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Gitの「git init」コマンドを取り消す方法【Windows・Linux対応】

Gitは、アプリケーション開発中にソースコードの変更履歴を追跡するためのバージョン管理システムです。各開発者のコンピュータ上にコードベースのコピー(リポジトリ)が保持され、チームメンバー間での作業の調整や、コードの整合性の維持、すべての変更履歴の追跡が可能になります。

git init」コマンドは、新しいプロジェクトを開始する際に最初に実行されることが多いコマンドです。このコマンドを実行すると、カレントディレクトリに新しいGitリポジトリが作成されます。既存のプロジェクトをGitリポジトリに変換することも、まったく新しいリポジトリを作成することもできます。

しかし、「間違ってinitを実行してしまった」「リポジトリとして管理したくないフォルダだった」といった場合には、この操作を取り消したくなることもあるでしょう。本記事では、git initによって作成されたリポジトリを削除し、変更を元に戻す方法をOS別に解説します。

Gitの「init」コマンドを取り消す方法

「git init」コマンドの実体は、隠しフォルダ「.git」を作成することです。そのため、この操作を取り消すには、作成された.gitフォルダを削除すればOKです。Gitはそれ以外の場所に情報を保存しないため、フォルダを削除すればプロジェクトはinit実行前の状態に戻ります。

削除方法はLinuxとWindowsで若干異なります。以下の手順に従って、正確にコマンドを実行してください。

方法1:Linuxの場合

Linuxでは、ターミナルからコマンドを実行して.gitフォルダを削除します。手順は以下のとおりです。

  1. Ctrl」+「Alt」+「T」キーを押してターミナルを開きます。
  2. プロジェクトのディレクトリに移動していることを確認し、以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
    rm -rf .git
  3. これにより、.gitフォルダが完全に削除され、initコマンドによる変更が取り消されます。

注意:「rm -rf」は強制的に再帰削除を行うコマンドのため、入力ミスに十分注意して実行してください。誤って別のフォルダを指定すると、データが復元できなくなる恐れがあります。

方法2:Windowsの場合

Windowsでは、コマンドプロンプトから専用のコマンドを使用して.gitフォルダを削除します。管理者権限でコマンドプロンプトを起動して実行しましょう。

  1. Windows」キー+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. cmd」と入力し、「Shift」+「Ctrl」+「Enter」キーを押して管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
  3. 以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
    rmdir .git
  4. リポジトリ内にサブフォルダが存在する場合は、代わりに以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
    rmdir /s .git
  5. これで「init」コマンドによる変更が完全に取り消されます。

まとめ

git initの取り消しは、作成された「.git」フォルダを削除するだけで完了します。Linuxでは「rm -rf .git」、Windowsでは「rmdir /s .git」を使うのが基本です。削除前に現在いるディレクトリを必ず確認し、誤って別のフォルダを消さないよう注意しましょう。なお、コミット済みの履歴もすべて失われるため、必要なデータは事前にバックアップしておくことをおすすめします。

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