Windows 10でWebページが読み込まれない原因と対処法を徹底解説
ブラウザでWebサイトにアクセスしようとしても、インターネットに接続しているはずなのにページが表示されない——こんな経験はありませんか?この問題は、Windows 10へアップグレードした直後や、何の前触れもなく突然発生することがあります。ネットワークには接続できているのにWebページだけが開けないため、非常にストレスが溜まり、原因も分からず戸惑ってしまうことでしょう。
この不具合はWindows 10での報告が最も多いですが、古いWindows 7の時代にも同様の事例が確認されています。幸い、問題自体はそれほど深刻なものではなく、いくつかの簡単な対処法を実行するだけで解決できるケースがほとんどです。
Windows 10でWebページが応答しなくなる原因は?
この問題にはさまざまな要因が考えられますが、これまでの調査で特に多いとされるのは以下の3つです。
- サードパーティ製ソフトウェア:インストール済みの外部ソフト(ウイルス対策ソフトなど)がネットワーク設定に干渉し、通信を妨げているケースがあります。
- ネットワークドライバーのバージョン不足:ネットワークアダプターのドライバーが古いままの場合、正常に動作しないことがあります。
- MTU値の誤り:Windows 10の新規インストール時に、誤ったMTU(最大伝送単位)値が設定され、問題が発生することがあります。
以下の対処法を順番に試して、問題の解決を目指しましょう。
対処法1:ネットワークトラブルシューティングツールを実行する
まず最初に試すべきは、Windows標準の「インターネット接続」トラブルシューティングツールです。ドライバー関連やその他の問題を自動的に検出し、修復してくれる可能性があります。手順は以下の通りです。
- Winキー + I を押して 設定 を開きます。
- 更新とセキュリティ を選択します。
- 左側メニューの トラブルシューティング タブに切り替えます。
- 「インターネット接続」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

対処法2:TCP/IPをリセットする
TCP(Transmission Control Protocol)は、あなたのPCとサーバー間の接続確立を担う重要なプロトコルです。TCP/IPの設定に不具合が生じている場合は、リセットすることで解決できます。以下の手順で実行してください。
- Windowsキー + X を押し、一覧から コマンドプロンプト(管理者) を選択して管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力して実行します。
netsh int ip reset resetlog.txt

- 続けて、以下のコマンドも順番に実行します。
netsh winsock reset catalog

netsh int ip reset reset.log hit
- PCを再起動し、Webサイトにアクセスできるか確認します。
対処法3:ネットワークドライバーを更新する
ネットワークドライバーが古い場合も、この問題の原因になります。最新バージョンへ更新することで改善が期待できます。手順は以下の通りです。
- スタートメニューで デバイスマネージャー と検索し、開きます。
- ネットワークアダプター の一覧を展開します。
- 使用中のネットワークアダプタードライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。

- 更新が完了するまで待ちます。
- PCを再起動し、Webページが読み込めるか確認します。
対処法4:サードパーティ製ソフトウェアをアンインストールする
一部のユーザーからは、システムにインストールされていたサードパーティ製ソフトウェアが原因だったという報告があります。実際にそのソフトをアンインストールしたところ問題が解決したケースもあるため、ウイルス対策ソフトなどを一度削除してみてください。アンインストール後はPCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認しましょう。
どのアプリを削除すべきか判断に迷う場合は、別の方法としてセーフブートを試すのも有効です。セーフブートでは、最小限のファイルとドライバーのみでシステムが起動するため、外部ソフトが原因かどうかを切り分けられます。セーフブートの実行方法については、こちらのガイドをご参照ください。
対処法5:MTU値を変更する
Windows 10が誤ったMTU値を設定することで問題が発生したという報告もあります。MTU(Maximum Transmission Unit)とは、1回の通信で送信できる最大パケットサイズのことです。Windows 10ではMTUが1500に設定されることがありますが、これが原因で通信障害が起きる場合は1432へ変更する必要があります。以下の手順で変更できます。
- まず、TCP Optimizer ツールをこちらからダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら、ファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 画面下部の「Choose settings」欄で「Custom」を選択します。
- MTU値を 1432 に変更します。

- 「Apply changes」をクリックして設定を適用します。
- PCを再起動すれば、問題は解決するはずです。
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