Windows 10でRuntime BrokerのCPU使用率が高くなる原因と対処法
Windows 10を使用していると、「Runtime Broker(ランタイムブローカー)」によるCPU使用率の高騰に悩まされることがあります。多くのユーザーはこれをウイルスだと疑いますが、実際にはWindowsの正規のシステムプロセスです。
この記事では、Runtime Brokerとは何か、そしてCPU使用率が高くなる問題をどのように解決すればよいのかを詳しく解説します。
Runtime Brokerとは?
Runtime Brokerは、タスクマネージャーに表示されるWindowsのシステムプロセスの一つです。Microsoft Storeからインストールしたアプリやネイティブアプリなど、WindowsアプリとPCの間でアプリの権限(アクセス許可)を管理する役割を担っています。
実体は「RuntimeBroker.exe」という実行ファイルで、Windows 10 PCのSystem32フォルダー内に配置されています。
Windows 10でRuntime BrokerのCPU使用率が高くなる原因
通常の状態では、Runtime Brokerが消費するメモリは数MB程度に抑えられています。しかし、RAM使用率が異常に高く、PCの動作が極端に遅くなっている場合は、特定のアプリが原因である可能性があります。
目安として、メモリ使用量が15%を超えているようであれば、PC上のいずれかのアプリに問題が発生していると考えられます。以下の手順を試して、問題を解決しましょう。
補足:サードパーティ製ツールの活用
システムエラーが高CPU使用率の原因になっている場合は、サードパーティ製ツールの活用も有効です。「Advanced System Optimizer」はWindows PC向けの定番最適化ツールで、Windows 10、8.1、8、7、Vista、XPに対応しています。ジャンクファイルの削除やディスクデフラグによる最適化のほか、ドライバー更新、レジストリークリーナー&オプティマイザー、ゲームブースター、プライバシー保護などの機能を備え、PCの速度と安定性の向上に役立ちます。
Runtime Brokerの高いCPU使用率を修正する方法
方法1:レジストリエディターでRuntimeBroker.exeを無効化する
- 検索ボックスに「regedit」と入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。

- 次のパスへ移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\TimeBroker
- 右側のペインで「Start」を選択し、値のデータを「3」から「4」に変更します。

- PCを再起動します。再起動後、タスクマネージャーを確認すると、Runtime Brokerプロセスが無効化されているため表示されなくなっています。
方法2:タスクマネージャーでRuntime Brokerプロセスを終了する
- スタートボタンを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。

- 「プロセス」タブを開き、一覧から「Runtime Broker」を探します。
- 該当するプロセスを右クリックして「タスクの終了」を選択します。

- PCを再起動します。
ただし、タスクマネージャーからRuntime Brokerを強制終了するのは一時的な対策である点に注意してください。PCを再起動したり、Windowsアプリを使用したりすると、Runtime Brokerは再び自動的に起動します。
方法3:「Windowsの使用中にヒント、トリック、および推奨事項を取得する」を無効にする
Windowsには、操作中にヒントやコツを表示する機能があります。この機能をオフにすることで、Runtime BrokerによるCPUへの負荷を軽減できます。
- スタートメニューの歯車アイコンをクリックして「設定」を開きます。

- 「システム」をクリックします。

- 左側のメニューから「通知とアクション」を選択し、下へスクロールして「Windowsの使用中にヒント、トリック、および推奨事項を取得する」のトグルをオフにします。

- PCを再起動します。
方法4:バックグラウンドアプリを無効にする
バックグラウンドアプリを無効にすることでも、Runtime BrokerのCPU使用率を下げることができます。バックグラウンドで動作するアプリが減れば、PCが複数のアプリに対して権限を確認する必要がなくなり、システム全体の負荷が軽減されます。
- 「設定」を開き、「プライバシー」をクリックします。

- 下へスクロールして「バックグラウンドアプリ」を選択し、稼働中のアプリのトグルをオフにします。

以上が、Runtime Brokerによる高いCPU使用率の問題を解決するための主な方法です。ご自身の環境に合わせて、これらの対処法を順番に試してみてください。
よくある質問
Q1. Runtime Brokerを終了しても問題ありませんか?
はい、タスクマネージャーでプロセスを選択して終了することができます。Runtime Brokerはアプリの権限管理を支援するシステムプロセスですが、CPU使用率が20%を超えるような状態が続く場合は、無効化しても安全です。
Q2. Runtime Brokerはウイルスですか?
いいえ、Runtime Brokerはウイルスではなく、正規のシステムプロセスです。ただし、マルウェアはシステムの実行ファイルに似た名前を装って隠れていることが多いため、Systweak Antivirusなどの信頼できるセキュリティソフトを導入して、PCをマルウェアから保護することをおすすめします。
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