【解決】致命的なエラー C0000022 の原因と対処法を徹底解説
ノートPCやデスクトップPCの電源を入れた直後に「致命的なエラー C0000022(Fatal error C0000022)」が表示されるという報告が多数寄せられています。このエラーコードには「Applying Update operation(更新操作を適用中)」というメッセージが併せて表示され、特にHP製のノートパソコンやデスクトップで発生しやすいことがわかっています。

多くのユーザーによると、この問題はWindows Updateの失敗後や、更新処理の途中で何らかの割り込みが発生した後に現れ始める傾向があります。さらに厄介なことに、このエラーは起動のたびに必ず発生するため、通常の方法では修復にたどり着けないケースがほとんどです。
致命的なエラー C0000022 の原因とは?
さまざまなユーザーの報告をもとにこのエラーを詳しく調査したところ、致命的なエラー C0000022 を引き起こす可能性があるシナリオは複数あることが判明しました。主な原因は以下の通りです。
- 1つ以上のWindows Updateが正しくインストールされていない – 保留中だったWindows更新プログラムのインストール処理が強制的に中断された場合に、この問題が発生しやすくなります。
- セキュリティ情報 MS16-101 が適用されていない – 最近のWindows Updateで Netlogon.dll が更新されなかった場合にも、同様のエラーが発生することがあります。この場合は、セーフモードで起動してMicrosoftのセキュリティ情報を手動で適用することで解決できます。
- 不具合のあるWindows Updateによるサードパーティ製ソフトとの競合 – 過去には、既存のサードパーティ製アプリケーションと競合する不具合のあるWindows Updateが原因となった事例も確認されています。
- 重大なハードウェア障害 – 特定のハードウェア部品を交換してはじめて解決したという報告もいくつか存在します。
同じ問題でお困りの場合は、この記事で紹介するトラブルシューティングの手順をお試しください。以下に、同様の状況にある他のユーザーが実際に問題を解決できた複数の対処法をまとめています。
効率よく解決するために、記載されている順番どおりに各方法を試すことをおすすめします。それでは始めましょう。
方法1:ハードリセット(強制再起動)を行う
まずはシンプルな方法から試してみましょう。ハードリセットは非常に簡単な操作ですが、「これだけで致命的なエラー C0000022 を回避できた」というユーザーも少なくありません。
ノートパソコンでハードリセットを行う手順は以下の通りです。
- 電源ボタンを10秒以上押し続けます。これにより、内部のコンデンサに残った電力が完全に放電されます。
- プリンターやWebカメラなど、PCに接続されている不要な周辺機器やアクセサリをすべて取り外します。
- もう一度電源ボタンを押し、PCが正常に起動できるかどうかを確認します。
それでも起動時に致命的なエラー C0000022 の画面が表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法2:ハードウェアの問題を調査する
一部のノートブックモデルでは、致命的なエラー C0000022 がハードウェア障害に関連していることもあります。発生確率は決して高くありませんが、無駄な作業を避けるためにも、まずはハードウェアの問題がないかを確認しておきましょう。
最も手早く効率的な確認方法は、システム診断画面からシステムテストを実行することです。このテストでは、主要なハードウェアコンポーネントに異常や不整合がないかをチェックできます。手順は以下の通りです。
- ノートパソコンの場合は、テスト中に電源が切れないよう、ACアダプターを接続しておきます。
- PCの電源を入れ、Esc キーを繰り返し押してスタートアップメニューを表示します。表示されたら F2 キーを押して システム診断(System Diagnostics) メニューに入ります。

- 矢印キーで System Tests(システムテスト) を選択し、Enter キーを押します。次の画面で矢印キーを使って Quick Test(クイックテスト) を選び、再度 Enter を押します。

- ユーティリティが主要コンポーネントのチェックを完了するまで待ちます。なお、この処理には30分以上かかる場合があります。
注意: ハードウェアに問題が見つからなかった場合は、次の方法に進んで最初の修正を試してください。 - スキャンの結果ハードウェアの問題が検出された場合は、Component Tests(コンポーネントテスト) メニューから該当部品を個別にテストするか、より確実に対応するために認定技術者へ修理を依頼することをおすすめします。
方法3:システム回復メニューからシステムの復元を実行する
他の大手メーカーと同様に、HPにも起動プロセスを通過できない状況に備えた堅牢な回復機能が用意されています。致命的なエラー C0000022 に悩まされていた多くのユーザーが、システムの復元を使ってマシンの状態を以前の時点に戻すことで問題を解決しています。
HPのパソコンで実行する手順は以下の通りです。
- ノートパソコンの場合は、必ず電源アダプターを接続した状態で作業してください。
- ノートパソコンの電源を入れ、Esc キーを繰り返し押してシステム診断メニューを表示します。そこで F11 キーを押して システム回復(System Recovery) メニューに入ります。
- 言語選択画面が表示された場合は、言語を選んで Enter キーを押して続行します。

- 次の画面で矢印キーを使って トラブルシューティング(Troubleshoot) を選択し、Enter を押します。続いて、トラブルシューティングメニューから 詳細オプション(Advanced options) を選びます。

- 詳細オプション 画面で矢印キーを使って システムの復元(System Restore) を選択し、Enter キーを押してシステムの復元ウィザードを開きます。

- デュアルブート環境の場合は、ここで対象となるオペレーティングシステムを選択するよう求められます。
- システムの復元ウィザードが起動したら、最初の画面で 次へ(Next) をクリックして進みます。
- 次の画面で、まず 別の復元ポイントを表示する(Show more restore points) にチェックを入れます。そのうえで、致命的なエラー C0000022 が発生し始める前の日付の復元ポイントを選択し、次へ をクリックして続行します。

- あとは 完了(Finish) ボタンを押して、コンピュータを以前の状態に復元する処理を開始するだけです。確認を求められるので、はい(Yes) をクリックします。

- 復元が完了したらPCを再起動し、致命的なエラー C0000022 が発生することなく正常に起動できるかどうかを確認します。まだエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法4:セーフモードで不足しているMicrosoftセキュリティ情報(MS16-101)をインストールする
致命的なエラー C0000022 のもう一つの原因として、Microsoftセキュリティ情報(MS16-101)が未適用であることが挙げられます。本来このセキュリティ更新プログラムは Windows Update(WU) によって自動的にインストールされるはずですが、多くのユーザーから「更新が中途半端な状態で終わり、依存関係にある Netlogon.dll が更新されなかった」という報告があります。これが結果として 致命的なエラー C0000022 を引き起こしているのです。
幸い、セーフモードでPCを起動すれば、不足している依存関係の更新プログラムをインストールできます。手順は以下の通りです。
- ノートパソコンまたはデスクトップPCが電源にしっかりと接続されていることを確認します。
- PCの電源を入れ、Esc キーを繰り返し押して システム診断メニュー を表示します。
- システム診断メニュー内で F11 キーを押して システム回復メニュー に入ります。
- 言語選択を求められた場合は、言語を選んで Enter キーを押して続行します。

- 次のメニューで矢印キーを使って トラブルシューティング(Troubleshoot) を選択し、Enter を押します。続いて、トラブルシューティングメニューから 詳細オプション(Advanced options) を選びます。
- 詳細オプション メニューで スタートアップ設定(Startup Settings) をクリックします。

- スタートアップ設定の画面で 再起動(Restart) ボタンをクリックすると、PCが再起動してスタートアップ設定メニューが表示されます。

- 再起動後、起動オプションの一覧が表示されます。F5 キーを押して、ネットワークありのセーフモード(Safe Mode with Networking) でPCを起動します。

- セーフモードで起動すると、言語の選択やMicrosoftアカウントの資格情報の入力を求められる場合があります。画面の隅に表示される透かし(ウォーターマーク)で、PCがセーフモードで起動していることを確認できます。

- 該当のリンクページにアクセスし、お使いのWindowsのバージョンに対応した最新のセキュリティ情報 MS16-101 の更新プログラムをクリックします。

- 次の画面で下にスクロールして この更新プログラムの入手方法(How to get this update) を探し、方法2(Method 2) の下にある Microsoft Update カタログ をクリックします。

- お使いのOSのアーキテクチャ(32ビット/64ビット)に合った更新プログラムを ダウンロード(Download) ボタンから入手します。

- ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってシステムにインストールします。インストールが完了したらPCを再起動し、致命的なエラー C0000022 が発生することなく起動できるかどうかを確認してください。
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