WindowsでGoogle ChromeのCPU使用率が異常に高くなる場合の7つの解決策
WindowsでGoogle Chromeを使ってインターネットを閲覧している際に、パソコンの動作が極端に重くなったりフリーズしたりする場合は、タスクマネージャーを開いて、ChromeのCPU使用率が異常に高くなっていないか確認しましょう。通常の操作をしているだけでもこの現象が発生し、快適にWeb閲覧ができなくなったという報告が多くのユーザーから寄せられています。

この問題はさまざまな原因で引き起こされるため、公式に提示されている解決策は限られています。しかし、実際にユーザーが試して効果があった対処法は数多く存在します。本記事では、それらの方法をまとめてご紹介します。順番に試してみてください。
WindowsでGoogle ChromeのCPU使用率が高くなる主な原因
Google Chromeが異常な動作を起こし、CPUリソースを大量に消費する背景には、いくつかの典型的な原因があります。以下のリストを参考に、自分のケースに近いものを見つけてください。
- 管理者権限の不足 – Chromeを管理者として実行するだけで問題が解決したという報告があります。
- 怪しい拡張機能 – 最近インストールしたプラグインや拡張機能が、CPU使用率増大の原因になっている可能性があります。
- 古いFlash Playerプラグイン – 安定性とセキュリティの観点から、プラグインは常に最新の状態に保つことが重要です。
解決策を試す前に、システムドライブに少なくとも3GB以上の空き容量があることを確認してください。また、4K/1080p HD解像度のYouTube動画をChromeで多数開いている場合も、CPU使用率が高くなる原因になるためご注意ください。
解決策1:Google Chromeを管理者として実行する
最初の方法は最も手軽に試せるもので、シンプルながら効果的です。管理者権限でChromeを実行したところ、即座に問題が解決したという報告が多数あります。以下の手順を確認しましょう。
- デスクトップ、スタートメニュー、または検索結果画面にあるGoogle Chromeのショートカットまたは実行ファイルを探し、右クリックして表示されるメニューから「プロパティ」を選択します。
- プロパティウィンドウの「互換性」タブを開き、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて、「OK」または「適用」をクリックして変更を保存します。

- 管理者権限を確認するダイアログが表示された場合は許可します。次回の起動時からChromeが管理者権限で立ち上がるようになります。アイコンをダブルクリックして起動し、タスクマネージャーを開いてCPU使用率が改善しているか確認してください。
解決策2:怪しい拡張機能を確認・削除する
最近問題が発生し始めた場合は、新しく追加した拡張機能が原因の可能性があります。Chromeを開き、Shift + Escキーを押すとChrome独自のタスクマネージャーが開き、拡張機能ごとのCPU使用量を簡単に確認できます。過剰にリソースを消費している拡張機能を見つけたら、削除しましょう。
- デスクトップのアイコンをダブルクリックするか、スタートメニューから検索してGoogle Chromeを開きます。アドレスバーに以下を入力して拡張機能ページを開きます。
chrome://extensions
- CPUを大量に消費している拡張機能や、心当たりのない最近追加された拡張機能を見つけたら、その横のゴミ箱アイコンまたは「削除」ボタンをクリックして完全に取り除きます。

- Chromeを再起動し、Web閲覧中もCPU使用率が高いままかどうか確認します。
解決策3:閲覧データを削除する
Cookie、キャッシュ、履歴ファイルなどの閲覧データが過剰に蓄積すると、ブラウザの動作が遅くなり、必要以上のCPUリソースを消費する原因になります。実際に閲覧データを削除することで問題が解消したという報告もあります。
- デスクトップのアイコンをダブルクリックするか、スタートメニューから検索してGoogle Chromeを開きます。ウィンドウ右上の縦に並んだ3点リーダー(⋮)をクリックします。
- 「その他のツール」を選択し、「閲覧履歴データの削除」をクリックします。

- すべてのデータを削除するには、期間を「すべての期間」に設定し、削除したい項目を選択します。少なくともキャッシュ画像とCookieなどのサイトデータは削除することをおすすめします。

- 残ったCookieをすべて確実に削除するには、再度3点リーダーから「設定」を開き、一番下までスクロールして「詳細設定」を展開します。
- 「サイトの設定」→「Cookieとサイトデータ」を開き、残っているCookieをすべて削除します。

- パソコンを再起動し、ChromeのCPU使用率が改善しているか確認します。
解決策4:詳細設定(Flags)を変更する
この問題はChromeの比較的新しいバージョンに関連していることが知られており、特定の実験的機能(Flags)の設定を変更するだけで解決するケースがあります。以下の手順を試してみてください。
- デスクトップのアイコンをダブルクリックするか、スタートメニューから検索してGoogle Chromeを開きます。アドレスバーに以下を入力してExperiments(Flags)ページを開きます。
chrome://flags
- Available(利用可能)の一覧から以下のオプションを探します。リストが非常に長いため、ページ上部の検索バーを活用すると便利です。各項目のプルダウンメニューで、以下のように状態を変更してください。
Simple Cache for HTTP - 「有効(Enabled)」
Throttle Expensive Background Timers - 「有効(Enabled)」
No-State Prefetch - 「Enabled No-State Prefetch」
- Chromeを再起動し、CPU使用率の高い状態が解消されたか確認します。
解決策5:Flash Playerを更新する
Adobe Flash Playerはトラブルの多いプラグインでした。新しいバージョンが頻繁にリリースされる一方で、更新を怠るユーザーが多く、それがさまざまな問題の引き金になっていました。また、古いバージョンを不審なサイトで実行すると、セキュリティ脆弱性を悪用されてコンピュータに被害を受ける危険性もあります。
※なお、Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポートを終了しており、現在は配布・動作していません。最新のChromeをご利用の場合、この項目は該当しません。旧環境向けの参考として、当時の手順を記載します。
- Adobeの公式ダウンロードページにアクセスします。画面左側に、Windowsのアーキテクチャ(32bit/64bit)、言語、対象ブラウザなどの選択項目が表示されます。

- 別のブラウザや別のPCからダウンロードする場合は、「他のコンピュータ用のFlash Playerが必要ですか?」をクリックし、ステップ1でOSを、ステップ2で使用するブラウザ(Google Chrome)を選択します。
- ページ中央にあるオプション提供(McAfeeツールの同梱インストール)のチェックは必ず外し、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。

- ダウンロードフォルダから取得したファイルを実行し、インストール完了後は画面の指示に従ってFlash Playerをインストールします。完了したらPCを再起動し、CPU使用率が改善しているか確認します。
解決策6:ハードウェアアクセラレーションを無効にする
ハードウェアアクセラレーションは、処理負荷を専用グラフィックスカードへ振り分けることで、CPUやメモリへの負担を軽減する機能です。しかし、ドライバーの不具合やシステムの不調があると、逆にChromeが高負荷状態になることがあります。その場合は、この機能を無効化すると問題が解決することがあります。
- Chromeを起動し、右上の3点リーダー(アクションメニュー)をクリックして「設定」を選択します。

- 左側のメニューから「詳細設定」をクリックします。

- 「システム」を開き、「利用可能な場合はハードウェア アクセラレーションを使用する」のスイッチをオフにします。

- Chromeを再起動し、問題が解決したか確認します。
解決策7:Chromeをリセットする
Chromeは正常に動作するために複数のコンポーネントや一時ファイルを使用しています。これらが破損していたり、不正な設定が残っていたりすると、CPU使用率の異常増加につながることがあります。その場合は、Chromeを初期状態にリセットすると改善する可能性があります。なお、リセットするとブラウザからログアウトされるため、再度Googleアカウントにサインインする必要があります。
- Google Chromeを開き、右上の3点リーダー(アクションメニュー)から「設定」を選択します。

- 左側のメニューで「詳細設定」をクリックします。

- 「リセットとクリーンアップ」をクリックします。

- 「設定を元の既定値に戻す」を選択します。

- 確認画面が表示されたら、「設定をリセット」をクリックします。

- リセット処理の完了後、Google Chromeが自動的に再起動します。
上記のどの方法でも改善しない場合は、Chromeのバージョンをダウングレードするか、Chromeを再インストールすることを検討してください。
-
WindowsでNVIDIAコンテナのCPU使用率が高くなる原因と6つの解決策
ゲーム中にNVIDIAコンテナのCPU使用率が異常に高くなる問題に悩まされているユーザーは少なくありません。NVIDIAは優れたGPUを数多く輩出していますが、同社のツールがかえってパフォーマンスの足かせになることもあります。特にロースペック〜ミドルスペックのゲーミングPCでは、NVIDIAコンテナによる高いCPU消費が深刻な問題になりがちです。では、低〜中スペックのゲーミングPCユーザーは快適なゲーム環境を諦めるしかないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。この記事では、NVIDIAコンテナの高CPU使用率問題を解決する具体的な方法を詳しく解説します。 NVIDIAコンテナとは? N
-
Windows 10・8.1・7でGoogle ChromeのCPU使用率が高くなる問題を解決する6つの対処法
Google Chromeは世界で最も広く使われているWebブラウザです。豊富な機能、洗練されたユーザーインターフェース、少ないエラー、そして高速なブラウジング体験により、多くのユーザーに支持されています。しかし、ウイルス感染、不適切な設定、問題のある拡張機能などが原因で、「この接続ではプライバシーが保護されません」「プロキシサーバーに接続できません」「このWebページは利用できません」といったエラーが発生することがあります。中でも特に厄介なのがGoogle ChromeのCPU使用率が高くなる問題です。起動直後からCPU使用率が急上昇し、Windows 10がフリーズしたり応答しなくなったり