使用しているWindowsのバージョンを確認する方法【Windows 10対応】
お使いのPCに入っているWindowsのバージョン、把握していますか?「よくわからない」という方でも安心してください。この記事では、自分が使っているWindowsのバージョンを確認する方法をわかりやすく解説します。正確なビルド番号まですぐに必要になるケースは多くありませんが、OSの基本的な情報を知っておくことはとても大切です。
お使いのWindowsのバージョンを確認するには?
すべてのWindowsユーザーは、自分のOSについて次の3つの情報を把握しておきましょう。
- メジャーバージョン(Windows 7、8、10など)
- インストールされているエディション(Ultimate、Proなど)
- 32ビット版か64ビット版か
なぜWindowsのバージョンを知ることが重要なのか?
この情報が重要なのは、インストールできるソフトウェアや、更新時に選択すべきデバイスドライバーなどが、これらの詳細によって変わるからです。また、トラブルの際にWebサイトで解決策を調べると、Windowsのバージョンごとに手順が異なることがあります。自分のシステムに合った正しい解決策を選ぶためにも、使用中のOSのバージョンを把握しておく必要があります。
Windows 10で何が変わったのか?
これまでビルド番号などの細かい情報を気にしたことがなかった方も、Windows 10ユーザーは自分のOSについての知識を持っておく必要があります。従来、ビルド番号はOSの更新を表すために使われており、ユーザーは使用中のメジャーバージョンとサービスパックの情報を持っていました。
では、Windows 10はどう違うのでしょうか?このバージョンのWindowsはしばらく続くことになり、「今後新しいバージョンのOSは登場しない」という見方もあります。さらに、サービスパックは過去のものになりました。現在、Microsoftは毎年2回の大型ビルドをリリースしており、それぞれのビルドには名前が付けられています。Windows 10にはHome、Enterprise、Professionalなどさまざまなエディションがあり、32ビット版と64ビット版の両方が提供されています。Windows 10ではバージョン番号は目立たなくなりましたが、簡単に確認することができます。
ビルドとサービスパックの違いは?
サービスパックはすでに過去のものとなっています。Windowsが最後にリリースしたサービスパックは、2011年のWindows 7 Service Pack 1です。Windows 8ではサービスパックはリリースされず、次期バージョンのWindows 8.1が直接投入されました。
サービスパックとはWindowsのパッチの一種で、個別にダウンロードが可能でした。インストール方法はWindows Updateのパッチと同様です。サービスパックには2つの役割がありました。1つは、セキュリティや安定性に関するパッチを1つの大型アップデートにまとめること。これにより、小さな更新を何度も適用する代わりに、まとめてインストールできるようになります。もう1つは、新機能の追加や既存機能の調整です。Microsoftは定期的にサービスパックをリリースしていましたが、Windows 8の登場とともに廃止されました。
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現在の仕組み
Windows Updateの仕組み自体は大きく変わっていません。今でも基本的には小さなパッチがダウンロード・インストールされており、コントロールパネルの一覧から特定のパッチをアンインストールすることも可能です。日々の更新は従来通りですが、サービスパックの代わりにMicrosoftは「ビルド」をリリースするようになりました。
Windows 10の各ビルドは、それ自体が新しいバージョンと考えることができます。Windows 8からWindows 8.1へのアップグレードのようなイメージです。新しいビルドがリリースされると自動的にダウンロードされ、Windows 10がインストールを実行します。その後システムが再起動し、既存のバージョンが新しいビルドに合わせてアップグレードされ、OSのビルド番号が変更されます。現在のビルド番号を確認するには、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウまたはスタートメニューに「Winver」と入力しましょう。「Windows のバージョン情報」ボックスにWindowsのバージョンとビルド番号が表示されます。
以前はサービスパックやWindows Updateをアンインストールできましたが、ビルドはアンインストールできません。ダウングレードできるのは、ビルドのリリース後10日以内です。「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」画面を開くと、「以前のビルドに戻す」というオプションがあります。リリースから10日を過ぎると古いファイルは削除され、以前のビルドには戻せなくなります。

これは旧バージョンのWindowsへ戻すプロセスと似ています。だからこそ、各ビルドは新しいバージョンとみなせるのです。10日経過後にビルドを取り消したい場合は、Windows 10を再インストールするしかありません。
つまり、今後の大型アップデートは、従来のサービスパックではなく、ビルドという形で提供されると考えてよいでしょう。
設定アプリで詳細を確認する方法
設定アプリは、わかりやすい形式で情報を表示してくれます。ショートカットキー「Windows + I」で設定アプリを開き、「システム」→「バージョン情報」へ進みます。下にスクロールすると、すべての詳細情報が一覧で表示されます。
表示される情報の見方
- システムの種類: 64ビット版または32ビット版のどちらであるかを示します。お使いのPCが64ビット版に対応しているかどうかも確認できます。上のスクリーンショットでは「x64 ベース プロセッサ」と表示されています。「32 ビット オペレーティング システム、x64 ベース プロセッサ」と表示されている場合、現在使用中のWindowsは32ビット版ですが、希望すれば64ビット版をインストールすることもできます。
- エディション: Windows 10にはHome、Enterprise、Education、Professionalの4つのエディションがあります。Windows 10 HomeユーザーはProfessionalエディションへアップグレードできますが、EnterpriseやEducationへアップグレードするにはHomeユーザーが通常入手できない特別なプロダクトキーが必要で、OSの再インストールも必要になります。
- バージョン: 使用中のOSのバージョン番号を示します。最新の大型ビルドがリリースされた年月を「YYMM」形式で表したものです。上の画像ではバージョンが1903と表示されています。これは2019年にリリースされたビルドで、「May 2019 アップデート」と呼ばれるものです。
- OSビルド: 大型リリース間に行われたマイナービルドの情報を示します。メジャーバージョン番号ほど重要ではありません。
Winverダイアログで情報を確認する
Windows 10の場合
Windows 10でこれらの情報を確認するもう1つの方法が「Winver」です。WinverはWindows Versionツールの略で、OSに関する情報を表示します。ショートカットキー「Windows + R」で「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「winver」と入力してEnterキーを押します。

「Windows のバージョン情報」ボックスが開き、WindowsのバージョンとOSビルドが表示されます。ただし、32ビット版か64ビット版かは確認できません。それでも、バージョン情報を手軽にチェックできる便利な方法です。
ここまでの手順はWindows 10ユーザー向けのものです。まだ旧バージョンのWindowsを使っている方もいますので、続いて旧バージョンでの確認方法を見ていきましょう。
Windows 8 / Windows 8.1の場合
デスクトップ画面にスタートボタンがなければWindows 8です。左下にスタートボタンがあればWindows 8.1です。Windows 10でスタートメニューを右クリックすると表示される「Power Userメニュー」は、Windows 8.1にも存在します。Windows 8では画面の隅を右クリックすることで同じメニューにアクセスできます。

コントロールパネル内の「システム」項目に、使用中のOSバージョンに関する情報がすべて記載されています。「システム」では、Windows 8かWindows 8.1かも判別できます。内部的には、Windows 8はバージョン6.2、Windows 8.1はバージョン6.3と呼ばれています。

Windows 7の場合
スタートメニューが下の画像のようなデザインであれば、Windows 7を使用しています。

コントロールパネル内の「システム」項目に、使用中のOSのバージョン詳細が表示されます。Windows バージョン6.1がWindows 7に該当します。
Windows Vistaの場合
スタートメニューが下の画像のようなデザインであれば、Windows Vistaを使用しています。
「コントロールパネル」→「システム」を開くと、Windowsのバージョン番号、OSビルド、32ビット版か64ビット版かなどの詳細が確認できます。Windows バージョン6.0がWindows Vistaに該当します。

注意: Windows 7とWindows Vistaのスタートメニューはよく似ています。見分けるポイントは、Windows 7のスタートボタンはタスクバーの幅にぴったり収まるのに対し、Vistaのスタートボタンは上下ともタスクバーからはみ出している点です。
Windows XPの場合
Windows XPのスタート画面は下の画像のような外観です。

新しいバージョンのWindowsにはスタートボタンだけがありますが、XPにはボタンとテキスト(「スタート」)の両方があります。XPのスタートボタンは近年のものとはかなり異なり、横長で右端が湾曲しています。Windows VistaやWindows 7と同様に、エディションやアーキテクチャの種類は「コントロールパネル」→「システム」で確認できます。
まとめ
- Windows 10では、設定アプリを使う方法と、「ファイル名を指定して実行」ダイアログまたはスタートメニューに「winver」と入力する方法の2通りでバージョンを確認できます。
- Windows XP、Vista、7、8、8.1などの他のバージョンでも手順はほぼ同じで、コントロールパネルからアクセスできる「システム」にすべてのバージョン情報が表示されます。
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以上の手順で、お使いのWindowsのバージョンを確認できたと思います。それでも疑問が残る場合は、コメント欄からお気軽にお問い合わせください。
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