【Windows 10】外付けハードドライブが認識されない・表示されないときの対処法6選
技術の進歩と研究開発の活発化に伴い、外付けハードドライブは外出先でもデータを保存できる現実的な選択肢となっています。高速なデータ転送と携帯性を兼ね備えた外付けハードドライブは、持ち運びを前提としたデータ管理を行うユーザーにとって非常に魅力的な存在です。
しかし、OSやハードドライブのソフトウェアが頻繁に更新されているにもかかわらず、パソコンに接続しているのに外付けハードドライブを認識しないというケースは今も少なくありません。デバイスマネージャー上ではドライブが見えているのに、エクスプローラーには表示されないといった症状も起こり得ます。この問題は以前から存在しており、以下で紹介する対処法で解決できます。
解決策1:基本的なトラブルシューティングを実行する
高度なトラブルシューティングに進む前に、まずは基本的な確認作業を行いましょう。意外にも、ごく単純な原因でハードドライブにアクセスできなくなっているケースが多くあります。次の対処法に進む前に、必ず以下の項目をすべて確認してください。
- デスクトップPCの場合は背面のUSBポートに、ノートPCの場合は別のポートにハードドライブを挿し直す。
- ハードドライブのUSBケーブルが正常に動作しているか確認する。別のケーブルに交換して再度試してみるのも有効です。
- ハードドライブに物理的な破損がないか確認する。外付けハードドライブは繊細な機器であり、わずかな衝撃でも故障することがあります。
- 接続先のUSBポート自体が正常に動作しており、最新のドライバーがインストールされていることを確認する。
- 「ハードウェアとプリンター」には表示されるのにデバイスマネージャーに表示されない場合は、ドライバーをアンインストールしたうえで、デバイスマネージャーを開き「ハードウェア変更のスキャン」を実行する。
解決策2:ハードドライブのドライバーを更新する
ドライバーは、OSがコンピューター上のハードウェアを制御するための中核となる要素であり、OSとハードウェアをつなぐインターフェースの役割を担います。ドライバーが古かったり破損していたりすると、ハードドライブにアクセスすることはできません。ここでは、ドライバーを手動で更新し、問題が解決するかどうかを確認します。
更新対象は「ハードドライブのドライバー」と「ストレージコントローラー」の2つです。
- Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログボックスに「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
- デバイスマネージャーが開いたら、「記憶域コントローラー」のカテゴリを展開し、対象デバイスを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。

- ドライバーの更新方法は2通りあります。自動検索では、ハードウェアIDをもとにインターネットから最新のドライバーを検索し、Windowsが自動的に更新します。手動更新では、あらかじめダウンロードしておいたドライバーファイルを「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」から指定してインストールします。
どちらの方法を選んでも構いませんが、最終的にデバイスに対応した最新のドライバーがインストールされていることを必ず確認してください。

- ストレージコントローラーの更新が完了したら、今度は「ディスクドライブ」カテゴリを展開し、外付けドライブを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。

- 手順3と同じ要領でドライバーを更新します。
- 両方の変更を適用したらパソコンを再起動し、ハードウェアにアクセスできるか確認します。それでも表示されない場合は、デバイスを挿し直してみてください。
解決策3:ドライバーをアンインストールする
ドライバーの更新で改善しない場合は、ドライバーを一度アンインストールしてから、ハードウェア変更のスキャンを実行してみましょう。この操作では、Windowsがドライバーを削除してデバイスが一時的にデバイスマネージャーから消えます。その後ハードウェア変更のスキャンを行うと、Windowsはドライバーが未インストールのハードウェアを全モジュールから探し出し、見つかり次第標準ドライバーを自動的にインストールしてくれます。
ここでは、デバイスドライバーに加えてUSBコントローラーもアンインストールします。
- Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログボックスに「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
- デバイスマネージャーで「ディスクドライブ」カテゴリを展開し、対象デバイスを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

- 同じデバイスマネージャー画面で「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」カテゴリを展開し、対象デバイスを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

- アンインストールが完了したら、デバイスマネージャー内の空いている部分を右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。ハードウェアが自動的に検出され、標準ドライバーがインストールされます。

- パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
解決策4:ドライブ文字(ドライブレター)を変更する
各ドライブには一意のドライブ名とアクセス用のパスが割り当てられています。このドライブ文字が、システムによって他のメモリデバイス向けに予約済みの文字と競合している可能性があります。別のドライブ名を割り当てて、変化があるかどうか確認してみましょう。
作業前に、パソコンの起動前にハードドライブを接続しておいてください。いったんシャットダウンし、デバイスを接続してから起動します。なお、BIOS設定の起動デバイスの優先順位がリムーバブルデバイスになっていないこと(Windowsがインストールされたハードドライブが最優先になっていること)も確認してください。
- Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログボックスに「diskmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
- ディスクの管理が開いたら、対象ドライブを右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

- 表示されたオプション一覧の中にある「追加」ボタンをクリックします。
注意: ドライブにすでに名前が付いている場合は、「追加」ではなく「変更」をクリックしてください。この例ではドライブにすでに「E」という名前が付いているため、「変更」を選択して新しいドライブ文字を指定します。
- ハードドライブに新しいドライブ文字を選択し、「OK」を押して変更を保存して終了します。

- リムーバブルデバイスに正常にアクセスできるか確認します。アクセスできない場合は、パソコンを再起動してもう一度確認してください。
解決策5:非表示または空のドライブを表示させる
一部のシステム設定では、空のドライブをエクスプローラーに表示しないよう既定で設定されていることがあります。このオプションは、複数のハードドライブを同時に接続し、データが入っているドライブだけを見たい場合には便利ですが、今回のような問題の原因になることもあります。
- Windowsキー + Sキーを押し、ダイアログボックスに「コマンドプロンプト」と入力します。アプリを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- 管理者権限のコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
set devmgr_show_nonpresent_devices=1

- 続けてWindowsキー + Rキーを押し、ダイアログボックスに「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
- デバイスマネージャーで「表示」メニューを開き、「非表示のデバイスの表示」にチェックを入れます。

- 変更後、外付けハードドライブにアクセスできるかどうかを確認します。できない場合は、パソコンを再起動して再接続後に再度確認してください。
それでもエクスプローラーにハードドライブが表示されない場合は、以下の手順を試してください。
- Windowsキー + Eキーでエクスプローラーを起動します。「表示」タブをクリックし、「オプション > フォルダーオプションの変更と検索オプションの変更」を選択します。

- 「空のディスク ドライブを隠す」オプションのチェックを解除します。「適用」を押して変更を保存し、画面を閉じます。

- パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
解決策6:ハードドライブに新しいボリュームを割り当てる
上記のすべての方法で解決しない場合、ハードドライブにボリュームが割り当てられていない可能性があります。これは、購入したばかりで一度も使用していないドライブや、パラメータを正しく設定せずにフォーマットしたドライブで発生することがあります。
注意: ここではドライブをフォーマットします。データが保存されている場合、その内容はすべて失われます。コンピューターにドライブを認識させるためには、フォーマットが必要です。
- Windowsキー + Rキーを押し、ダイアログボックスに「diskmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
- ハードドライブにボリュームが割り当てられていない場合、下図のようにバーが黒色で「未割り当て」と表示されます。その領域を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」を選択します。

- 新しいウィザードが画面に表示されます。「次へ」をクリックして割り当てを進めます。

- 次に、サイズの割り当てとドライブ文字の設定を求められます。通常は既定値のままで問題ないため、変更せずに「次へ」をクリックします。

- 最後の画面でドライブの種類を選択できます。既定値のまま「次へ」を押すことをおすすめします。
注意: ここでは「クイック フォーマットを実行する」オプションにもチェックが入ります。これにより、ハードドライブ上の既存データ(あれば)はすべて消去されます。

- ウィザードを完了すると、ドライブが正しく割り当てられ、問題なくディスクドライブへアクセスできるようになるはずです。

注意: 上記の手順でも解決しない場合は、同じ方法でドライブをフォーマットしてみてください。手順は少し異なるだけです。パーティションを右クリックして「フォーマット」を選択し、画面の指示に従って既定のファイルシステムでドライブをフォーマットします。完了後、ハードドライブを再接続して動作を確認してください。

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