Windowsで「レジストリへのアクセスエラー」が出る原因と解決方法
Windowsパソコンでレジストリキーを結合(マージ)しようとした際に、「レジストリへのアクセスエラー(error accessing the registry)」というエラーが表示されるケースがあります。多くのユーザーの報告によると、この問題はWindowsを再インストールした後に.regファイルを開こうとしたタイミングで発生しています。主にWindows 7、Windows 8、Windows 10で見られる症状です。
「レジストリへのアクセスエラー」の原因は?
さまざまなユーザーレポートと、実際に問題を回避・解決するために使われた修復手順を調査した結果、このエラーメッセージを引き起こす代表的なシナリオとして、以下の2つが判明しました。
- レジストリファイルに管理者権限がない - Windowsの新規インストールや再インストール直後によく見られるケースです。レジストリエディターを一度も起動していない場合、.regファイルを現在のレジストリに結合するために必要な権限がプログラムに付与されていない可能性があります。
- システムファイルの破損が原因 - 破損したシステムファイルがレジストリエディターのインポート機能に干渉し、このエラーが発生したことが確認されている事例もあります。この場合、「システムの復元」と「修復インストール」の2つの解決策が有効であることが実証されています。
この記事では、検証済みのトラブルシューティング手順をいくつかご紹介します。以下に挙げるのは、同様の状況にあった他のユーザーが実際に問題の解決に成功した修正方法です。
最良の結果を得るためには、ご自身の状況に合う解決策が見つかるまで、以下の方法を記載順に試していくことをおすすめします。
方法1:管理者権限でレジストリファイルをインポートする
影響を受けた多くのユーザーの報告によれば、これは権限の問題である可能性が高いといえます。おそらくレジストリエディターに、ファイルを結合するための十分な権限がまだ与えられていません。これは、新規インストール直後など、レジストリエディターを一度も開いたことがない環境でよく起こる現象です。
同じエラーに悩まされていたユーザーの間では、管理者権限でレジストリエディターを起動し、「インポート」メニューからファイルを結合することで問題が解決したという報告が多数あります。具体的な手順は以下の通りです。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「regedit」と入力し、Ctrl + Shift + Enterを押して、管理者権限でレジストリエディターを起動します。

- UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら、「はい」を選択して管理者権限を許可します。

- レジストリエディター上部のメニューバーから、「ファイル > インポート」を選択します。

- インポート画面で、結合したい.regファイルが保存されている場所へ移動し、ファイルを選択して「開く」をクリックします。これで現在のレジストリにファイルが結合されます。

注意:.batファイル経由で.regキーを自動的にインポートしようとしてエラーが出る場合も、同じ原理が当てはまります。この場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを開いて実行する必要があります。Windowsキー + Rを押し、「cmd」と入力してCtrl + Shift + Enterを押せば、昇格されたコマンドプロンプトを起動できます。
以上の手順で「レジストリへのアクセスエラー」を回避できるはずです。それでもエラーが表示される場合や、この方法がご自身の状況に当てはまらない場合は、次の方法に進んでください。
方法2:システムの復元を実行する
最近Windowsを再インストールしていないのに、突然このエラーが表示され始めた場合は、システムファイルが破損し、レジストリの結合操作が完了できなくなっている可能性があります。
こうしたケースでは、システムの復元ウィザードを使ってマシンを以前の時点(レジストリ操作が正常に機能していた時点)に戻すことで、問題を解決できたという報告があります。
古い復元ポイントを使用すると、マシンの状態がバックアップ作成時点まで戻ります。その間に発生したエラーは修正されますが、その期間にインストールしたアプリケーションや作成した設定も失われる点には注意が必要です。
システムの復元ウィザードの使い方は以下の通りです。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「rstrui」と入力してEnterを押します。これでシステムの復元ウィザードが起動します。
- 最初の画面で、推奨される復元ポイントを使うかどうかを尋ねられます。「別の復元ポイントを選択する」に切り替えて「次へ」をクリックします。
- 一覧から任意の復元ポイントを選び、「次へ」をクリックして進みます。
- 「完了」をクリックして復元プロセスを開始します。しばらくするとコンピューターが再起動し、以前の状態が復元されます。
- 再起動が完了したら、改めてファイルの結合・インポートを試みて、エラーが解消されたかどうかを確認してください。
それでも「レジストリへのアクセスエラー」が発生する場合は、次の方法に進みましょう。
方法3:修復インストールを実行する
ここまでの方法で解決しなかった場合、システムファイルの破損が原因である可能性が非常に高いです。おそらく、レジストリのインポート処理で使用されるシステムファイルやサービスが破損しており、アクセスできなくなっていると考えられます。
まったく同じエラーに悩まされていたユーザーの間では、修復インストールを実行したところ問題が解決したという報告が多数あります。
修復インストールは非破壊的な手順で、個人ファイルやアプリケーションを一切消すことなく、Windowsの全コンポーネントをリフレッシュできます。クリーンインストールとほぼ同じ効果が得られますが、アプリケーション、ユーザー設定、個人ファイルはそのまま保持される点が異なります。
修復インストールを実行する場合は、専用ガイド記事の手順に従って進めてください。
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