Windows 10がパスワードを受け付けないときの原因と対処法まとめ
Windows 10のPCにログインしようとしても、ログイン画面で正しいパスワードを入力しても受け付けられない――そんなトラブルが多くのユーザーから報告されています。入力しているパスワードは確実に正しいはずなのに、なぜかログインできないというケースです。特定の1つのアカウントだけで発生する場合もあれば、すべてのWindowsアカウントのパスワードが弾かれる場合もあります。
Windows 10が正しいパスワードを拒否する原因
この問題について、多数のユーザー報告と実際に効果のあった修復手順をもとに調査しました。その結果、以下のような原因が考えられることが分かりました。
- キーボードドライバーの不具合 – 多くの場合、新しいキーボードを接続した直後に発生します。新しいキーボードが古いキーボード用のドライバーを使い続けているため、一部のキー入力が正しく認識されないことがあります。この場合は、仮想キーボード(スクリーンキーボード)を使えば解決できます。
- ローカルパスワードを入力している – Windows Updateによって、Microsoftアカウントのパスワードの使用を強制するコンポーネントがインストールされた直後に起こることがあります。この場合は、ローカルパスワードではなくMicrosoftアカウントのパスワードを入力すれば解決します。
- パスワード自体が間違っている – Microsoftアカウントのパスワードは日常的に使わないことも多く、うっかり忘れているケースも少なくありません。その場合は、パスワード復旧手順を実行しましょう。
- Windows 10の不具合 – まだ修正されていないWindows 10側のバグが原因となるケースもあります。この場合は、セーフモードで再起動してパスワードを入力し、その後通常モードで起動し直すことで解決できる可能性があります。
本記事では、同じ問題に直面している方向けに、実際に効果が確認された複数のトラブルシューティング手順を紹介します。以下の対処法は効率と重要度の順に並べていますので、上から順番に試すことをおすすめします。
方法1:仮想キーボードを使ってログインする
この問題の最も多い原因は、キーボード本体またはキーボードドライバーの不具合です。特に、新しいキーボードを接続した直後によく見られます。新しいキーボードがまだ古いキーボードのドライバーを使っているため、キー入力が正しく反映されないのです。
これは、Windowsが新しいキーボードに必要なドライバーをまだインストールできていないために起こります。ドライバーのインストールは、初回のログイン画面を通過した後に行われるためです。幸い、仮想キーボードを使えばログイン画面を通過でき、OSが必要なドライバーをインストールできるようになります。実際にこの方法で問題が解決したという報告が複数あります。
- ログイン画面の右下にある「簡単操作」アイコンをクリックします。
- 表示されたメニューからスクリーンキーボードを選択します。

- 仮想キーボードでパスワードを入力し、再度ログインを試みます。

それでもログインに成功せず、パスワードが受け付けられない場合は、次の方法に進んでください。
方法2:Microsoftアカウント(Live)のパスワードでサインインする
ユーザーの報告によると、これまで使っていたローカルパスワードではなく、Microsoftアカウントのパスワードでサインインすることで問題を回避できる場合があります。これは、サイレント配信されたWindows 10の更新プログラムにより、ローカルパスワードの代わりにMicrosoftアカウントのパスワードが要求されるようになったことが原因と考えられます。
Microsoftアカウントでこの問題が発生しており、方法1が該当しない(または効果がなかった)場合は、Microsoftアカウントのパスワードを入力してみてください。Outlook、OneDrive、Skypeなど、他のMicrosoftサービスで使っているものと同じパスワードである可能性が高いです。
Microsoftアカウントのパスワードでも受け付けられない場合は、次の方法に進みましょう。
方法3:Microsoftアカウントのパスワードを復元(リセット)する
パスワード回復メニューからMicrosoftアカウントのパスワードを変更し、新しいパスワードでログイン画面を通過できたという報告もあります。Microsoftアカウントのパスワードを思い出せない場合に特に有効な手段です。
- Microsoftアカウント回復ページにアクセスし、アカウント情報(メールアドレス・電話番号・Skype名のいずれか)を入力して次へをクリックします。

- リセットコードを受け取るメールアドレスを確認し、受信トレイからコードを取得して「本人確認」ウィンドウに貼り付け、もう一度次へをクリックします。

- 次の画面で新しいパスワードを入力し、確認用にもう一度入力します。その後次へをクリックして変更を確定します。

- ログイン画面に戻り、新しく設定したMicrosoftアカウントのパスワードを入力します。
同じ問題が依然として発生する場合は、次の方法に進んでください。
方法4:セーフモードで再起動する
ネットワーク機能を有効にしたセーフモード(セーフモードとネットワーク)で一度起動し、その後通常モードで再起動すると問題が解決したという報告があります。ログイン画面をバイパスしてOSを起動することで、キーボードドライバーが適切にインストールされ、正しいキー入力が可能になると考えられています。
- PCの電源を入れ、初期ログイン画面を表示します。画面右下の電源アイコンをクリックします。
- メニューが表示されたら、Shiftキーを押しながら再起動をクリックします。

- 次の起動シーケンスで自動的にトラブルシューティングメニューが開きます。そこでトラブルシューティングをクリックします。

- 詳細オプション画面が表示されたら、スタートアップ設定をクリックします。

- 次の画面で再起動ボタンをクリックすると、PCはスタートアップ設定メニューへ直接再起動します。
- スタートアップ設定画面が表示されたら、F5キーを押してセーフモードとネットワークでWindowsを起動します。

- 起動が完了すると、普段とは少し異なるログイン画面が表示されます。ここで正しいパスワードを入力すれば、ログイン画面を通過できるはずです。

- OSがセーフモードで完全に起動したら、今度は通常どおりPCを再起動します。通常モードでそのまま起動します。
- 次回のシステム起動時に、ログイン画面を通過できるかどうかを確認してください。
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