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「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

「Failed to create a graphics device(グラフィックデバイスの作成に失敗しました)」というエラーは、コンピューターがグラフィックデバイスを正しく認識できないときに発生することが多い問題です。このエラーは、システムに複数のグラフィックハードウェア(内蔵GPUと外付けGPU)が搭載されている環境で起こりやすい傾向があります。

「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

ただし、実際の対処法はエラーメッセージの文言とは必ずしも一致しません。グラフィックカードの再インストール、PCの電源サイクルの実行、最新版DirectXの導入などが代表的な解決策として挙げられます。以下では、それぞれの方法を詳しく解説していきます。

解決策1:PCの電源サイクルを実行する

電源サイクルとは、パソコンの電源を完全に切り、すべての電気的な供給を遮断することを指します。これにより、パソコンは完全にシャットダウンされ、次回起動時に新しい設定をファイルから読み込み直します。電源サイクルによってグラフィック設定が再初期化されるため、本エラーが解消されることがあります。

手順はノートパソコンとデスクトップPCで異なります。

ノートパソコンの場合

まずパソコンをシャットダウンし、次にバッテリーを取り外します。機種によっては、バッテリーコンパートメントのロックを解除するためにレバーを操作する必要があります。バッテリーを取り外したら、電源ボタンを約1分間押し続けます。その後、しばらく待ってからバッテリーと周辺機器を元通りに接続してください。

「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

デスクトップPCの場合

本体の電源をシャットダウンし、電源ケーブルをコンセントから抜きます。同様に電源ボタンを1分間押し続けた後、数分間待ってからケーブルを再接続し、システムを起動しましょう。

解決策2:DirectXのセットアップを実行する

DirectXは、特にゲームに関連するグラフィック処理を円滑に行うためのAPIパッケージです。高いパフォーマンスと優れたゲーム体験を実現するために広く利用されています。

「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

多くの場合、DirectXはすでにPCにインストールされていますが、最新バージョンに更新されていない可能性があります。Microsoft公式サイトから最新パッケージをダウンロードしてインストールしてください。あわせて、「vcredist」(Visual Studio 再頒布可能パッケージ)と.NET Frameworkの最新版も導入されていることを確認しておきましょう。

解決策3:グラフィックスドライバーの更新・ロールバック

次に、現在インストールされているドライバーを更新するか、以前のバージョンへ戻す(ロールバック)ことを試みます。作業はWindows Updateによる自動更新、またはメーカー公式サイトからのダウンロードによる手動更新のいずれかで行えます。

注意:ドライバーを最新版に更新しても問題が解決しない場合は、ロールバックを試してください。最新ドライバーがシステムとの相性に問題を抱えているケースもあるためです。

ドライバーの完全アンインストール手順

  1. ユーティリティDisplay Driver Uninstaller(DDU)をインストールします。その後、パソコンをセーフモードで起動してください。セーフモードへの起動方法は、関連する解説記事をご参照ください。
  2. セーフモードで起動できたら、Display Driver Uninstallerを起動します。
  3. アプリケーションの画面で、最初のオプション「Clean and restart(クリーンして再起動)」を選択します。アプリが自動的にインストール済みのドライバーを削除し、パソコンを再起動します。

「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

  1. ほとんどの場合、再起動後にハードウェアに対して標準ドライバーが自動的にインストールされます。もしインストールされない場合は、デバイスマネージャーの何もない部分を右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択してください。

ここで一度エラーが解消されたかどうかを確認します。まだエラーが表示される場合は、以下の手順に進んでください。

ドライバーの再インストール手順

  1. 次に2つの選択肢があります。メーカー公式サイトからお使いのハードウェア向けの最新ドライバーを探して手動でインストールするか、Windows自身に最新版を自動検索・インストールさせる方法です。

まずは、Windows Updateを使った自動更新を試みましょう。対象のハードウェアを右クリックして「ドライバーの更新」を選択し、最初のオプションである「更新されたドライバーソフトウェアを自動的に検索」を選びます。

自動検索でうまくいかない場合は、2番目のオプションを選択して手動更新を行います。「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選び、事前にダウンロードしておいたドライバーファイルの保存場所を指定してください。

「グラフィックデバイスの作成に失敗しました」エラーの解決方法

  1. ドライバーのインストールが完了したらパソコンを再起動し、エラーメッセージが引き続き表示されるかどうかを確認してください。
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