リセット」をクリックします。

- 新しいウィンドウが表示されたら、「個人設定を削除する」にチェックを入れ、「リセット」をクリックします。
注意: この操作によりInternet Explorerがリセットされます。すべてのアドオンが無効になり、ホームページの設定も初期化されます。自己責任で実行してください。

- PCを再起動し、変化があるかどうかを確認します。
解決策6:ファイアウォールを無効にする
多くのユーザーに効果があったもう一つの方法は、ファイアウォールアプリケーション(Windowsファイアウォール、Windows Defender、その他のウイルス対策ソフトを含む)を無効にすることです。ファイアウォールは、公衆・私設を問わずあらゆるネットワーク上でコンピューターを保護する役割を担っています。ここでは、ファイアウォールを一時的に無効にして、正常に接続できるかどうかを確認してみます。あわせて、PC上のウイルス対策ソフトもすべて無効にしてください。特に接続問題を引き起こすことで知られていたのは、ComodoやAvastなどのセキュリティソフトです。
- すべてのファイアウォールおよびウイルス対策アプリケーションを無効にします。Windowsファイアウォールの無効化手順については、関連記事を参照してください。
- すべてのアプリケーションを終了し、ウイルス対策機能を無効にしたら、Skypeアプリを再起動し、接続を確立できるかどうかを確認します。
注意: ファイアウォールやウイルス対策アプリケーションを無効にする場合は、自己責任でお願いします。無効化によって生じたコンピューターへの損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
解決策7:TLSを有効にする
トランスポート層セキュリティ(TLS)はネットワーク構成の一部であり、コンピューターネットワーク上の通信の安全性を提供します。PCでTLSを有効にすることで問題が解決したという事例が数多く報告されています。トラブルを避けるため、管理者アカウントでこの操作を行ってください。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「inetcpl.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- インターネットオプションが開いたら、「詳細設定」タブをクリックし、一番下までスクロールして、TLSおよびSSLに関連するすべてのオプションを有効にします。

- 「適用」をクリックして変更を保存し、画面を閉じます。PCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。必要に応じて、前述の手順でInternet Explorerの設定をリセットしてもよいでしょう。
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