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Windowsで「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーが出たときの9つの解決法

Microsoftは、ファイルやデータが勝手に削除・名前変更・改ざんされないよう、Windows上で情報を保護するためのさまざまな仕組みを用意しています。

しかし、こうした保護機能が過剰に働くと、「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」というエラーが発生することがあります。このエラーは、ファイルを開こうとしたとき、フォルダを削除しようとしたとき、アプリケーションを実行しようとしたときなどに表示されることがあり、場合によっては管理者アカウントであっても特定の操作がロックされてしまうことがあります。

このエラーに悩まされている方は、本ガイドで紹介する解決策をぜひお試しください。

「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーの原因

このエラーの原因はひとつではありませんが、頻繁に発生しやすい場面は限られています。具体的には、ファイルのコピー、フォルダやファイル名の変更、ファイルやフォルダの削除、プログラムのインストールなどを試みたときに起こりやすい傾向があります。

本来、これらの操作は問題なく実行できるはずです。しかし、適切なセキュリティ権限を持っていない場合、権限設定が誤って変更されている場合、あるいはそのファイルやフォルダがWindowsの動作に不可欠なものであるためシステムサービスやプロセスによってロックされている場合などに、このエラーが表示されます。

また、マルウェア感染や特定のサードパーティ製アプリの使用が原因となるケースもあります。管理者アカウントを持っていても、ファイルやフォルダを作成・変更・削除できず、非常にストレスを感じることでしょう。

「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーの解決方法

まず確認したいのは、セキュリティソフト(ウイルス対策ソフトやファイアウォール)が原因で競合やエラーが起きていないかという点です。一時的にウイルス対策ソフトを無効化してテストするのが最も手軽で安全な方法です。これで問題が解決する場合は、ベンダーに問い合わせるか、より信頼できるウイルス対策ソフトへの乗り換えを検討しましょう。

注意: サードパーティ製ウイルス対策ソフトを無効化している間は、Windows 10に内蔵されたセキュリティソフト「Windows Defender」を有効にして、トラブルシューティング中もPCを保護しておきましょう。

1. サードパーティ製セキュリティソフトを無効化する

ウイルス対策ソフトを無効化する方法の一つは、タスクマネージャーを使うことです。Ctrl + Alt + Deleteキーを同時に押して青いセキュリティオプション画面からタスクマネージャーを選択するか、タスクバーを右クリックしてコンテキストメニューからタスクマネージャーを選びます。

タスクマネージャーのスタートアップタブを開き、PCの起動時に立ち上がるアプリを確認します。サードパーティ製のウイルス対策アプリを選択し、無効化をクリックして状態を変更します。

PC上の他のサードパーティ製ウイルス対策アプリについても同様に無効化し、PCを再起動します。エラーが消えたかどうかを確認し、改善しない場合は次の対処法に進みましょう。エラーが解決した場合は、Windows Defenderをオフにして、元のウイルス対策ソフトを再度有効化してください。

2. Windows Defenderでマルウェアスキャンを実行する

PCがウイルスやマルウェアに感染していることが、このエラーの原因になっている可能性もあります。Windows Defenderでマルウェアスキャンを実行すれば、そうした悪意のあるソフトウェアを検出・除去できます。スキャン完了後、エラーが消えているかどうかを確認してみましょう。

手順は以下の通りです。スタート > 設定を開き、更新とセキュリティを選択します。

左側のメニューからWindows セキュリティをクリックし、ウイルスと脅威の防止を選択します。

新しいウィンドウでスキャンのオプションリンクをクリックし、フル スキャンを選択します。クイックスキャンよりも時間はかかりますが、PCに潜む厄介なウイルスやマルウェアを見つけ出して駆除できる可能性が高くなります。

スキャンで脅威が検出された場合は、完了後に適切な対応を行い、その後エラーが解消されたかどうかを確認してください。

3. SFCスキャンを実行する

システム ファイル チェッカー(SFC)は、PC上のさまざまなシステムの問題をスキャン・検出・修復するトラブルシューティングツールの一つです。

検索ボックスにCMDと入力し、管理者として実行を選択して、昇格されたコマンドプロンプトを開きます。

次のコマンドを入力します:sfc /scannow

スキャンが完了すると、SFCスキャナーは検出された問題の自動修復を試みます。その後、同じ操作を再度試して、エラーが消えているかどうかを確認してください。

4. アカウントをAdministratorsグループに追加する

複数の管理者アカウントが存在し、他の管理者のコンテンツにアクセスしようとすると、このエラーメッセージが表示されることがあります。

スタートボタンを右クリックし、コンピューターの管理を選択します。

ローカル ユーザーとグループに移動し、ユーザーフォルダをダブルクリックします。

左ペインで自分のアカウントをダブルクリックします。

所属するグループタブの追加ボタンをクリックします。

選択するオブジェクト名を入力してください欄にAdministratorsと入力し、名前の確認 > OKをクリックします。Administratorsを選択した状態で、適用 > OKをクリックします。

アカウントがAdministratorsグループに追加されたら、目的の操作を再度実行して、エラーがまだ表示されるかどうかを確認しましょう。

5. フォルダやファイルが別の管理者アカウント配下にないか確認する

スタートボタンを右クリックしてファイル名を指定して実行を開き、netplwizと入力してEnterキーを押します。

新しいウィンドウに、ユーザーアカウントとそのアカウントの種類が表示されます。管理者権限を持つ他のアカウントの種類を変更するには、ユーザータブを開き、このコンピューターのユーザーセクションから変更したいアカウントを選択します。

プロパティをクリックします。

グループ メンバーシップタブを開き、アカウントの種類として標準ユーザーまたは管理者を選択します。適用 > OKをクリックして完了です。

目的の操作をもう一度試し、エラーが消えるかどうかを確認してください。改善しない場合は、次の解決策に進みましょう。

6. セーフモードで再起動する

以前のWindowsではF8ファンクションキーを押してセーフモードに入れましたが、Windows 10では起動時間の短縮のためF8ブートメニューが廃止されました。以下は、Windows 10でPCをセーフモードで再起動する手順です。

スタート > 電源をクリックし、Shiftキーを押しながら再起動をクリックすると、トラブルシューティング画面が開きます。

詳細オプションをクリックします。

次に、スタートアップ設定をクリックします。

再起動を選択します。

PCが再起動したらF4キーを押してセーフモードを有効にします。その後、同じ操作を再度試して、セーフモード中にエラーが消えるかどうかを確認してください。

7. Unlockerを使ってロックされたフォルダやファイルを削除する

フォルダを開こうとしてこのエラーが表示される場合は、無料ツール「Unlocker」を使って、フォルダをロックしているプログラムやプロセスを特定できます。

注意: Unlockerのインストール時に、他のプログラムのインストールを求められたら、何度かスキップをクリックしてください。

Unlockerをインストールする際は、詳細をクリックしてInstall Delta Toolbarのチェックを外しておきましょう。インストールが完了したら、エクスプローラーで対象のフォルダに移動し、右クリックしてUnlockerを選択します。ポップアップウィンドウに、フォルダをロックしているプロセスやプログラムの一覧が表示されます。ロックがなければ、その旨が通知されます。

一覧が表示された場合は、3つの選択肢があります。プロセスを強制終了する、特定の項目のロックを解除する、またはすべてのロックを解除してフォルダ全体を解放する、のいずれかです。

8. ファイルやフォルダに対するフルコントロール権限を取得する

削除または開きたいファイルやフォルダを右クリックし、プロパティを選択します。

セキュリティタブを開き、詳細設定をクリックします。

所有者の横にある変更をクリックします。

選択するオブジェクト名を入力してください欄に自分のユーザーアカウント名を入力し、名前の確認をクリックします。

次にOKをクリックし、サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換えるチェックボックスにチェックを入れます。

プロパティ画面に戻り、OKをクリックします。

所有権を取得せずに権限だけを変更したい場合は、ファイルやフォルダを右クリックしてプロパティを開き、セキュリティタブから詳細設定をクリックします。

アクセス許可エントリの列で、自分のユーザーアカウントにフル コントロールが付与されているかどうかを確認します。

付与されていない場合、またはアカウントが一覧に存在しない場合は、追加をクリックし、プリンシパルの選択リンクをクリックします。

選択するオブジェクト名を入力してください欄にローカルのユーザー名を入力します。

名前の確認をクリックしてユーザーアカウント名を検証し、OKを選択します。フル コントロールの横にあるチェックボックスにチェックを入れると、「特殊なアクセス許可」以外のすべてのアクションが許可されます。

その後、エラーが表示されずに目的の操作が実行できるかどうかを確認してください。

9. 問題のアプリケーションを再インストールする

特定のアプリに権限の問題があり、それがこのエラーの原因になっている場合は、アプリを再インストールすることで解決するかもしれません。

スタート > 設定 > アプリを開きます。

アンインストールしたいアプリを見つけて選択し、アンインストールをクリックします。アンインストール後、アプリを再インストールして、エラーが消えるかどうかを確認してください。

上記のどの解決策でも問題が解決しない場合は、システムのクリーン再インストールが必要になることもあります。ただし、ドライブが完全に消去されるため、これは最終手段としてください。この方法を選ぶ場合は、事前に個人ファイルやその他のデータをバックアップしておきましょう。クラウドストレージの利用、外付けハードドライブへの保存、別のPCへのファイル移行など、さまざまなバックアップ方法があります。

これらの解決策で、お使いのPCの「この操作を実行するにはアクセス許可が必要です」エラーは解決しましたか?ぜひコメント欄でお知らせください。

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