VirtualBoxでUSBデバイスを接続できない場合の対処法【トラブルシューティングガイド】
「VirtualBox failed to attach the USB device(USBデバイスを接続できませんでした)」というエラーは、VirtualBoxのデバイスメニューからUSBデバイスにアクセスしようとした際に発生する一般的な問題です。画面にエラーメッセージが表示され、USBデバイスがゲストOSにマウントされなくなります。
VirtualBoxでは、USBドライブを仮想マシンに接続することで、ゲストOSがそのドライブを認識して利用できるようになります。仕組みを詳しく知りたい方は、「VirtualBox VMでUSBデバイスにアクセスする方法」のガイドもあわせてご覧ください。
しかし最近、「USBデバイスをVirtualBoxマシンに接続できませんでした」という問題が多くのユーザーから報告されています。
同じ問題でお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。ここでは、エラーを解決するための具体的な対処法を順番に紹介します。
注意:対処を始める前に、まずホストOS上でUSBデバイスが正常に動作していることを確認してください。
PCを再起動する
軽微な不具合やバグは、PCを再起動するだけで解消できることがよくあります。まずはホストOSとゲストOSの両方を数回再起動し、問題が解決するかどうか確認してみましょう。
VirtualBox Extension PackとGuest Additionsをインストールする
VirtualBox Guest Additionsは、ゲストOSにインストールすることでシステムパフォーマンスを最適化し、ホストPCとの連携や統合機能を強化できるソフトウェアパッケージです。これがインストールされていないと、多くの機能が利用できなくなります。
Guest Additionsをインストールするには、仮想マシンを起動し、メインウィンドウ左上の「デバイス」メニューから「Guest Additionsのインストール」をクリックします。これで仮想マシンが自動的にGuest Additionsをインストールします。
次に、VirtualBox Extension Packをインストールしましょう。このパックはVirtualBoxの機能を拡張するもので、特にUSB 2.0またはUSB 3.0ドライブを接続したい場合には必須です。
Extension Packをインストールする手順は以下の通りです:
- VirtualBox公式サイトにアクセスし、パックをダウンロードしてインストールします。
- VirtualBoxを開き、「ツール」→「環境設定」をクリックします。
- 「拡張機能」セクションに移動し、右上隅の「緑のプラスアイコン」をクリックします。
- インストールする拡張パックを選択します。
インストールが完了したら、USBコントローラーを有効化し、新しいUSBフィルターを追加する必要があります。以下の手順に従ってください:
- VirtualBoxで、USBデバイスを接続したい仮想マシンを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「ポート」をクリックし、次に「USB」を選択します。
- 使用するUSBデバイスに応じて、「USB 1.0、USB 2.0、またはUSB 3.0コントローラー」を有効にします。
- 右側のウィンドウで「追加ボタン」をクリックし、接続できなかったデバイスを選択します。
- 「OK」をクリックして変更を保存し、設定画面を閉じます。
- 最後に、USBデバイスを一度取り外してから再度接続します。
USBデバイスをゲストOSに再接続し、エラーが解消されたかどうかを確認してください。
レジストリを編集する
この方法は多くのユーザーに有効だった実績があります。上記の方法で解決しなかった場合は、試してみる価値があります。
重要:わずかな操作ミスでもPCが起動しなくなる可能性があるため、以下の手順は慎重に実行してください。
- まず、ホストOSからUSBデバイスを取り外し、VirtualBoxを終了します。
- Windowsキー + Rを押し、「ファイル名を指定して実行」ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- レジストリエディターが開きます。
- 次の場所に移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Class\{36FC9E60-C465-11CF-8056-444553540000}
- 右側の項目にある「UpperFilters」を削除します。
- 確認ウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックして削除を完了します。
- WindowsのホストPCとVirtualBoxを再起動し、USBデバイスを再度接続します。
VirtualBoxのUSBドライバーを再インストールする
これは、上記の方法で解決しなかった場合に試したい追加の対処法です。VirtualBoxのUSBドライバー自体に問題がある場合も、同様のエラーが発生することがあります。
以下の手順で、ドライバーを手動で再インストールしてみてください:
- Windowsエクスプローラーを開き、次のフォルダーに移動します:C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\drivers\USB\filter
- 「VBoxUSBMon.inf」ファイルを右クリックし、「インストール」を選択します。
- インストールが完了すると、確認メッセージが表示されます。
- システムを再起動して、変更を有効にします。
以上で作業は完了です。これでUSBデバイスが正常に動作するようになるはずです。
-
【Windows 10】VirtualBoxのインストールに失敗したときの対処法6選
近年、多くのWindows 10ユーザーから、パソコンにVirtualBoxをインストールしようとした際にエラーが発生するという報告が寄せられています。VirtualBoxは、1台のパソコン上で複数のOSを利用できる便利な仮想化ソフトウェアです。Linux、Oracle Solaris、Mac OS X、Microsoft Windowsなど、さまざまなOSを実行できます。インストールエラーが発生すると、VirtualBoxを使用できないだけでなく、再インストール時にも問題が生じることがあります。幸い、この問題は比較的簡単に解決できます。多くの場合、基本的なトラブルシューティングで直ります。こ
-
USB攻撃を防ぐ方法|知っておきたいセキュリティ対策のすべて
デジタル時代において、サイバー犯罪による攻撃やデータ漏洩はもはや日常的な出来事となっています。そして、この脅威がすぐに消えることはありません。ハッカーたちは悪意のあるプログラミング技術を駆使し、私たちのデバイスへ侵入する新たな手法を次々と編み出しています。サイバー犯罪者が個人システムや企業ネットワークに不正アクセスし、プライバシーを侵害するニュースを、私たちは頻繁に耳にするようになりました。 では、USB攻撃はどう防げばよいのか? ハッカーが攻撃を仕掛けるさまざまな手段の中でも、USBフラッシュドライブは特に脆弱な存在です。ファイルの保存や転送に欠かせない手軽な記録メディアであるため、多くの