Windows 10で「グラフィックデバイスを作成できませんでした」エラーが出たときの対処法
Windows 10は、NVIDIAやAMD製の高性能な専用グラフィックスプロセッサ(GPU)に対応しています。CPUから負荷の高いグラフィックス処理を専用プロセッサに切り離すことで、コンピューター全体の動作をより快適にできるのです。しかし、環境によってはアプリやゲームの起動時に「Failed to create a graphics device.(グラフィックデバイスを作成できませんでした)」というエラーが表示されることがあります。
Failed to create a graphics device.
この問題は、複数のモニターまたはグラフィックカードを使用していることが原因の可能性があります。
settings.txtファイルに「adapter-1」と記述してみてください。
グラフィックデバイス作成エラーの原因と対策
このエラーは、システムがグラフィックデバイスを正しく初期化できないときに発生します。マルチディスプレイ環境や複数GPU構成、ドライバーの破損、DirectXコンポーネントの不具合などが主な原因として考えられます。以下の4つの対処法を順番に試してみてください。
- DirectXを再インストールする
- グラフィックカードドライバーを再インストールする
- ハードウェアを手動で点検する
- パワーサイクルを実行する
1. DirectXを再インストールする
まず試したい基本の対処法は、DirectXの更新または再インストールです。これにより、破損していたり互換性のないDirectXコンポーネントを新しいものに置き換えられます。Microsoftの公式サイトから最新のDirectXエンドユーザーランタイム(Webインストーラー)をダウンロードして実行しましょう。
2. グラフィックカードドライバーを再インストールする
NVIDIA、AMD、Intelなどのメーカー公式サイトにアクセスし、「Drivers(ドライバー)」セクションから最新のドライバーをダウンロードしてください。ダウンロードが完了したら、グラフィックドライバーをインストールし、パソコンを再起動します。
もうひとつの方法として、Display Driver Uninstaller(DDU)を使って既存のAMD・Intel・NVIDIAドライバーを完全にアンインストールしてから、NVIDIA Smart Scan、AMD Driver Autodetect、Intel Driver Update Utilityなどの自動検出ツールで適切なドライバーをダウンロード・インストールするのも有効です。
3. ハードウェアを手動で点検する
グラフィックカードをはじめとする各部品に溜まったホコリを掃除するのも効果的です。小型のブロワーを使うか、柔らかい布で優しく拭き取り、物理的な損傷がないかも併せて確認しましょう。ただし、水分によるショートや基板の破損には細心の注意が必要です。わずかな衝撃でもパソコンが起動しなくなり、修理費用が発生する恐れがあります。自信がない場合は、無理をせず資格を持つ技術者に依頼することをおすすめします。
4. パワーサイクルを実行する
パワーサイクルとは、電源を完全に遮断した状態を作り、次回起動時にすべての設定ファイルを読み込み直すことです。残留電気を放出させることで、一時的な不具合がリセットされる場合があります。
ノートパソコンの場合:シャットダウン後、バッテリーが取り外し可能な機種であれば、数分間バッテリーを外してから元に戻し、起動します。
デスクトップの場合:電源ボタンを長押しして本体の電源を完全に切り、電源ケーブルを抜いて数分間待ちます。その後、ケーブルを接続し直して起動し、問題が解消されたか確認してください。
この記事が問題解決の一助となれば幸いです。
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