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Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説

Microsoft Excelは、パソコン向けに提供されている表計算ソフトの中でも最高峰と評価されるプログラムです。Excelは、一般的な表計算ソフトが備えるすべての機能を持ちながら、それらをより高い精度と効率で実行できる点が最大の魅力です。表計算ソフトは本来、記録の管理や計算作業をユーザーにとって簡単にすることを目的として設計されているため、減算をはじめとするさまざまな数学的処理を自動でこなせるのは当然と言えるでしょう。ただし、コンピューターは自ら考え行動する存在ではないため、減算を実行してほしい場面では、ユーザー側からその指示を出す必要があります。Excelに特定の計算を実行させるには、「数式」と呼ばれる仕組みを作成します。以下では、減算を行う数式のさまざまなバリエーションをご紹介します。

Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説

Excelの数式:基本ガイド

数式とは、Excelに対して特定の操作(通常は数学的な計算)を実行するよう指示し、その操作をどのセルに対して行うかを伝えるための手段です。このガイドでは減算の数式のみを扱いますが、Excelで減算式を作成・活用するために知っておくべき基本ポイントは以下のとおりです。

  • Excelで数式を作成するときは、等号(=)を使います。等号は、その記号以降に入力される内容が数式であることをプログラムに伝える役割を果たします。
  • Excelの数式では、実際のデータ(数値など)も、セル参照(計算対象のデータが入力されたセルを示す英数字による参照)も使用できます。
  • Excelでは、計算結果を表示させたいセルに数式を直接入力します。
  • このガイドで扱うのは減算の数式です。Excelにおける減算の演算子はハイフン(-)です。
  • ExcelはEnterキーが押された時点で数式の入力が完了したと判断します。つまり、数式を入力してEnterキーを押すと、指定した計算が即座に実行されます。

減算用の数式を作成する手順

Excelの数式には覚えるべき要素が多くありますが、基本さえ押さえてしまえば、あとは自分で数式を作成し実務に活かせるようになります。Excelで減算式を作成し、計算を実行させる具体的な手順は以下のとおりです。

注意: 以下の手順は、セルA2に入力されたデータ「10」から、セルB2に入力されたデータ「5」を引く場合を例にしています。ご自身の状況に合わせて、使用するデータやセル参照を読み替えれば、手順自体はまったく同じです。

  1. まず、減算の結果を表示したいセルへ移動し、そのセルをクリックして選択します。Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説
  2. 選択したセルに等号(=)を入力して、数式の作成を開始します。Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説
  3. 減算の対象となるデータを入力します。このとき、2つの数量の間に必ずハイフン(-)を挟みます。入力方法は複数あります。数値を直接入力する方法(この例では10-5)、セル参照を入力する方法(この例ではA2-B2)、または対象セルを順番にクリックして自動的に参照を挿入する方法(セルA2をクリック→ハイフン-を入力→セルB2をクリック)のいずれでも構いません。Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説
  4. キーボードのEnterキーを押して、数式の入力が完了したこと、および計算の実行が必要であることをExcelに伝えます。Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説

Enterキーを押すとすぐに、Excelが指定された減算を実行し、結果(この例では5)が選択していたセルに表示されます。セルには計算結果が表示されますが、そのセルをクリックすると、作成した数式が画面上部の数式バーに表示されるので確認できます。Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説

減算式の具体例

Excelの減算式がどのような形になるのかイメージしづらい方のために、理解を深めるのに役立つ具体例をいくつか紹介します。

=10-5
=A2-B2
=A2-B2-C2
=A2/C2-B2
=(A2-B2)/C2Excelで減算(引き算)を行う方法|数式の基本から応用まで徹底解説

数式にはセル参照を使うのが断然おすすめ

前述のとおり、減算式(もちろん他の種類の数式でも同様)を作成する際には、生のデータとセル参照のどちらも利用できます。しかし、推奨されるのはセル参照を使用する方法です。セル参照を手入力するのも問題ありませんが、ポイント&クリック機能を使って参照を挿入すれば、人為的なミスや入力ミスのリスクをほぼ完全に排除できます。

セル参照を使うことには非常に大きなメリットがあります。参照先のセルのデータが少しでも変更されると、その変更はEnterキーを押した瞬間に、数式を含むセルへ自動的に反映されます。ユーザーは何もする必要がありません。数式内でセル参照を使っていれば、元データが変わっても数式を修正し直す必要がないのです。さらに正直なところ、計算対象のデータが入ったセルをポチポチとクリックして参照するほうが、数値や英字の参照を手打ちするよりも明らかにスピーディーです。そのため、計算対象のデータがどんなことがあっても変わらないと確信できない限り、数式を作成するときはセル参照を使うのが賢明です。もちろん、生のデータとセル参照を組み合わせて1つの数式に盛り込むことも可能です。

より高度な数式を作ってみよう

繰り返しになりますが、減算はExcelで実行できる計算のごく一部にすぎません。減算よりもはるかに複雑な数式を作成するのも、実はとても簡単です。必要なのは、正しいデータまたはセル参照に続けて、実行したい計算に対応する正しい演算子を入力することだけです。比較的複雑な計算を含む数式が入力された場合、Excelは独自の計算優先順位に従って処理を行います。Excelの計算順序はおおよそ次のとおりです。まず括弧( )で囲まれた部分を最優先で計算し、次にべき乗の計算(例:4^5)、続いて乗算と除算(それぞれ*/で表される)を左から順に、最後に加算と減算(それぞれ+-で表される)を左から順に実行します。要するに、Excelは世界的に標準とされるBODMAS(演算の優先順位ルール)に従って計算を行っているのです。

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